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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.04.12
2020.04.12

「Roomba i7+」と「Roomba e5」をレンタルして比較してみた!結果はいかに…?

アイロボットの名作Roomba(ルンバ)2機種をレンタル&使って比較してみました。Roombaは機種が多いので、どれを買えばいいか迷いますよね。今回は最新機種の「Roomba i7+」と、その前に発売された「Roomba e5」の比較です。ぜひ参考にしてみてください。

記事ライター:iedge編集部

「Roomba i7+」「Roomba e5」をレンタルしたのは「レンティオ(Rentio)」

今回は、1,000種類もの家電や日用品などを格安レンタルできる「レンティオ(Rentio)」を利用しました。往復送料が無料(返却キット付き)、最短翌日に届く、レンタル中でもほしいと思ったら買い取れるなど、ユーザーにとって嬉しいサービスが満載のサイトです。

 

「Roomba i7+」と「Roomba e5」開封〜セッティングまで

こちらが「Roomba e5(以下e5)」のセット内容です。ふむふむ。四角い筒状の部品は「バーチャルウォール」を作るためのものです。掃除してほしくないエリアに設置するものです。

ステーションにセットするとこんな感じになります。初期設定が完了するまで充電中。その間に「Roomba i7+(以下i7+)」もセットしてしまいましょう。

「i7+」のセット内容です。ステーションがデカい笑!四角い筒状の部品は同じく「バーチャルウォール」を作るものです。

充電中。ではアプリをインストールしましょう。

こちらですね。ひとつのアプリに「e5」「i7+」両方登録できます。

アプリの指示に従ってアカウント登録を済ませ、Wi-Fiを介して接続します。Wi-Fiのパスワードを手元に用意しておきましょう。

今回、名前は「ルンバイエ」。世代がバレそうですが、そうです。アントニオ猪木氏の「ボンバイエ」から来ています…。ちなみに「Roomba!yeah!」は「i7+」のほうに付けました。

接続完了で掃除の準備が整った状態です。次に

「e5」に「Roomba!yeah2!」と名付けます。ヒネリがなくてすみません。

「Roomba i7+」と「Roomba e5」を使って比較してみた!

まずはホントにゴミを吸ってくれるのか、基本から見ていきましょう。

「Roomba i7+」と「Roomba e5」の吸引力=引き分け

うちのダイソンくんが集めたゴミを撒き散らします。

「e5」

ゴォォォ!と勇ましくゴミに向かっていきます!実際にはコの字や直線的に動きますので、いきなりゴミに向かっていくことはありません。

「e5」

減っていますね〜!!掃除機だから当たり前か…。

「e5」

キレイになりました。

「i7+」

同じようにゴミを撒き散らします。

「i7+」

1分後くらいにはこの通り!キレイになっています。このあとも何往復かしてくれるので、もっと細かいゴミもなくなりますよ!

「Roomba i7+」と「Roomba e5」段差乗り越え能力=引き分け

続いて、両者の段差乗り越え能力です(右は「i7+」です)。

「e5」

キッチリ乗り越えてくれます。まったく問題ありません。当然「i7+」も…

「i7+」

余裕ですね笑。しかも沓摺り(くつずり=引き戸で言うと敷居にあたる部分)の上まで往復してくれました。

 

「Roomba i7+」と「Roomba e5」狭い部分も入れるのか?=引き分け

「i7+」

さぁ、目の前にメタルラックが現れました。どうなる!?

「i7+」

おおお!入った!しかも中に入ってからも左右前後に動いてしっかりお掃除してくれています!一方「e5」はというと…

「e5」

入ってくれました!さすが、このあたりはブレないですね。

 

「Roomba i7+」「Roomba e5」おいおい、そこはちょっと=引き分け

「e5」

玄関の段差へと向かう「e5」くん。

「e5」

ガコッ!と音を立てながら勇敢に乗り越えていきます。

「e5」

降りた…。そして

「e5」

戻ってきた…。玄関を掃除したあとに家に上がられると、砂とかホコリが床に付着します。これ、「i7+」もまるっきり同じだったので割愛しますね。

 

「Roomba i7+」と「Roomba e5」の「え?そんなところで?」

購入を検討している方はこんなところが要注意ですよ〜というのを知っておきたいですよね。

「i7+」

隅々まで掃除してくれるのはもちろん嬉しいのですが、このゴチャっとしたところにも入り込んでしまい、身動きが取れなくなっていまいした。私の手で取り出しました。そのまま見ていたら脱出できたのでしょうか。

「e5」

ビニール系は吸い込みます。巻き込むことはありませんが、たとえば翌日出そうと思って置いておいたゴミ袋などがあった場合、口を閉じておかないと倒されて散らばる、といった可能性も考えられます!

「e5」

「i7+」で試すのを忘れてしまったのですが、「e5」はこのヒモがあったため通ってくれませんでした。というより、たったこれだけのヒモを回避してくれる能力の高さを褒めるべきでしょう。

「e5」

MacBook Proの電源コードです。グイグイきます。写真は撮っていませんが「i7+」も同じです。抜けたら困る、引っ張られて落下したら困る、といった場合はコードを高い位置に置いておくことをおすすめします。

 

「Roomba e5」になくて「Roomba i7+」にあるもの

「Roomba e5」になくて「Roomba i7+」にある、という機能もあるので紹介します。

「i7+」は、使うたびに部屋の形状などを覚えていきます。アプリ上にマップが形成されます。「この部屋を掃除してほしい」などと指定できるようになります。これは意外と便利です。

「i7+」の最大の魅力は、なんと言っても自動ごみ捨て機能。掃除を終えてステーションに戻ると、本体のゴミをステーションの紙パックに自動で移し替えてくれます。ユーザーはパックを捨てるだけなので、手が汚れずに済みます。

このほかにも「自動再開モード」「進入禁止エリア設定機能(バーチャルウォールとの併用も可能)」「ブラーバ(拭き掃除用のお掃除ロボット)との連携」など、「i7+」は最新機種だけあって豊富な機能を使えます。よりカスタマイズされてそれぞれのご家庭にピッタリなルンバへと成長させることができます。

 

結局どっち?「Roomba e5」と「Roomba i7+」

基本的な吸引力、段差乗り越え能力、障害物回避能力などは、ほぼ同等と言っていいでしょう。ただ、機能の多さ、便利さでは圧倒的に「i7+」に軍配があがります。

音の大きさも「e5」のほうが大きく、スピードも若干、早いような気がしました。

価格帯は「e5」が¥45,273(税抜)、「i7+」は¥129,880(税抜)と3倍弱の差がありますから、迷いますよね。でもおすすめするならやっぱり「i7+」ですね。

ルンバを導入する大きな理由って、時短ですよね?しかも「それなりのクオリティー」がなければ、結局自分で掃除をし直すハメになるかもしれませんよね。

多機能性、進入禁止エリアの設定、掃除してほしい部屋の設定などを考えていくと、本当にお掃除を任せっきりにできるのは「i7+」という結論に至りました。

確かに価格は高いですが、それこそレンティオで試してみるのもアリではないでしょうか!?

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