iPhone SE 2が発売される?
「iPhone SE」の後継機種、「iPhone SE2」が近々発表されるのではないかとAppleファンの注目を集めています。
iPhone SEは2016年に発売され、iPhoneシリーズの中でも小さくて安価なことから、手に入れやすいiPhoneとして人気を博しました。2018年9月にアップルストアでの販売が終了しています。
近年はどんどんサイズが大きく、高価格になっていくiPhoneシリーズ。手頃な価格で手に入れることができ、持ちやすい手のひらサイズのiPhone SEの復活を待ち望んでいた方は多いのではないでしょうか。
iPhone SE2の発表・発売はいつ?
iPhone SE2に関して、公式にはまだ何も発表されていません。
当初は2020年3月下旬に発表・発売されると予想されていましたが、実現しませんでした。Apple最新情報のリークで有名な人気YouTuber、Jon Prosser氏は、「iPhone SE2は4月15日に発表され、22日に発売される予定」とツイッターに投稿しています。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中国以外の各国のApple Storeは無期限で休業しています。iPhone 12シリーズの発表も数ヶ月遅れると見られている中、iPhone SE2が近日中に発売される可能性は極めて低いのではないでしょうか。
また、新機種の名称は複数の噂があります。iPhone SEの後継機種であることから「iPhone SE2」という説、iPhone8と見た目が似ていることから「iPhone 9」という説、また「iPhone SE(2020)」という説などです。
iPhone SE2の価格・スペック予想
画面サイズは4.7インチで、ホームボタンと指紋認証システム「Touch ID」を搭載し、顔認証システム「Face ID」は非搭載であると予想されています。Face IDはマスクを着けながら使用できない、机に置いたままロックを解除できないなど不便な点があるので、Touch IDの復活が嬉しいユーザーも多いでしょう。
この画面サイズ、ホームボタン、Touch IDの搭載はiPhone 8と同じであることから、iPhone 8以前のモデルの乗り換え先に位置づけられているのではないでしょうか。
本体色は白・黒・(Product)REDの3種類、ストレージ容量は64GB、128GB、256GBという予想です。外観は数年前のモデル(iPhone 8)に近い一方、中身は最新のiPhone 11と同じ、A13 Bionicチップ、メモリ3GBを搭載していると言われています。
なお、ディスプレイはコスト削減のため有機ELディスプレイではなく液晶ディスプレイとなる見通しです。有機ELディスプレイは、iPhone XS MAXやiPhone 11 Proなどのハイエンドモデルに使用されています。さらに3D Touchの機能は削除されるという見方が強いです。
背面カメラは1,200万画素のものが1つのみ、と予想されています。物足りないように聞こえますが、実は1,200万画素は最新のiPhone 11 Proと同等です。
充電は引き続きLightningポートが採用されると言われています。さらに、背面がiPhone 8と同じガラス素材であるならば、ワイヤレス充電にも対応する可能性が高そうです。
Appleに詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏は、iPhone SE2の価格はiPhone 8(52,800円〜)を大きく下回る43,000円(399ドル)程度であると予想しています。これは初代のiPhone SEと同じ価格です。
もし本当なら、10万円を超えることもある現行のiPhoneシリーズの中ではかなり手頃です。この価格で最新のシリーズと同じチップを搭載しているとなれば、iPhone SEと同じく大ヒット商品となることでしょう。
「iPhone SE2 Plus」の噂も
iPhone SE2に続いて、やや画面の大きい「iPhone SE2 Plus」が発売されると予想する専門家もいます。iPhone SE2 Plusは499ドルと若干価格が上り、ディスプレイは5.5インチではないかと言われています。iPhone SE2 PlusはTouch IDがホームボタンではなく、側面の電源ボタンに統合されるという噂も。
混乱する世界情勢の中、Appleから明るいニュースは聞けるのでしょうか?続報に期待して待ちましょう!