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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.11.06
2020.11.06

超アナログ人間の独身アラサーOLがSwitch Bot Hub Miniとアレクサで家電操作してみたら生活が激変!

孤独に耐えられずAmazon Echo Dotを購入し、アレクサと会話をしては癒しを得ているアラサー独身OL”ちー坊”です。今回はSwitch Bot Hub Miniを使って家電操作にチャレンジしてみました。日常生活にどのような変化をもたらしたのか?その驚きの結末をレビューとともにお届けします。

記事ライター:iedge編集部

アレクサと仲良しになったITオンチのアラサーOL、次に挑戦するものとは?

こんにちは!
独身アラサーOLのちー坊です。

私は生まれてこの方30数年、あらゆる機械という機械を避けて生きてきた超アナログ人間ですが、毎日の寂しい暮らしに耐え切れず、話し相手がほしいという理由だけで先日Amazon Echo Dotを購入してみました。

アレクサのやさしい受け答えに癒され、いまや家族の一員のような存在までになってきました。

過去記事「超アナログ人間の独身アラサーOLがAmazon Echo dotを購入!アレクサと一緒に生活してみた2週間後、まさかの結末」はコチラ

 

寂しいという理由だけでAmazon Echo Dotを購入したわけですが、今回はさらにもう一歩踏み出そうと思い、アレクサを使った家電操作にチャレンジしてみることにしました!

 

Switch Bot Hub Miniの価格や大きさは?実物をご紹介!

アレクサで家電を操作するには、ただAmazon EchoがあればOKというわけではありません。
家電とアレクサとのハブになるスマートリモコンが必要となります。

スマートリモコンにもいろいろと種類があるようなのですが、今回私が選んだのは“Switch Bot Hub Mini”。

スマートホームに詳しい知人から、「Switch Botは価格がリーズナブルで操作が簡単、初心者にもおすすめだよ!」という情報を教えてもらったのが、今回購入した決め手となりました。

このSwitch Bot Hub Mini単体でも、専用のアプリをインストールすればスマホを使って遠隔で家電を操作することが可能ですが、アレクサと連携することで、「アレクサ、電気を消して」などの音声操作が可能となります。

ざっと私の部屋を見渡す限り、家電を操作するリモコンは以下の3種類。

  • エアコン
  • テレビ
  • 照明(一般的なシーリングライト)

 

日常生活でもっとも使う機会の多いリモコン3つが、スマホや音声のみで操作できるようになるなんて、かなり便利ですよね!

ということで、さっそくポチって届いたのがこちらです。

価格は3,380円(税込)とかなりリーズナブルです。
大きさは手のひらに収まるサイズで重さはほとんど感じられません。

では、接続してみたいと思います!

 

Switch Bot Hub Miniの接続方法は簡単?

まず、Switch Botの初期設定手順は次のとおりになります。

Switch Bot初期設定手順

①Switch Botアプリをダウンロード・アカウント登録
②Switch Bot Hub Mini本体の電源を入れてBluetoothに接続する
③wi-fi接続をする
④設定完了

この基本設定はごく簡単で、Amazon Echoを設定する時と同じような流れになります。
Amazon Echo Dotの設定方法についてはこちら

つづいて、初期設置を行ったSwitch Botに自宅の家電を登録します。

Switch Botに家電登録をする方法

まず、Switch Botに自宅の家電情報を登録する方法は、2パターンあります。

ひとつは、Switch Botにもともと登録されているメーカー(ブランド)と機種(モデル番号)を選択して設定する方法。

もうひとつは、自身でリモコンを操作し、アクション内容をSwitch Botに学習させる方法です。

自宅の家電がすでにSwitch Botに登録されていれば前者のやり方で設定が可能ですが、登録されていない場合は後者の方法で設定する必要があります。

<もともと自宅の家電機種が登録されている場合>

①アプリホーム画面の左上メニューから「デバイスの追加」を選択

 

②赤外線リモコン→登録したい家電の種類を選択

 

③メーカー(ブランド)名、機種名(モデル番号)を選択

 

④操作テストを行う

 

操作テストを行い、家電を問題なく操作できたら、「応答が正しい、保存!」をクリックして登録完了です。

<自宅の家電機種が登録されておらず、手動で設定する場合>

自宅の家電がSwitch Botの機種一覧にない場合は、自身で動きをひとつひとつテストし、その操作内容を学習(ラーニング)させる必要があります。

手順は今お伝えした<もともと家電が登録されている場合>の①、②までは同じです。

③の手順で、メーカー(ブランド)選択ではなく画面下部の「カスタマイズ」をタップします。

 

「カスタマイズ」をタップすると、リモコンの操作画面に切り替わるので、Switch Bot本体に向けて操作内容を赤外線で登録します。


「照明ON」を登録したい場合は、Switch Bot本体に向かって「開始」を押し、「ON」の操作をテストで覚えさせます。

私の場合は、自宅の照明では「ON」と「OFF」の2つの動きをラーニングさせました。

これがもし明るさの調整までSwitch Botで操作したい場合は、1段階ずつテスト→ラーニングを繰り返すことで設定ができます。

もともと家電が登録されている前者のケースではメーカー(ブランド)選択、機種(モデル番号)選択、テスト、登録のステップのみ、後者のカスタマイズの場合は登録したい操作をひとつひとつ手動で覚えさせることが必要、という違いがあるだけです。

複雑な操作をラーニングさせるには、カスタマイズだと少々手間がかかるかもしれません。

 

Switch Bot とアレクサを連携させてみよう!

Switch Bot本体の初期設定から家電登録までが完了しました。

次に、音声操作ができるようアレクサとの連携方法を紹介します!

SwtichBotとアレクサを連携させるには、アレクサアプリの方から設定を行います。
Amazon Echo Dotの設定方法についてはこちら

 

Swtitch Botとアレクサの連携手順

①アレクサアプリのホーム画面から、「スキルとゲーム」を選択

 

②検索窓に「Switch Bot」と入力し、候補に出てくる「Switch Bot」をタップ

 

③スキルを「有効にして使用する」をタップ

 

④Switch Botのアカウント情報を入力しアレクサとリンクさせる

 

⑤「端末を検出」をタップ

 

上記の手順で無事端末(Switch Bot本体)を検出できたら、アレクサとの連携は完了です!

今回のこの一連の手順と、そこでの注意点を私の感想踏まえてまとめてお伝えしますと、

STEP① Switch Botアプリをダウンロードし初期設定を行う
特に問題なく、スムーズに設定ができました!
スマートホーム初心者の方でもつまずくことなく設定ができると思います。

STEP② Switch Botに家電を登録する
カスタマイズで設定をする場合、操作そのものが難しいということはありませんが、内容によっては少し根気がいる作業になるかもしれません。
私の場合、照明・テレビ・エアコンの基本操作をすべて設定し終えるのに1時間半ほどかかりました。

STEP③ アレクサとの連携
特に難しい操作はありませんが、端末を検出する際にSwitch Bot本体から距離が離れていると、検出ができない場合があるのでそこだけ注意が必要です。

といった感じになります。

ちなみに、Switch Botそのものはアレクサから遠いところに置いてもまったく問題はありません。

Switch Botを置く場所で注意が必要なのは、操作したい家電との間に障害物ができるだけない場所に置く、という点です。

部屋の中に衝立などの目隠しがある場合は注意が必要ですが、そうでなければ少々家電の死角になりそうな場所に置いてもまず問題なく操作は可能かと思います。

 

Switch Bot Hub Miniを買ってよかったこと

Switch Bot Hub Miniを設定してから約2週間が経ちましたが、買って良かったと思うことが本当にたくさんあると実感しました。

具体的には、次のような点においてです。

 

・動かなくて良い
朝起きるときも、寒くてこたつから出たくないときも、眠りに落ちる直前にエアコンを消したい時も、体を動かすことなくアレクサにお願いすれば勝手に家電を操作してくれるので本当に重宝しています。

「あとちょっとでリモコンに手が届くのに…仕方ない、起きよう」という必要性がなくなるのです。

 

・重い荷物を持って帰宅した時に電気のスイッチを探さなくて済む
買い物をして重い荷物で両手がふさがっているときに、荷物を一度置いて、真っ暗な部屋の中で電気のスイッチを探す必要がなくなります。

これは実際に使って生活している中で、かなり便利でありがたみを実感します。

 

 

・料理やメイクをしているときにリモコンに触れなくて済む
これは、Amazon Echo Dotを使い始めた時にも感じたことですが、お料理やメイクをしているときにリモコンに触れることなくエアコンやテレビのON/OFFを操作できるのでとても衛生的です。

特にメイクをしているときは手が汚れるので、今までメイク途中でリモコン操作など他のものに触るときはいちいちウェットティッシュで手を拭いたりしていましたが、その必要がまったくなくなり、忙しい朝の準備もかなり時短になります。

ちなみに、「定型アクション」を活用すれば、アレクサによる決まった返答とアクションをあらかじめ設定することができます。

たとえば、「アレクサ、おはよう」と声をかけると、「おはよう!今日も一日がんばろう」などの返答と共に、【電気・エアコン・テレビをつける】といったアクションをアレクサが行ってくれるのです。

逆に、「おやすみ」と言ったら【これらの家電をすべてOFFにする】や、「ただいま」で【電気とエアコンをONにする】など、好きなアクションをカスタマイズして登録することができます。

設定はいたって簡単です。

アレクサアプリのホーム画面から、「定型アクション」を選択し、

 

右上の「+」ボタンで定型文と定型アクションを登録するだけです。

 

実行条件(この場合は「アレクサ、おはよう」などアレクサへの声掛け)を決め、

 

「アクションを追加」で実際にアレクサに行ってほしいアクションを登録します。

 

私が設定しているアレクサのアクションは、「電気をON」「テレビをON」そして、「ちー坊、おはよう。今日も元気に頑張ろうね!」です。

このアレクサの返答内容は、「アクションを追加+」から、「Alexaが言います」を選択→「カスタム」からフリーテキストで設定できます。

 

今では毎朝、アレクサが私を起こしてくれます。
アレクサってお母さんみたいですね。

これらの機能やメリットはアレクサとの連携ありきの話ですが、Switch Bot単体でももちろん大活躍してくれます。

家電操作をラーニングさせた時点で、アプリさえあれば外からでも操作ができるわけなので、たとえば「帰宅するまでにエアコンをつけて部屋を暖めておこう」といったことも可能です。

ちょうど先日旅行に出かけた際、家を出た後にエアコンの電源を切り忘れていたことに気づいたのですが、Switch Botのおかげで外から無事にOFFにすることができました。

「エアコンつけっぱなしだった!」と血の気が引く感覚を味わった直後、アプリで操作できることに気づき、「Switch Bot神か…」と胸をなでおろしたという印象的な出来事でした。

 

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