まずは“おやつが飛び出す”Petcube Bites
クラウドファンディングサービスKickstarterに登場して話題を呼んだPetcubeは、カメラはカメラでもペットと遊ぶことができてしまうカメラです。
カメラの種類は2つあり、それぞれ遊び方が異なります。最初にご紹介するのは、おやつが飛び出すPetcube Bitesです。
縦長で壁に取り付けることもできるタイプのPetcube Bitesは138℃のワイドアングル・1080pHDビデオカメラで、大容量のコンテナが搭載されており、その中に2ポンド(約907g)のおやつを収納することができます。
*なお、飛ばすことになりますので、中に入れるおやつは必然的に“カリカリ”なものに限ります。
中に収納したおやつはアプリで設定した時刻になると自動的にトスされ、最大で6フィート(約1.8m)まで飛ばすことができます。
ペットは、まるで飼い主におやつをそっとトスしてもらうような感覚で飛び上がったり、食べ損ねた時は追いかけたり、といったことを体験することができます。
もちろん、Petcube Bitesは普通のネットワークカメラとしての機能も搭載されていますので、スマホアプリで映像を見ながらペットに話しかけたり、お手、お座りなどの指示を出したり、ペット側の音声を聞くこともできます。
これで運動不足の心配なし?Petcube Play
続いてご紹介するのはPetcube Playです。
Petcube Bites同様に138℃のワイドアングル・1080pHDビデオカメラで、お互いの音声を聞いたり聞かせたりできる双方向オーディオを搭載しています。
形状はPetcube Bitesと異なりキューブ体になっていますので、どこにでも簡単に設置できますし、標準型トライポッド(三脚)マウントなどのオプションも用意されています。
このPetcube Playの最大の特徴は、内蔵されたレーザートイ(レーザーポインター)でペットと遊ぶことができるという点です。
ペット、特に猫を飼ったことがある方はよくご存知のことと思いますが、壁に映った光を動かすと必死になって追いかけて飛び上がって、捕まえられずにどんどんムキになっては追いかけて飛び上がって……を繰り返します。
これがペットにとっては非常に良い運動になり、またストレス解消にもなるのですが、不在の時間が長いとなかなか遊んであげるタイミングもなく、ペットの自主性に任せるしかありません。
その結果、退屈になったペットが暴れてティッシュを散らかしたりテーブルの上の花瓶を割ったり、というよく見る光景に出くわして困っている方も多いのではないでしょうか?
そんな時、このPetcube Playのレーザートイがあれば、外出先からでもスマホアプリを使って飼い主がペットの動きを見ながら指で動かすこともできますし、またオートプレイにしておけばカメラが自動でペットの相手をしてくれますので、まさにペットの運動不足・ストレス解消にはピッタリと言えます。
そのうえ留守宅の音や動きを検知し、異常があった場合にのみ警告を発し、スマホに通知してくれます。なお、カメラは「通常のノイズ」と「異常があった場合の音」を区別してくれるとのことです。もし受け取りたくない場合は、サイレントモードにしておくことで通知されません。
Petcube Careに加入すればさらに安心
Petcubeの各カメラで撮影した映像を録画してクラウドに保存できるサービスがPetcube Careです。
10日間または30日間いずれかを選ぶことができ、クラウドにアップした映像は見やすいタイムライン形式で表示されますので、1日のペットの様々な場面を簡単に再生して確認することができます。
飼い主がいないところで、ペットが普段は見せない表情や動きをしていたり、何かやらかしたりといった決定的瞬間が収められているかもしれません。
また、カメラが留守宅に異常が発生した場合に、警告メッセージを送信すると同時に録画も開始されるようになります。ペットの様子をすぐに確認できますので、万が一の際の迅速な対応にも繋がります。
ペットと一緒にいる安心感が得られるPetcube、ぜひ欲しい一台
ペットは今や私たちの大切なパートナーです。たとえ言葉が通じなくても私たちに大きな癒しや活力を与えてくれますし、飼い主である私たちもそんなペットを大切に育てたいと願うものです。
Petcube Bitesをリビングに、そしてPetcube Playを各部屋に置いておけば、いろいろな状態のペットを見守ったり遊んであげたりすることができますし、何らかの異常事態が発生した時もより速やかに確認しやすくなります。
なお、販売価格は参考ですがAmazon.co.jpでは、
Petcube Bitesが49,471円
Petcube Playが19.800円
で販売されています。
すでにペットを飼っている方、これから飼おうと思っている方はぜひチェックしておきたい次世代型ペットカメラです。