iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.04.22
2020.04.22

激安EC「wish」で購入した 「360度Wi-Fiクラウドカメラ」がすごい!!

安すぎて怪しいという声もあるアメリカ発のショッピングサイト「wish」で、室内用のカメラを購入してみました。実際に使ってみた感想をレポートします。

記事ライター:iedge編集部

「360度Wi-Fiクラウドカメラ」を購入してみた

今回購入したのは、「360 Eyes」の商品「360° Wi-Fi Cloud Camera」です。ほとんどの商品が50%オフ以上と驚きの低価格が特徴のwishらしく、10,639円から76%オフの2,473円で購入できました。

商品ページには、次のような特徴が記載されています。

1.双方向オーディオ

マイクとスピーカーを内蔵し、リアルタイムにカメラ側の音声を聞いたり、スマートフォンアプリから音声を再生したりできる

2.モーション検知機能

動きを検知したら録画を始め、スマートフォンにプッシュ通知を送ることができる

3.シェア機能

1台のカメラを最大5つのアカウントと連携することができる

4.ナイトビジョン

赤外線カメラで夜でも10m先まで映すことができる

5.多重化暗号方式

カメラで撮影した動画やアカウント情報を暗号化して保存するため、安全性が高い

6.スマートフォン対応

スマートフォンの専用アプリからライブ映像を随時確認できる

7.多彩なプラットフォーム

スマートフォンだけでなく、パソコン用プラットフォームも用意されている

8.クラウドストレージ対応

最大128GBのメモリーカードを挿入して使用するだけでなく、専用のクラウドストレージも使用することができる

9.PTZカメラ

パンチ・チルト・ズーム機能を備え、水平355度回転、垂直90度回転が可能なため、死角がほとんどない

部屋に設置して外出先からペットや子供の様子を見たり、防犯に役立てたりするための製品ですね。室内用のカメラに求める機能はすべて付いているように思えます。それではさっそく開封してみましょう!

 

開封からセットアップまで

箱の中には、本体、ACアダプタ、ケーブル、取扱説明書、そしてネジやマウントのようなものなど細かいパーツが入っていました。

カメラ本体はスマートフォンよりも小さくて軽く、高さは11cmほど。コロンと可愛らしいフォルムをしています。

説明書は英語です。

さっそく電源に接続してみようと思いましたが、ACアダプタが日本で使えるものではありませんでした。USBケーブルがついているので、手持ちのACアダプタを使えば問題ありません。

次に、説明書に記載されているQRコードを読み取って、アプリをダウンロードします。

Android、iOS対応のスマートフォンアプリの他、Windows用のソフトウェアもありました。Macには対応していないようです。

今回はiOSアプリをダウンロードします。

ログイン画面が表示されるので、赤丸をつけた「Sign Up」をクリックし、次の画面でメンバー登録を行います。

メンバー登録が済んだら、カメラの登録です。アプリ内の指示に従って+ボタンを押すと、Wi-Fiのパスワードを求められます。なお、対応しているWi-Fiの周波数帯は2.4GHzのみで、5GHzには対応していません。

「カメラの赤ランプがゆっくり点滅しているかどうかを確認してください」と表示されます。カメラを確認すると、その通り赤ランプがゆっくり点滅していました。

1分ほど待つと、カメラとアプリの連携が完了しました!

サービス利用開始から1ヶ月はクラウドストレージを無料で使うことができるようです。動画を保存できる期間は1週間で、動画は暗号化されて保存されます。1ヶ月の後は、動画を保存できる期間によって値段の異なる有料プランが用意されています。

 

素晴らしい使い心地!

カメラがWi-Fiに接続されたので、さっそく使ってみます。

アプリの画面はこのようになっていて、映像部分を指でぐりぐりと上下左右に動かすと、カメラが反応して動きます。この反応がとても早く、スムーズで非常に驚きました!

指とカメラの動きにタイムラグがほとんどなく、ほんの数度だけ上を向かせたいといった動きにも細かく反応します。とにかく反応が早いので、Wi-Fiカメラにありがちなストレスが全くありません!サクサクとカメラを動かし、部屋を360度好きな方向で見ることができました。

(アプリダウンロード画面のスクリーンショットより)

動画

360eyes11

水平355度回転、垂直90度回転が可能で死角がほとんどないという商品ページの説明通り、ぐるっと真上の天井まで見ることができます。動作音もうるさくないので、赤ちゃんを起こしてしまったり、ペットを驚かせたりということもないでしょう。

また、音声機能も便利に使えそうです。スマートフォンアプリからは常にカメラ側の音声を聞くことができ、スマートフォンアプリ側からマイクのボタンを押しながら話しかけると、カメラのスピーカーから再生されます。タイムラグは1秒程度なので、部屋にいる人と会話することも問題なくできるでしょう。

 

Wi-Fiがなくても使える

説明書によると、このカメラには2つのモードが用意されています。この記事で使用したのは「ワイヤレスリモートモード」で、カメラをWi-Fiに接続することによって、外出先からもスマートフォンでライブ映像を見ることができるモードです。

「ネットワーク接続なしモード」では、Wi-Fiがなくても近距離であればスマートフォンからライブ映像を見ることができます。隣の部屋の様子を見るなどといった用途が考えられます。

 

「360度Wi-Fiクラウドカメラ」はオススメだけど…

wishは「安かろう悪かろう」というイメージが強い通販サイトですが、それに反して「360度Wi-Fiクラウドカメラ」はとても素晴らしい製品でした。

しかし、Amazonで検索すると同じ機能を備えた製品が3000円前後とほぼ同じ価格帯で売られているので、わざわざ送料と届くまでの日数がかかるwishで注文する意味はあまりないかもしれません……。

関連記事

未来の住まいがここに!スマホや声で家電を操作できる 大阪の最新スマートホームショールームに行ってきた

  大阪に新たなスマートホームの体験拠点が誕生した。 株式会社アクセルラボ(本社:東京都新宿区)は、ハウスメーカーやディベロッパー、管理会社などの不動産事業者向けスマートホームサービス「Sp ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2024.05.14

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.