プラグ&プレイでいつでもスマート化
スマートホームのアイディアのひとつとして、「プラグ&プレイ」でいつでもスマート化できるというものがあります。Wi-fiと端末を使って、自由にいつでもどこでもスマートホームを実現するというものです。
たとえば、照明をプラグ&プレイで接続すれば、すぐさまWi-fiを通じてスマートフォンから操作できるようになるなどのアイディアがあります。従来ならば、セットアップが必要であったものを、照明を取り付けるだけでスタートできるようになるのです。
しかし、これはまだまだ実現していません。スマートホームは現在進行形のテクノロジーで、スマホの進化にもその発展が依存しているため、プロダクトが未成熟な部分があります。
その他のスマートホームのアイディア
その他のスマートホームのアイディアとして、玄関を開ければすぐにLEDライトが点滅するというものもあります。
また、寝室に入るとカーテンが上がるなどもスマートホームならではのアイディアでしょう。さらに、エアコンは自動でコントロールされ、快適な状態を常に作り出し、節電も可能になれば非常にありがたいですね。
ドアを開いたタイミングを検知するスマートホームのアイディアも良いでしょう。しかし、ドアの開閉にはさまざまな問題点があります。まず、誰かがドアを開けたかがわらかないという点です。それを検知するためには複雑なプログラミングが必要になるため、技術的な負担がかかってしまいます。
ジオフェンスを用いたスマートホームのアイディアとは
今度はジオフェンスをスマートホームに応用するアイディアを考えていきましょう。
ジオフェンスはそばにいくだけで場所を検知してくれて、さまざまなサービスが実現可能になるアイディアであり、実際にジオフェンスと連携したさまざまな商品が開発されています。たとえば、自宅の近くまで近づくと自動で部屋の明かりが灯り、同時に離れると消えるというサービスなどがあります。
ジオフェンスはAppleのiPhoneにも搭載されており、2014年頃にはすでに話題となっていた機能です。ジオフェンスは基本的に、スマートホームというよりはクーポンの配布などで使われてきたサービスですが、ここへ来てAppleのHomeKitを使い、ジオフェンシング機能が使えるようになりました。
Apple TVをハブとして購入する必要はありますが、ジオフェンスの機能は確実にアイデイアだけでなく実現しつつあります。
また、IoTを利用して自動車を自宅につなぐことも可能です。これはスマートホームとGPS機能を使って実現します。スマートホームをジオフェンスで囲って、GPSを通じてスマートホーム内部のBluetoothデバイスを検知し、それを人工知能に送ります。そして人工知能から送られた信号に基づき、家電製品をONにします。これは実際にIBMがワトソンを用いて実現しています。
その他にも、家の主人が帰宅するとジオフェンスが検知してくれて電気をつけたり、カーテンを開けたり、またエアコンを起動させるなどのIoTデバイスが実現します。
スマートホームのアイディアが思い浮かんだら
今回はスマートホームのアイディアについて見てきました。
これらのスマートホームのアイディアは、まだまだ発展途上です。スマートホームを現実のものとするには、開発キットが安くならなければ普及しないでしょう。
新しい事業を考えている方がスマートホームのアイディアを思いついたなら、すぐにでも試すことが大切です。そこからビジネスのアイディアが発展していくかもしれませんし、商売につながらなくとも次のビジネスの糧になってくれる可能性は十分あります。
スマートホームのアイディアはさまざまなものがあります。電気などの照明、そしてカーテン、エアコン、ドア、そして車やジオフェンスといったスマートホームのアイディアがありますので、ぜひ検討してみてください。特にジオフェンスには注目です。