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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.05.25
2020.05.25

世界で一番人気のスマートタグ「Tile」全6機種を比較してみた

財布や鍵をなくしがちな人にぜひ取り入れてほしいIoT製品がスマートタグです。スマートタグの中でも世界で最も使用されている「Tile」シリーズについて、各機種の違いをレビューします。新しく生まれたサブスクリプションサービスもチェックしてみて下さい。

記事ライター:iedge編集部

スマートタグとは

画像引用元:https://thetileapp.jp/

スマートタグは、キーホルダーやカードの形をした小さなIoTデバイスです。スマートタグとスマートフォンをBluetoothでペアリングし、鍵や財布など無くしやすいものに取り付けることで、紛失の際に容易に探すことができるようになります。

例えば、部屋の中でスマートタグをつけたアイテムが見つからないときは、スマートフォンアプリからスマートタグを呼び出します。スマートタグから音が鳴り、すぐにアイテムを見つけることができるでしょう。逆に、スマートタグのボタンを押してスマートフォンを鳴らすこともできます。

また、スマートタグとスマートフォンのペアリングが切断された地点がアプリ上に記録されるため、スマートタグをつけたアイテムを紛失した場所をある程度特定することができます。スマートタグ本体にGPSが搭載されているわけではないので、現在地をリアルタイムに確認することはできませんが、しらみつぶしに探すよりは見つかる確率がずっと高いはずです。

物をなくしやすい人にとっては必携とも言えるスマートタグ。多くのIoT製品の中でも、比較的安価にも関わらず生活の質がぐっと向上する、大変オススメの一品です。

 

世界で一番人気のスマートタグ「Tile」

現在多くのスマートタグが発売されていますが、世界で最も使用されているのがアメリカ発のスマートタグ「Tile」です。日本でもAmazon、ビックカメラ、ソフトバンクなどの量販店の他、なんとローソン等のコンビニでも購入することができます。

Tileでできるのは、スマートフォンやタグの音を鳴らすことや、紛失した場所を確認することだけではありません。TileがBluetoothの接続範囲外にあるときでも、世界最大級の落とし物コミュニティー「Tileコミュニティー」を使って探すことができるのです。他のTileユーザーが落とし物の近くを通ると、落とし物に取り付けられたTileが検知され、持ち主のスマートフォンに位置情報を通知してくれます。

世界中のTileユーザーに加えて、主要都市を走る20,000台のタクシーもアクセスポイントになっています。他のスマートトラッカーにも同様の機能はありますが、世界で最も使用されているTileだからこそ、高い確率で落とし物を発見できるはずです。

 

「Tile」6機種の比較

Tileには6種類のモデルがあり、それぞれ異なる用途や性能を持っています。全モデルがAmazon Alexa、Googleアシスタント、Siriに対応しています。

Tile Mate(電池交換版) Mate(2020) Pro(2020) Slim(2020) Sticker(2020) Tile Mate(コンビニ版・期間限定販売)
値段  2,015円 3,029円 4,070円 3,649円  5,119円(2個セット) 880円
電池 交換可 交換可 交換可 交換不可 交換不可 交換不可
電池寿命 約1年 約1年 約1年 約3年 約3年 約1年
接続距離 最大45m 最大60m 最大120m 最大60m 最大45m 最大30m
サイズ 35 x 35 x 6.2 35 x 35 x 6.2 41.6 x 41.6 x 6.5 85.5 x 53.9 x 2.7 27 x 7.3 34 x 34 x 4.65
重さ 7.5g 6g 12g 14g 5g 6.1g
防水 防滴 (IP55) 防滴 (IP55) 防滴 (IP55) 防水 (IPX7) 防水 (IPX7) 防水

(IP57)

最もベーシックなTile Mate

画像引用元:https://thetileapp.jp/#comparison_area

Tile Mateは、コンビニ限定版を除いて最も価格が安い、ベーシックなモデルです。丸い穴にリングやカラビナ等を通して使います。

Mate 2020との違いはBluetoothの接続距離で、サイズや防水性能、電池寿命は変わりません。接続距離は最大45mで、家の中などの生活圏内で問題なく使用できます。

ベーシックモデルの最新版、Mate(2020)

画像引用元:https://thetileapp.jp/#comparison_area

Mate (2020)は、Tile Mate(電池交換版)の後続モデルで、Bluetooth接続距離が約1.3倍拡大しました。45mでは少し物足りないな、と感じる方にオススメです。

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