ソニーのスマートウォッチ「wena3」って?
画像引用元:http://wena.jp/lp/wena_3/
スマートウォッチといえば、Apple Watchに代表されるように文字盤(ヘッド)とバンドが対(つい)になった商品を指すのが一般的ですよね。
ところがソニーのスマートウォッチ「wena3」では、スマートウォッチとしての各種機能をすべてバンドのバックル部分に組み込んでいます。つまりバンドそのものがスマートウォッチなのです(文字盤とセットで販売されているものもあります)。
バンドさえ装着できれば文字盤(ヘッド)部分は自由に組み合わせることができますので、今お使いの普通の時計に「wena3」を取り付ければ、あっという間にスマートウォッチ化させられるというわけです。
「wena3」でできること
歩数や消費カロリー、最大酸素摂取量(VO2 Max)などを計測したり、眠りの深さや心拍数のゆらぎをチェックしたりして、装着している人のストレスレベルやエネルギー(体力的な)残量を推定することが可能です。
またメールやスケジュールチェック、アラームやタイマー、各種通知機能などスマートウォッチに求められる基本機能はすべて詰まっていると考えてよいでしょう。
見事な曲線を描くモジュールが超オシャレ
「wena3」のスマートウォッチとしての機能は、バンドのバックル部分に搭載されたモジュールに集約されています。当然、手首の形に合わせてカーブを描かなければいけませんよね。
モジュール部分は高い堅牢性を誇るとともにスタイリッシュで高級感を醸し出すステンレススチールが使われており、見た目がオシャレです。
しかも手首の形状に合わせてモジュールが曲がる、カーブドデザインを採用しています。とにかくオシャレなスマートウォッチです。
Suica対応なのが超便利!
画像引用元:http://wena.jp/lp/wena_3/e-money/index.html
Suica対応のスマートウォッチはいくつもありますが、そのほとんどはバンドと文字盤(ヘッド)が一体型のため、毎日同じスマートウォッチを身に着けなければなりません。
ところがソニー「wena3」はバックルのモジュールさえあればスマートウォッチとしての機能を果たせますから、文字盤(ヘッド)部分だけ気分に合わせて変えることができるのです。
使い方はスマホなどと同じように「かざす」だけですから、スマホを取り出す必要も、アプリの立ち上げや切り替えも必要ありません。
「wena3」でできる主なSuicaの機能
- 鉄道やバス・買い物などの支払い
- クレジットカードによるチャージ
- 券売機等に現金を入れてのチャージ
- 残高表示や前日分までの履歴の表示
- 「新幹線eチケット」などを使った新幹線への乗車 など
一例ですが、ほぼスマホアプリと同様の使い方ができます。
スマホのように手に持ったり、立ち上げたり切り替えたりする必要がない分、かなり利便性が高いと言えるでしょう。
楽天Edyなどほかの電子マネーにも対応しています。
Amazon アレクサ(Alexa)搭載でスマートホームも実現!
画像引用元:https://www.sony.jp/smartwatch/products/wena3_metal/index.html
「wena3」の魅力はまだまだあります。
本体にAmazonが誇るAIアシスタント「アレクサ」が搭載されており、ボタンを押して話しかけるだけで天気やニュース、調べ物やスケジュールの確認などもできます。
スマート家電の操作もバッチリ
アレクサといえばAmazon Echoのようなスマートスピーカーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
スマートスピーカーはもちろん便利ですが持ち運びはしませんよね。
「wena3」は身に着けるウェアラブルデバイスですから、いつでもどこでもアレクサと一緒です。
もちろん、連携しているスマートリモコンを使ってテレビをオン・オフしたり、外出先からエアコンをオンにしたり、ベッドの中から家中の家電をオフにしたりすることも可能です。
Qrio Lockにも対応!
人気のスマートロックQrio Lockにも対応しています。「wena3」を身に着けた状態で玄関に近づくと、ワンタッチでドアを開けることができます。物理キーが不要なのはもちろん、スマホさえも取り出さずに済むようになります。
今後もwena3から目が離せない理由
このように魅力満載のソニーのスマートウォッチ「wena3」ですが、実は今後も目が離せない理由があります。
というのも、ソニーは「wena3」のモジュールを時計メーカーに外販することになっているからです。
これにより、時計メーカーがそれぞれ自社の時計に「wena3」を組み込むことができるようになります。
今後、あなたがもし新しく時計を買ったとき「最初からwena3が搭載されている」という状態になっているかもしれませんね。
「wena3」の価格は?
画像引用元:https://www.sony.jp/smartwatch/products/wena3_metal/index.html
2020年11月15日時点、ソニーの公式サイトで確認できた「wena3」は、文字盤(ヘッド)なしのバンドのみで3機種がラインナップされていました。
メタル、レザー、ラバーの3種類があり、メタルは33,000円から、レザーは30,000円から、ラバーが24,000円からという価格帯です(いずれも税別)。
Suica対応やアレクサ搭載など豊富な機能を備え、かつ高品質で湾曲するモジュールが超オシャレという、非の打ち所のないソニーのスマートウォッチ「wena3」、この価格ならぜひ手に入れてみたいと思いませんか?