iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.04.13
2020.06.25

スマホやスマートスピーカーで操作できるスマートカーテン「eCurtain」でスマートホームを強化する

エアコンや照明、テレビなどの家電だけでなく、カーテンもスマート化できたら…と考えたことはありませんか?そんな人にオススメしたいのがスマートカーテン「eCurtain」です。工事なしで既存のカーテンレールに取り付けるだけで、スマートスピーカーを使った音声操作でカーテンを開閉できるようになります。さっそく「eCurtain」の特徴や仕様をまとめてみました。

記事ライター:iedge編集部

eCurtainとは?

「eCurtain」は、スマートフォンのアプリやスマートスピーカーの音声操作でカーテンを自動開閉できるようにするカーテンレールです。既存のカーテンレールの上からレールとモーターを取り付けて使用します。

IoT製品やサービスを提供し、「すべての家のスマート化」を目指す株式会社リンクジャパンが開発・販売しています。eCurtainは2018年にクラウドファンディングサイト「Makuake」でプロジェクト開始、目標金額の274%を達成し、2019年3月に発売されました。

他のスマートカーテンと比べると値段が高く、取り付けも気軽とは言えませんが、Wi-Fiを利用し、スマートスピーカーとの連携や外出先からの操作など、他にはない便利な機能を備えています。家のスマート化を本格的に目指している人に是非オススメしたい製品です。

 

eCurtainでできること

画像引用元:https://linkjapan.co.jp/product/ecurtain/

eCurtainはWi-Fiを利用するため、GoogleアシスタントやAmazon Alexaを搭載したスマートスピーカーから音声で操作できるのが最大の特徴と言えるでしょう。スマートスピーカーに向かって「カーテンを開けて」と声をかければ、自動でカーテンを開けることができます。

画像引用元:https://linkjapan.co.jp/product/ecurtain/

また、他の家電とまとめて操作することができるのも便利です。リンクジャパンから販売されているスマートリモコン「eRemote」等を使えば、IoT対応していないエアコン、照明、テレビなどのリモコン付き家電をスマート化することができます。eRemoteを使用した家電とeCurtainはすべて専用スマートフォンアプリ「eHome」から操作が可能なので、例えば朝にテレビとエアコンを付けてカーテンを開ける、といった一連の操作をアプリからまとめて行えるのです。

画像引用元:https://linkjapan.co.jp/product/ecurtain/

タイマー機能を利用すれば、自動でカーテンを開閉することもできます。朝起きる時間にベッドルームのカーテンが開くように設定すれば、太陽の光を浴びてスッキリと目覚めることができるでしょう。なかなか起きない子供の部屋に設置するのもいいかもしれません。もちろん、曜日ごとに異なるスケジュールを設定することができます。

また、家を出る時間に閉まるようにしておけば、開けっ放しで出かけてしまうことも防げます。家に人がいなくてもカーテンを毎日で開閉することで、留守を狙う空き巣の目を欺くことができ、防犯にもつながります。

画像引用元:https://linkjapan.co.jp/product/ecurtain/

さらに、アプリを使って外出先からカーテンを開閉できるのも、Wi-Fiを使用するeCurtainならではのポイントです。例えば他社のスマートカーテン「mornin’」は、Bluetooth Low Energyを使用するため、外出先から操作することができません。家にペットがいる人は、室内が暑くなりそうな時間にカーテンを閉めるなど、室温管理にも役立ちます。

 

eCurtainの設置方法

既存のカーテンレールにレールを取り付け、さらにそのレールにモーターユニットを取り付けます。工事は必要なく、15分程度あれば自分で取り付けることができます。ただし、プラスドライバー等の工具が必要です。

既存のカーテンレールがジョイント式か、非ジョイント式かによって設置方法が異なり、それぞれ動画で確認することができます。

ジョイント式

非ジョイント式

 

eCurtainの値段と仕様

eCurtainには片開き、両開きの2種類があり、値段はどちらも49,800円(税込)です。Amazonでは16%オフの42,000円で販売されています(2020年3月現在)。

サイズは一般的な掃き出し窓(床までありベランダや庭に面した窓)に合わせた幅182cmですが、取り付けたいカーテンレール幅が異なる場合、受注生産でレール幅の異なるものを購入することもできます。その場合、値段は幅によって62,920円〜80,740円です。

仕様

サイズ 仕上幅182cm
カーテン重量 片開き:最大10kg、両開き:最大5kg + 最大5kg
対応OS iOS8.0以上、Android4.0以上
消費電力 動作時:8W(15VA) 以下、待機時:1W 以下
電源 AC100V 50/60Hz
開閉スピード 50〜160mm/秒(範囲内で設定可能)
無線準拠規格 IEEE802.11 b/g/n
無線周波数帯域 2.4GHz帯
付属品 専用カーテンレール、電動モーター、電源コード(3m)、ランナー16個、先頭ランナー、モーターブラケット、エンドブラケット、既存レール取付金具3個、取扱説明書

関連記事

未来の住まいがここに!スマホや声で家電を操作できる 大阪の最新スマートホームショールームに行ってきた

  大阪に新たなスマートホームの体験拠点が誕生した。 株式会社アクセルラボ(本社:東京都新宿区)は、ハウスメーカーやディベロッパー、管理会社などの不動産事業者向けスマートホームサービス「Sp ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2024.05.14

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.