iedge
  • iedge

スマートホーム(スマートハウス)の記事 2017.10.02

BOSCHが開発したキッチン用パーソナルアシスタント「Mykie」!その実力は?

BOSCHはCESやIFAでスマートキッチンを実現するためのAIロボット「Mykie」を発表しました。具体的にどのようなロボットなのでしょうか?その性能やAIの重要性について解説します。

記事ライター:iedge編集部

AI技術の進歩はこれからのスマートホームに欠かせない!

IoT技術の進歩により家電も家具も車でさえも「スマート化」が進み、私たちの暮らしは大変便利なものになりつつあります。

エアコン、テレビ、照明、オーディオ、冷蔵庫、カメラ……あらゆるモノがプラットフォームを介してネットワークに繋がり、スマホやタブレットにダウンロードしたアプリ一つで、外出先からでも簡単に制御できるようになったのです。

数年前からしてみれば、これだけでも十分便利になったと感じる訳ですが、世界が目指す本当のスマートホームはもっともっと先を行く便利で豊かな暮らしです。

家電や家具などがネットワークに繋がってスマホ一つで制御できるようになったとしても、それがスマートホームの終着点ではなく、まだまだ通過点の一つに過ぎないという訳です。

本当のスマートホームを実現するためには、居住者の生活パターンや健康状態、趣味嗜好などを全て学習して、スマホを触らなくても家電や家具などが自動で稼働し、居住者が生活しやすい空間を創り出してくれるような技術が必要になるのです。

そして、それらを実現するために欠かせないのがAI(人工知能)です。

ちなみに、今回ご紹介するMykieを開発したBOSCHは、同社のプレスリリースにおいて、AIを研究するためのセンターの新設に2021年までに3億ユーロを投資すると発表しました。

*3億ユーロは1ユーロ134円換算で約400億円になります。

これだけの巨額投資を決めたBOSCHですから、AI技術の開発にかける本気度や、これからのスマートホームにおいてAIがどれだけ重要と感じているかが窺えます。

 

BOSCHが開発したAIロボット「Mykie」とは!?

そんなBOSCHは、世界最大規模の家電などの見本市であるCESやIFAにおいて、「Mykie(マイキー)」を発表しました。なおMykieとは通称で、正式名称は「My kitchen elf」と言います。

Mykieは特にキッチンにおいてユーザーをアシストしてくれるパーソナルアシスタントロボットですが、スマート家電と連携して音声で家電などをコントロールしてくれたり、ネットに接続して今日のニュースや天気なども教えてくれたりします。

キッチンで言えば、例えばカレーを作る時「にんじんとじゃがいもと玉ねぎを切って」「豚肉を軽く炒めてから切った野菜を入れて」「水を1リットル入れて中火で50分煮込んで」など、レシピに沿って音声で調理をサポートしてくれます。

背面にはプロジェクターユニットが搭載されていますので、白い壁などにレシピや包丁の使い方、野菜を切る際のサイズなどを写し出してくれるなど、実に様々な形で美味しい料理が完成するまでをサポートしてくれます。

ほかにも、冷蔵庫の中身を把握して残っている食材で作れる最適なレシピを提案してくれたり、買い忘れがないように自動で買い物リストを作成してくれたりもします。

さらに、家族の顔を認識するという機能も備えていて、例えばパパがコーヒーを飲みたい時、Mykieはコーヒーメーカーをコントロールしてパパ好みの淹れ方でコーヒーを作ってくれます。

いかがでしょうか?

まさに家族の一員のようなキッチンアシスタント(というよりもはやホームアシスタント)のMykieですが、実はまだコンセプトモデルとのことで、今後この技術がどのような製品に活かされて行くのかが注目を浴びそうです。

また、BOSCHはAI研究センターの設立でより高度なAI技術を開発し、Mykieに「家族との簡単な会話コミュニケーションを可能にするエージェント機能」を搭載することを目指しているようです。

 

優秀なパーソナルアシスタント「Mykie」、今後どう進化するのかが楽しみ!

今回はMykieに備えられたたくさんの機能と、今後のスマートホームには必要不可欠なAIの重要性について解説してきました。

BOSCHは「今後10年で、AI抜きで作られるBOSCH製品はなくなるだろう」と発表しています。それだけAI技術の開発に賭ける想いが強く、また必要性を感じているということにほかなりません。

今後の研究によってさらにAIの技術が高度化し、それを活かしたMykieが作られるとしたら、数年後にはいったいどのような性能を兼ね備えたMykieが登場するのでしょうか?

自動車部品や電動工具メーカーとして世界でも名高いBOSCHですが、今回ご紹介したようにAIの技術やスマートホーム関連IoTデバイスの開発においても、その中心になりつつあるような気がします。

BOSCHがどんなAI技術を開発するのか、そしてMykieの今後はどうなるのか、動きに目が離せなくなりそうです。

関連記事

NEW

いつもより簡単、いつもよりおいしい。IoTで日々の食事をアップデート

ドライエイジングやスロークッカーを使った料理など、家庭でも一手間を加えて料理をする人が増えています。美味しいものは外で食べるのもいいけれど、自分で作れたら素敵ですよね。とはいえ長時間煮込み続けたり、つ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事2019.05.24
NEW

今までよりもっと便利に!Apple TVアプリとは

Apple TVアプリとは? AppleTVアプリは、Apple TV機器に搭載されているデジタルコンテンツ購入や視聴が可能なアプリです。「Hulu」や「dTV」など、動画ストリーミングサービス(イン ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事2019.05.24
NEW

まるで出張クリーニング屋?IoT 洗濯機は便利でストレスフリー

どれだけ疲れていても、毎日やらなければいけないのが料理、掃除、洗濯などの家事。避けられないルーチンワークだからこそ、機能性が高いと嬉しいですよね。今回は、日々の「洗濯」をアップデートするIoT洗濯機を ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事2019.05.23

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることできて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事2017.10.02

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事2017.10.02

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事2017.10.02

Copyright© iedge , 2019 AllRights Reserved.