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シンプルなデバイスで外出先から電源をon/offさせるSwitchBot の魅力とは

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SwitchBotはどのようなしくみで動くの?

SwitchBotの仕組みは非常にシンプルです。

物理的に、ボタンの横に両面テープで小さなボックスを配置します。すると、そのボックスからミニバーが出てきて、スイッチをオフにしてくれるという仕組みです。

ボックスを配置して外部からスマホで操作することで、スマホ上のアプリのボタンを押すだけで、ミニバーが出てきて電源をオフにしてくれます。これによって、各種家庭内の機器の電源を遠隔地から自動で切ることができます。

 

電源をオフにするだけでは足りない?

実は旧型のスイッチを押してくれるこのSwitchBotですが、電源をオフにするだけでは不完全だと思いませんか?実際に利用する際には、オフだけでなく、オンにもしてくれないと意味がないのです。

そこで、オンにするための小さなユニットもついています。ユニットをSwitchBotのボックスにつけると、今度は反対側のボタンを押してくれて、オンにすることが出来るという仕組みです。

ですが、オフにするミニバーが小さく、使い終わったらボックスに収納されて、帰宅してからの手動での電源操作に支障がないのとは反対に、このユニットを使ってのオンは、手動操作の際には多少邪魔になります。そのため、ユニットは取り外せるようになっています。

小さな透明のケーブルでボックスにユニットをつけられるようになっており、取り外して、通常の電源のように使うことができます。ボックスそのものは、スイッチの隣につけるものなので、もともとそれほど邪魔にはなりません。ボックスの大きさは手のひら程度で、両面テープで壁に貼り付けて使用します。

 

SwitchBotによって、生活はどう変わる?

SwitchBotを利用することによって、より効果的に節電することができるでしょう。SwitchBotそのものはバッテリーが必要なのですが、家庭内で使われる待機電力の量は、10%という調査もあります。そうした無駄な電気の消し忘れなどを防ぐことができるため、節電効果が高くなり、非常におすすめです。

また、外から家に帰る前に、電源を外部から操作することができます。物理的なスイッチですので、オン・オフの効果が最も高いものは、まずは照明でしょう。

自宅にかえるタイミングを知られたくないというような女性は多いと思います。そうした一人暮らしで防犯を考える女性がSwitchBotを利用すれば、外出先で帰宅の1時間前にスマホでSwitchBotを使って家の照明をオンにして、そのまま帰宅する、というような手法が使えます。

これならば、ある一定の防犯効果は考えられるでしょう。実際に、空き巣や痴漢犯罪者は、家の電気のオン・オフのタイミングを見計らって、犯行に及ぶというデータがあります。そこで、外部から家の電源を操作できれば、家に帰ってきたとみせかけるタイミングをずらすことができるので、高い防犯効果を得ることができます。

都会での女性一人暮らしには、必ず防犯問題がつきまといます。そのため、照明をつけたり消したりできるこのSwitchBotは、非常に効果的であると言えます。

 

通信はBluetoothとWi-fiの2種類から選択

通信については、SwitchBotとスマホ間の操作は家の中ではBluetoothでも行うことができます。しかしながら、Bluetoothだと利用できる距離は家の中程度に限定されてしまいます。

そのため、外出時にはSwitchLinkと呼ばれるアイテムを使って、遠隔操作します。これならば、SwitchLinkはWi-fiおよび無線LANを使っていますので、インターネット越しに操作が可能です。

室内でこのSwitchBotを使うことはあまりないかもしれません。立ち上がってボタンを直接操作したほうが早いからです。やはりSwitchBotのメインの使い方としては、外出先から電源を操作するケースでしょう。

以上、SwitchBotについて詳しくご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

実際のところ、多くの家電製品は主電源を単純にオン・オフしただけでは本格的な稼働をしないのが特徴です。そのため、SwitchBotで実際的に利用できるスイッチといえば、現時点で考えられるのは照明などだけですので、そのあたりを注意して導入を検討してみてください。

なお、SwitchBotはクラウドファンディングで作られており、非常に安価です。気になる方は購入を検討してみるのも良いのではないでしょうか。