多くのChromebookでGoogleアシスタントが利用可能に
画像引用元:https://www.google.com/intl/ja_jp/chromebook/chrome-os/
Googleアシスタントといえば、これまでGoogle HomeをはじめとするGoogle製品でのみ利用できる音声アシスタントでした。Chrome OSを搭載したPixelbookやPixel SlateなどはすでにGoogleアシスタントにも対応していましたが、サードパーティー製のChromebookには対応していなかったのです。
そんな中、ついに2019年9月よりサードパーティー製のChromebookでもGoogleアシスタントの利用が可能となりました。端末にもよりますがGoogleアシスタントがデフォルトでオンになっているもの、自分で設定しなければならないものがあります(ただしChrome OSに組み込まれる形でのリリースのため、追加でデバイスが必要ということはありません)。
Googleアシスタントがサードパーティー製のChromebookに対応したことによって、より多くのChromebookユーザーの方が「OK Google、〜」を利用できるようになったというわけです。
ChromebookにGoogleアシスタントを設定する方法と注意点
ChromebookでGoogleアシスタントを利用するには、OSを最新バージョンにアップデートする必要があります。Googleアシスタントへの対応がリリースされたのはChrome OS77以降ですが、セキュリティーなどのアップデートもありますので、必ず最新バージョンでご利用ください。
ただし現在はアップデート休止中
新型コロナウイルスの影響と言われていますが、令和2年5月10日現在「Chrome」「Chrome OS」のアップデートは一時休止中です。現行バージョンは80(ベータ版は81)です。ただし現行バージョに関するセキュリティーアップデートは今後も行われるようですので、まずはChrome OSを最新バージョンにアップデートすることが先決です。
ChromebookでGoogleアシスタントを設定する方法
1.Chromebookを立ち上げ、右下の「時刻」を選ぶ
2.設定(歯車アイコン)を選ぶ
3.「検索アシスタント」で「Googleアシスタント」を選ぶ
4.「Googleアシスタント」をオンにする
デフォルトでGoogleアシスタントがオンになっていない端末をお使いの方は、この手順で簡単にChromebookにGoogleアシスタントを設定できます。
ChromebookでGoogleアシスタントを設定する際の注意点
職場や学校でChromebookをお使いの方は、少し注意が必要です。そのChromebookが「管理対象」になっている可能性があるためです。管理対象のChromebookだった場合、組織の管理者などがアクティビティーを監視したり、アプリのインストールやChromebookの使用方法を制限したりしている可能性があります。
まずはChromebookを立ち上げて右下の「時刻」を選んでみてください。そこに、管理対象デバイスであるアイコン(オフィスビルのようなアイコン)が表示されていたら、そのChromebookは管理対象となりますので、Googleアシスタントの設定について責任者の方に確認を取るなどしましょう。
Chromebook+Google HomeでGoogleアシスタントを使いこなそう!
Googleアシスタントは、Chromebookを持ち出す機会が多い方は、今回のGoogleアシスタント対応は非常にうれしいアップデートだったのではないでしょうか?
たとえば家でGoogle Homeに「予定を追加」しておき、外で作業中にChromebookのGoogleアシスタントで「予定を確認」したり、Google Homeでいつも聴いているお気に入りの音楽をすぐに再生したりといったことも可能です。
もちろん、Google Homeに連携させているスマートホームデバイスの操作にも対応しています。外出先でChromebookを使用中、エアコンをつけっぱなしだったことを思い出したら「OK Google、エアコンをオフにして」でエアコンを消せます。つまりアプリを立ち上げたりする必要がなくなるというわけです。
遅くなりそうなときは、帰宅前に電気をつけておくこともできますし、急な来客予定が入ってもルンバを動かして掃除してもらうこともできます。
ChromebookとGoogle Homeがあれば、より一層便利にGoogleアシスタントを使いこなすことができるはずです。ぜひ、快適なスマートホーム&Chromebookのある生活を手に入れましょう!