iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.08.20
2020.08.20

さよならGoogle Home。生まれ変わった「Google Nest」シリーズ、買うならどれ?

Googleのスマートスピーカーは「Google Home」シリーズから「Google Nestシリーズ」へと生まれ変わりました。この記事では、「Google Nest」シリーズ全4種類の価格・スペック・特徴を紹介します。

記事ライター:iedge編集部

Google HomeからGoogle Nestへ

Googleのスマートスピーカーと言えば「Google Home」ですが、実は2019年から「Google Nest」シリーズに名前を変えて生まれ変わっていることをご存知でしょうか。

旧シリーズ「Google Home」、「Google Home Mini」は、Google初のスマートスピーカーとして2016年にアメリカで、2017年に日本で発売されました。2018年にはディスプレイ付きのモデル「Google Home Hub」が登場しています。

そして2019年、「Google Home Mini」の後継機種として「Google Nest Mini」が発売されるなど、すべての製品が「Nest」シリーズに生まれ変わりました。「Google Home」及び「Google Home Mini」はすでにGoogleストアから削除され、購入できなくなっています。旧Homeシリーズに対応するNestシリーズの製品は次の通りです。

Google Home → 後継機種なし
Google Home Mini → Google Nest Mini
Google Home Hub → Google Nest Hub
Google Home Max(日本未発売) → Google Nest Hub Max
Google Wifi → Google Nest Wifi

 

Google Nestの種類

  Nest Mini Nest Hub Nest Hub Max Nest Wifi+拡張ポイント
価格 ¥6,050(税込) ¥9,900(税込) ¥28,050(税込) ¥31,900(税込、セット価格)
サイズ 高さ4cm

直径10cm

高さ11.4mm

幅177.8cm

高さ182.55mm、幅250.1mm Wifiルータ:高さ90.4mm、直径110mm

拡張ポイント:高さ87.2mm、直径102.2mm

スピーカー 40mmのドライバ 40mm フルレンジ スピーカー ドライバー 高音質ステレオスピーカー 40mmのドライバ(拡張ポイント)
ディスプレイ なし 7インチタッチスクリーン 10インチHDタッチスクリーン なし
マイク 3 2 2 あり
カメラ なし なし あり なし
カラー チョーク、チャコール、コーラル、スカイ チョーク、チャコール チョーク、チャコール スノー

Nest Mini

画像引用元:https://www.yodobashi.com/product/100000001005186783/

Nestシリーズで最も小型なスマートスピーカーです。直径10cmの手のひらサイズで、テーブルや棚の上に置くだけでなく、壁に掛けて使うこともできます。

タッチパネルがついていないので、基本的に音声で操作をします。音楽をかけたり、ニュースを聞いたりするのはもちろん、対応するスマート照明やテレビ、エアコンなどのIoT家電もGoogleアシスタントに話しかけることで操作が可能です。

先代の「Google Home Mini」に比べて、低音が2倍に強化されています。マイクも2基から3基に増え、音声認識機能が向上しました。

Nest Hub

画像引用元:https://www.yodobashi.com/product/100000001004419617/

Google Home Hubの後継機種で、7インチのコンパクトなタッチスクリーンディスプレイを搭載したモデルです。YouTubeの動画や、Googleフォトの写真を再生して楽しむことができます。カメラが付いていないので、ビデオ通話はできません。

Googleフォトの写真を再生するときは、アルバムを探さなくても「OK Google、ハワイで撮った写真を見せて」と話しかけるだけでOKです。また、「リアルタイム共有アルバム機能」を使うと、常に最新のベストショットを自動で選んで表示してくれます。

レシピやどこかへの行き方をGoogleアシスタントに訪ねたとき、画像や地図とともにディスプレイに表示してくれるもの、ディスプレイ付きモデルのNest Hubならではです。また、ディスプレイに表示されるダッシュボードで、家中のスマート家電やデバイスをコントロールすることもできます。

スピーカーはGoogle Nest Miniより性能が高く、リビングなど広い部屋でも大音量で聴くことができます。

Nest Hub Max

画像引用元:https://www.yodobashi.com/product/100000001005186781/

Nest Hubより大きいサイズのディスプレイを搭載したスマートスピーカーで、シリーズ内で最も多機能、高性能です。Nest Hubとの主な違いは、ディスプレイのサイズ、より高音質なスピーカー、ビデオ通話ができること、Face Match機能です。

76.2mmのウーファーを内蔵したデュアルステレオスピーカーを持ち、パーティーにも対応できる迫力ある大音量が楽しめます。そしてNest Hub Maxの最大の特徴は、カメラが付いていてビデオ通話や動画メッセージに対応していることでしょう。ビデオ通話や動画メッセージにはアプリ「Google Duo」を使用し、Nest Hub Max同士だけでなく、スマートフォンやタブレットとのやりとりも可能です。

Face Match機能は、カメラを通してユーザーを識別し、カレンダーの予定や動画メッセージなど、そのユーザー向けにパーソナライズされた情報を表示するものです。家族で1台のNest Hub Maxを使うことを想定しています。

さらにNest Hub Maxは、カメラを使って外出先から部屋の様子をライブビューで見ることもできます。画角が広いので、監視カメラや見守りカメラの代わりにも使えるのです。

Nest Wifi+拡張ポイント

画像引用元:https://www.yodobashi.com/product/100000001005250010/

Nest WifiはWi-Fiルーターで、これ自体はスマートスピーカーではありませんが、通信範囲を広げるための拡張ポイントがスマートスピーカーとしての機能も持っているのです。Nest Wifi ルーターは¥19,800(税込)、別売りの拡張ポイントは¥18,150(税込)、ルーターと拡張ポイントのセットは¥31,900(税込)で、セットでの購入がお得です。

拡張ポイントに内蔵されているスピーカーはNest Miniと同じものです。

関連記事

未来の住まいがここに!スマホや声で家電を操作できる 大阪の最新スマートホームショールームに行ってきた

  大阪に新たなスマートホームの体験拠点が誕生した。 株式会社アクセルラボ(本社:東京都新宿区)は、ハウスメーカーやディベロッパー、管理会社などの不動産事業者向けスマートホームサービス「Sp ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2024.05.14

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.