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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.04.20
2020.04.20

使いこなすために知っておこう!Google Home(グーグルホーム)の失敗談やできないことなどをご紹介

音声だけで命令を出せるAIスピーカーは、世界中で大きな人気を呼んでいます。その中でも「Google Home」は、「Google」公式のスマートスピーカーとして「Amazon」の「Amazon Echo」と並ぶ人気です。

Google Homeは高性能ですが、万能ではありません。発売当初は省かれていた機能が追加されできることは増えましたが、いまだに苦手とする操作もあります。

Google Homeを使う際は、どんな失敗が起こる可能性があるのか知っておくと役立ちます。

今回はGoogle Homeで以前あった失敗談やいまだにできない操作、それに使うとき注意したい点をご紹介していきます。

記事ライター:iedge編集部

Google Home(グーグルホーム)での失敗談

ここでは、Google Homeでの失敗談をご紹介していきます。

失敗談1:隣のリビング音声に反応

何の前触れもなく、急にGoogle Homeが起動したので驚いた。専用アプリで反応したときの履歴を音声確認してみると、歌声が入っていた。

どうやら隣のリビングで、家族が視聴していた歌番組の音声に反応したらしい。

失敗談2:スリープタイマーが設定できない

「スリープタイマー(流している音楽などを指定時間になったら自動で停止させる機能)」を使おうとして、「30分のスリープタイマーを設定して」と言ってみた。

しかしスリープタイマーではなく、「Sleep」という名前の30分間のタイマーが設定されただけだった。

失敗談3:音声でメモを作成できない

音声でメモを作成しようとして、「OK Google、新しいメモを追加して」と話し掛けた。しかしGoogle Homeは、「すみません、お役に立てそうにありません」と回答するだけだった。

 

いまだにGoogle Home(グーグルホーム)ができないこと

Google Homeは、次のようなことができません。

言い間違いなどを認識して訂正する

Google Homeには、言い間違いなどを認識して訂正する機能がありません。

たとえば「1足す2は」と言おうとして「1たん2」と言うと、「1時間に」など他の結果が出てくる可能性があります。人間は文字をかんだりして言い間違える可能性が十分にありますから、訂正機能がないともう一度言い直す手間が掛かってしまいます。

かと言って言葉の訂正機能が追加されたとしてもGoogle Homeの推測機能精度が低い場合、まったく関係のない回答をされる可能性も否定できません。

他のスマートスピーカーも同じですが、言い間違いを自動認識して確実に正しい表現に直してくれる機能が追加されればよさそうです。

もの同士を比較検討する

Google Homeは、もの同士を比較検討するのが得意ではありません。

たとえば株価比較したいときに「MicrosoftとAppleの株価を比較して」と言っても、どちらか片方の結果しか読み上げてくれません。また「北海道と東京の天気」と言っても、同じように両方の天気は教えてくれないので困ります。

もの同士を比較する場面は、日常でよく見られます。そのような場面でもGoogle Homeが比較内容に回答してくれれば便利ですが、残念ながら現在のところ対応は見られません。

私たちの音声データをグーグルが分析し、AIの精度を向上させてくれるのを待つしかないようです。

ウェイクワードを自分オリジナルに変更する

Google Homeでは、本体起動時に発する必要があるウェイクワードが決まっています。

・OK、グーグル

・Hey、グーグル

など、最初から用意されている中からしかウェイクワードを選択できません。

人によっては、「あの、グーグル」などウェイクワードを自分好みに変更したい場合もあるでしょう。現時点では、自由にウェイクワードを決められないのが少し残念です。

 

Google Home(グーグルホーム)で失敗しないよう注意したい点

ここからは、Google Homeを操作する上で注意したい点をご紹介していきます。

ファームウェアアップデートで、本体にトラブルが生じる可能性がある

Google Homeはインターネットに接続していれば、自動でファームウェア(起動に関係する基本ソフトウェア)のアップデートが行われます。しかしファームウェアの更新が、上手く行かないケースもあります。

2019年にはGoogle HomeとGoogle Homeミニでアップデート時ファームウェアのトラブルが発生し、音声命令ができなくなるなどの問題が多数発生しました。

ファームウェアのトラブルが、すぐに解決しない場合もあります。アップデートでまったく動作しなくなって困った場合は、サポートに連絡を取ったほうがよいでしょう。

テレビなど、誤作動を起こす可能性のある機器の近くには極力設置しない

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