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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2017.10.02
2019.05.01

窓やドアに貼るだけ!誰でも簡単にできるスマートセキュリティ「Secual」とは?

スマートセキュリティ製品の開発・製造・販売などを手がける株式会社Secualが販売しているプロダクト、その名も「Secual」について、どんな製品なのかご紹介します。誰でも簡単にホームセキュリティができる時代の到来です。

記事ライター:iedge編集部

株式会社Secualについて

株式会社Secualは2015年6月に設立されたばかりの新会社で、東京都渋谷区に本社を置くスマートセキュリティ製品の開発、製造、販売などを行っている企業です。

「安心をもっとカジュアルに」
「ホームセキュリティをもっと身近に」

などのコンセプトを掲げ、第一弾としてSecualを発売しました。社名がそのまま商品名になったということですから、同社を代表するスマートデバイスであることは間違いないでしょう。

2017年8月には大手住宅設備企業の株式会社LIXILと資本業務提携して「次世代の窓」をコンセプトとした住宅向けの次世代製品の共同開発に乗り出すなど、IoTやスマートホームの活性化に積極的に取り組んでいる企業でもあります。

*さらにこの発表の直後、NHN CAPITALからも資金調達したことを発表しており、同社の開発・製造はより一層加速化するものと思われます。

そんな株式会社Secualが販売している「Secual」とはどんなスマートセキュリティ・デバイスなのでしょうか?

 

窓やドアに貼るだけ!1万円台から始められるSecualとは?

配線、工事、特別な工具なども不要、ただ窓やドアに貼るだけで今すぐホームセキュリティを始めることができるのが「Secual」です。

センサーの大きさは縦横70mm、厚さ8mm、基幹製品となるゲートウェイの大きさは縦53mm、横70mm、厚さ25mmといずれも小型で、重さもセンサーが55g、ゲートウェイが110gとコンパクトに仕上がっています。

料金はセンサーが3,780円(台/税込)、ゲートウェイが5,940円(同)ですので、例えば一人暮らしであれば玄関とリビング、寝室に貼るとしても1万円台で収まり、初期費用を気にせず気軽にホームセキュリティを始められます。

*別途、ゲートウェイ1台あたり税別980円の月額使用料が必要になります。

配線不要のため、賃貸に住んでいる人や引っ越しが多い人でも導入しやすいという特徴があります。

続いてSecualの使い方や機能について見ていきましょう。

 

Secualの使い方や機能について

Secualが自宅に届いたら、ゲートウェイを電源に差し込んで自宅のWi-Fiに接続し、スマホには専用のアプリをインストールして連携させます。

あとはセンサーを窓やドアに貼り付ければ準備は完了しますので、誰でも簡単に使い始めることができます。

*センサーは電池駆動です。
*Wi-Fiの対応帯域は2.4GHz(802.11 b/g/n)のみです。

センサー、ゲートウェイ、スマホが連携することで、例えばセンサーが窓やドアの衝撃、振動、開閉などを検知するとゲートウェイに情報が送られ、ネットワークを通じてスマホに通知されるという仕組みです(セキュリティONの時のみ)。

また、ゲートウェイには大音量の警戒アラームを鳴らす機能が搭載されていますので、万が一侵入者がいた場合には威嚇することができます。

さらに、アプリでは事前に家族や信頼のおけるご近所さんなどを登録しておくことで本人以外にも異常が起きていることをリアルタイムで共有することができますので、警戒を呼びかけたり、通報や状況確認を依頼したりすることも可能です。

 

Secualはこんな場面で活躍する!

家族で暮らしている人はもちろん、高価なセキュリティシステムにはちょっと抵抗があるという方や、大掛かりなシステムを設置しづらい賃貸物件に住んでいる人や、女性の一人暮らしなどの防犯対策としても最適です。

旅行や出張が多く家を留守にしがちな人も、異常があればリアルタイムに通知されますし、事前登録したグループにも同時に通知が届きますので、安心して家を空けることができます。

また、小~中規模の事務所や店舗の夜間防犯対策としても有用です。ドアや窓はもちろん、売上金を保管してある金庫のドアなどに取り付けるのも活用方法のひとつです。

ほかにも、例えば離れて暮らしている高齢の両親の見守りなどにも最適です。トイレや浴室、リビングのドアなどに取り付けておけば開閉されているかどうかが分かりますので、異変を感じたらすぐに気づくことができます。

なお、正常に利用するためにはゲートウェイが安定して常時Wi-Fiに接続されていることが条件となりますので、利用前に確認しておきましょう。

 

見舞金制度もあるSecualはホームセキュリティのスタンダードとなるか?

Secualを設置した場所において不法侵入が確認された場合、規定に基づいて家具等の損傷も含めて一律3万円の見舞金が支払われます(警察への被害届の提出・受理が条件です)。

他のIoTデバイスとの連携や新たな機能の追加などがあれば、安価で手軽に始められるSecualは今後のホームセキュリティのスタンダードとなるかもしれません。

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