suicaにも対応したスマートウォッチ!wena3とは
wena3とは「ソニー」の販売しているスマートウォッチで、旧ブランド名は「wena wrist」でした。
アナログ時計の美しさをスマートウォッチへ取り入れられるように工夫されており、バンド側にディスプレイを搭載しているのが特徴です。
ユーザーは手首を返した状態でメールのチェックや歩数の確認などを行います。
バンド側にスマートウォッチ機能を集約しているので、時計盤部分は自由に組み替えできます。
このため以下のような使い方ができるのがメリットです。
・ソニー純正の時計盤から好きなモデルを選ぶ
・自分が気に入っている腕時計の時計盤を組み込んで引き続き使う
またwena3本体には「アレクサ」が搭載されており、
・今日の天気やニュースを聞く
・リマインダーをセットする
・スマートホーム機器を管理する
といった操作もできるようになっているのがポイントです。
スマートホームをすでに構築している方にも、wena3はおすすめのモデルになっています。
さらに決済機能も搭載されているので、iPhoneやAndroidスマホなどを取り出さなくてもバンド部分を決済端末にかざすだけでお買い物を済ませられるメリットも魅力になっています。
wenaシリーズは今まで下記の決済サービスに対応していました。
・楽天Edy
・iD
・QUICPay
そして、2020年11月27日付でsuicaも仲間に加わりました。
日ごろから鉄道を利用したり電子マネーを使ったりしている方は、wena3を購入すると決済がスムーズになり煩わしさがなくなるでしょう。
また現在wena3ではsuicaのみAndroid端末とiPhone両方での初期設定に対応しているので、suicaユーザーでAndroidスマホしか持っていない方にとっては朗報です(suica以外の決済サービスはiOS端末から初期設定を行う必要がある)。
【発行や残高表示など】実際にwena3のsuicaでどんなことができる?
wena3ではsuicaに関して次のような機能が利用可能です。
suicaの新規発行
wena3には専用アプリが用意されており、そこからsuicaの新規発行が可能です。
わざわざモバイルsuicaを用意して起動させる必要がありません。
発行したsuicaデータをwena3へ送ると、そのまま利用できるようになります。
Google Payからの残高チャージ
wena3のsuicaに対して、Google Payから残高をチャージできるようになっています。Google Payからチャージできるようにしておけば、チャージ時に煩わしさを感じる必要はありません。
発券機などで現金をチャージ
一部の駅にはトレイ型の券売機などが設定されています。対象の券売機からwena3へ残高をチャージして送る操作もできるようになっています。
緊急でチャージしたいときなどに使えるでしょう。
公共交通機関での電子マネー利用
wena3を使うと通常のお買い物はもちろん、suica決済に対応している電車やバスの料金もその場で支払えるようになります。
suicaのカードやモバイルsuicaをいちいち取り出して決済するのは、手が空いていないとき特に面倒です。しかしwena3から決済できるようになれば、手がふさがっていても簡単に支払いを済ませられるので便利です。
残高の表示
wena3では、本体からsuicaの残高を表示できるようになっています。
suicaに残高があるかアプリから確認するのが面倒な場合でも、手元から操作して簡単に支払いに余裕があるかを確認できるのはメリットです。また利用履歴の表示はスマホアプリから可能になっています。
JRE POINTを貯める
suica発行元の「JR東日本」では、「JRE POINT」というポイント制度を提供しています。そしてwena3からの決済でも問題なくsuica経由でJRE POINTを貯められるようになっています。
ポイ活をしている方でもwena3を使って、効率よくJRE POINTを貯めながらスムーズな決済が楽しめるのがメリットです。ただしJRE POINTの会員サイトに登録を行う必要があります。
再発行や残高引継ぎなどは不可能!wena3のsuica機能の注意点
wena3ではsuicaのいろいろな機能を使えますが、残念ながら対応していない機能もあります。
・suicaカードの再発行
・機種変更による残高引継ぎ
・JRE POINT によるチャージ
デメリットも知った上でwena3を購入できるようにしておくと安心です。
suicaを使っている方はよりスムーズに支払えるようになるので、ぜひwena3の購入を検討してみてください!