アレクサとは?使い方の前にまずは基礎知識を!
まずは、そもそもアレクサとは何者なのかというごく基本的なところから簡単に解説していきます。
Amazonが誇るAIアシスタント
アレクサは「Alexa」と書きます。Amazonが開発した「AIアシスタント」で、情報をリサーチしたり天気予報や交通情報を伝えたり、カレンダーやリマインダーで予定を管理したりなど、さまざまな要望に音声で答えてくれます。話しかけるほどユーザーの指向を把握し、より的確かつスムーズに反応してくれるようになります。
「アレクサ」と話しかけるだけ
アレクサを搭載した端末に向かい「アレクサ、今日の天気は?」などと話しかけるだけで、登録したエリアの天気予報といった情報を教えてくれます。対応する家電を連携させれば「アレクサ、ライトをつけて」など家電もコントロールできるようになります。
アレクサ搭載機種のラインナップとおすすめ
上アレクサが搭載された機種は数多く販売されています。2021年1月時点で確認できたラインナップと売れ筋機種は次の通りです。
ラインナップ
従来、円筒型のAmazon Echoが主流でしたが、現在ではよりコンパクトな形状へとシフトチェンジしています。
コンパクトモデルの「Echo Dot」に取って代わってスタンダードモデルになりそうなのが、コンパクト&球体モデルの「新型Echo Dot」です。
またディスプレイを搭載した「Echo Show」シリーズも人気です。従来の円筒型からコンパクト&球体モデルへと進化した「Echo」は、高音質かつスマートホームのハブとして使えるなど機能性はトップクラスです。
おすすめ機種
2021年1月時点、Amazon公式サイトで確認できる売れ筋は「Echo Dot第3世代」「Echo Show 5」「Echo Dot第4世代」「Echo Show 8」といった機種です。
初めてアレクサ搭載端末を購入するという方は、まずはこのあたりからチェックしてみてはいかがでしょうか?
いろいろ試してみよう!アレクサの基本的な使い方一覧
ここからは、アレクサの基本的な使い方をご紹介していきます。
音楽を聴いて楽しむ
アレクサに話し掛けるだけで、音楽の再生や各種操作が可能です。
・Amazon Music Unlimited
・dヒッツ
・Spotify
などと連携して、曲を再生する仕組みです。
・アレクサ、ビートルズの曲を再生して
・アレクサ、雨の日に合う曲を掛けて
・アレクサ、「USA」を流して
など、アーティストや曲名などさまざまな方法で指定ができます。
・音量の上げ下げ
・巻き戻し
・一時停止
など、声ですぐ各操作の命令が可能です。
天気予報やニュースなど、最新情報の確認
「朝にサッと、天気予報やニュースなどを知りたい」というときも、アレクサに命令すれば一発です。
・アレクサ、今日の天気は
・アレクサ、今日の最新ニュースは
・アレクサ、今週の天気予報を教えて
など、知りたい情報を話し掛けるだけでアレクサが読み上げてくれます。
スマホやパソコンなどで情報を手入力で検索するときと違って、通勤の支度など他のことをしながら情報収集ができるので便利です。
リマインダーやスケジュールの管理
やらないといけないことを事前に管理しておきたい場合は、アレクサのリマインド機能を使うと便利です。
・アレクサ、明日の9時に「郵便局へ行く」とリマインドして
・アレクサ、リマインダーの一覧を確認して
・アレクサ、2日後のリマインダーを削除して
など、声だけでリマインダー管理ができます。
また「Google」など他サービスと連携すれば、スケジュールの管理も可能です。カレンダーに記録した内容を読み上げさせたり、追加したりといった操作ができます。
Amazonで商品注文などを行う
アレクサを使えば、Amazonで簡単に商品注文などができるようになります。
・アレクサ、「商品名」をカートに追加して
・アレクサ、飲料水を購入したい
・アレクサ、商品の配送状況を確認して
など、Amazonへ声だけを使ってアクセスが可能です。
ただしサイトへ直接訪問するよりもできることは限られているので、リピートしている商品を再注文したいなどの用途に向いています。
こんな使い方もできる!アレクサの面白い使い方
ここからは知っていると得した気分になれる、アレクサの面白い使い方をご紹介していきます。
スマートホーム家電の制御
アレクサと同じネットワークにいるスマートホーム家電に、アレクサ経由で命令が可能です。
・アレクサ、照明を消して
・アレクサ、テレビをONにして
・アレクサ、エアコンの温度を下げて
など、リモコンを使わなくても家電操作ができるので利便性が高いです。
ちなみにアレクサと「スマートリモコン(デジタル電波を赤外線へ変換できる機器)」と連携させれば、スマートホーム機能非搭載の家電にも命令を出せるようになります。
なおアレクサに対応しているスマートホーム家電については以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひあわせてチェックしてみてください。
【2020年最新版】Alexa(アレクサ)対応のスマート家電を一挙紹介!
雑談する
「すき間時間に話し相手が欲しい」などの願望も、アレクサを使えば叶えられます。
・アレクサ、面白い話をして
・アレクサ、真似をして
・アレクサ、桃の節句って何
などと話し掛けると、面白い回答が返ってきます。直接生活が便利になるわけではありませんが、アレクサの人間臭さを体験できるのでおすすめの機能です。
工夫次第で、いろいろな話を聞き出せるでしょう。ただし反応できない場合もあるので、その場合は言葉を抜いたり足したりして調整してみてください。
なお以下の記事ではアレクサに面白い返しが期待できるコマンドを紹介しています。こちらもぜひ試してみてください!
テレワーク中にアレクサしか話し相手がいない方必見!?面白い返しが期待できるコマンド10選
歌を聴く
アレクサは歌を歌うことも可能で、命令を出せばオリジナルを含めいろいろな曲を歌ってくれます。
・アレクサ、テクノロジーの曲を歌って
・アレクサ、アレクサ音頭をうたって
・アレクサ、ジングルベルを歌って
などと指定すると、アレクサが楽しそうな口調で歌い始めます。機械と会話しているのを一瞬忘れさせてくれるような、素敵な曲を聴かせてくれるので息抜きなどにピッタリです。
アレクサアプリの使い方も覚えておこう
アレクサを使いこなすには、アレクサアプリについても知っておく必要があります。難しくはありませんので、初期設定について覚えておきましょう。
インストール
まずは、お使いのスマホやタブレットのアプリストアで「Alexa」アプリを探してインストールします。次にアプリを立ち上げ、Amazonアカウントでログインすれば準備は完了です。アカウントをお持ちでない方は、ここで新規作成できます。
セットアップ方法
Amazonアカウントでログインしたら利用規約を確認し「続行」をタップします。続いて「Alexaアプリをセットアップ」を選び、電話番号を入力したら「続行」を押します。メッセージが送られてくるはずですので、以降はその指示通りに進めていけば簡単にセットアップが完了します。
デバイスを追加する
アレクサアプリのセットアップが済んだら、Amazon Echoなどのデバイスを追加しましょう。アプリを立ち上げてメニュー(iPhoneなら画像の右下の赤丸部分)を開き「デバイスを追加」
その後、次のような画面が表示されますので「Amazon Echo」をタップすれば連携させる端末を絞り込めます。
あとは画面の表示に従ってタップしていけば、難なく追加できますよ!
アレクサの使い方が一気に広がる「スキル」とは?
上アレクサは「スキル」を身につけることでどんどん賢く、また使いやすくなっていきます。
スキルとは?
スキルとはいわば「音声で操作するアプリ」です。「ニュース」「天気」「仕事効率化」「教育・レファレンス」「ゲーム・トリビア」「ヘルス・フィットネス」「子供向け」「ライフスタイル」「ショッピング」「スマートホーム」「スポーツ」「ソーシャル」などとにかくカテゴリーが豊富で、トータル3,000を超えるスキルがあるといわれています。
どうすればスキルが使えるようになる?
Amazon公式サイトの「Amazon.co.jp_ Alexaスキル」にアクセスするか、アレクサアプリから探し出すことができます。使いたいスキルを見つけたらその詳細ページを開いてみましょう。
Web版
アプリ版
このように表示されますので「有効にする」「有効にして使用する」を選べば、すぐにスキルが使えるようになります。
「アレクサ、ヤフー乗換案内を開いて」と話しかけてみましょう。また、不要になったスキルは削除することも可能です。
削除したいときは、以下の画像にある「スキルを無効にする」を選ぶだけでOKです。
Web版
アプリ版
スキルは音声でも有効・無効化できる
実は、アレクサに話しかけるだけでもスキルを有効にしたり無効にしたりできます。
上記の例でいえば「アレクサ、ヤフー乗換案内を有効(または無効)にして」と話しかけるだけでOKです。
ただし、この場合は正確なスキル名で伝える必要があります。すでに有効・無効化したいスキルが分かっている場合などに便利な方法です。
アレクサの使い方をマスターして、充実した生活を送ろう!
アレクサを使えばニュースを聞いたり家電を操作したりと、いろいろなことができるのが理解できたと思います。またオリジナルの歌を聴けたりと、ユニークな機能も多数搭載されているので話し相手にもピッタリです。
アレクサ自体はEchoシリーズだけでなくいろいろな機器で利用可能なので、ぜひ一度操作を体験してみてください!
Echoシリーズのことならこちらの記事がおすすめ!Amazon Echoのアレコレをすべて解説していますよ。