iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.04.08
2020.04.08

アレクサでのあるある失敗談!知っておくべきアレクサでできないことや注意点とは

話しかけるだけでさまざまな操作が可能なAIスピーカーの中で、初期に登場した「Amazon Echo」は根強い人気があります。Amazon Echoを支えているのは、頭脳となるAIアシスタントの「アレクサ」です。

アレクサは学習能力もあり性能が高いですが、ネットの情報を見てみるとさまざまな失敗談が見つかります。こういった失敗談を参考にしながらアレクサでできないことを理解すれば、アレクサをより使いこなせるようになるでしょう。

今回はアレクサの失敗談やできないこと、さらにアレクサ利用時注意したい点などをご紹介していきます。

記事ライター:iedge編集部

アレクサの失敗談

まずは、他の方が体験したアレクサの失敗談についてご紹介していきます。

失敗談1:Amazonプライムミュージックに自動登録されてしまった

「Amazonアンリミテッド」で音楽を聴いていたところ、アレクサが「ファミリープランに入りますか?」と聞いてきた。確認の通知が来ると思って試しに「はい」と回答すると、確認なしに自動でファミリープランの無料体験版に登録されてしまった。

失敗談2:投票所の意味をはき違える

選挙の投票所の位置を知りたくて、アレクサに「近くの投票所の場所を教えて」と聞いてみた。すると、京都にある馬券の発売所の位置を通知されてしまった。

失敗談3:音声ショッピング機能で頼んでいないはずの本が発注される

アレクサに「ニューヨークダウの価格はどうなっているか」と聞いてみた。すると意味の分からないことを話し出し始めたので、「もういい」と話し掛けてとがめた。

「注文しました」と音声が流れたので慌ててパソコンを確認すると、本が発注されてしまっていた。

 

アレクサができない・苦手なこと一覧

前の章でご紹介したように、アレクサも万能ではありません。使い方や聞き方によっては、こちらの思うように動いてくれない場合もあります。

ここからは、アレクサができない・苦手なことをご紹介していきます。

同音異義語の判別

アレクサは、同音異義語の判別ができない可能性があります。

たとえば「食材」を「贖罪」と勘違いしたりなど、同じ発声でまったく別の意味の単語に置き換えてしまうかもしれません。言葉足らずの説明をしていると、先ほどの事例のように本を注文されたりとトラブルのもとになるかもしれません。

トラブルを起こさないためには、単語の意味をある程度会話中でしっかり説明するのがポイントです。

2つ以上の情報の比較

アレクサは、2つ以上の情報比較が苦手です。

たとえばアレクサに、「今日の福岡と大阪の天気を調べて」と命令します。すると「大阪の天気は・・・」と、後で発音した地域の天気だけが読み上げられてしまいます。

このように質問の内容によって、情報を比較しながら回答をしてくれない場面もあるので注意が必要です。

ただし、比較をしてくれる場合もあります。たとえば「東芝とパナソニックの株価を調べて」と命令してみると、最新の株価動向が2つ同時に読み上げられます。

問いかけによって比較できるものと比較できないものがあるようなので、アレクサ搭載機器を持っている場合は実際にいろいろな質問を試してみると面白いかもしれません。

自分で考えないといけない内容

アレクサはAIなので、データが蓄積されてさまざまな学習を行えるようになれば自分で考える力も付いていくでしょう。ただし現在の段階では、自分で考えないといけない内容に対する回答は苦手な傾向にあります。

たとえばアレクサに「Youtubeのメリットって何だろう?」と聞くと、「すみません、私には分かりません」と回答されます。「人間って何だろう」など、単語の意味について単純に聞くだけならば問題ないのですが、メリットなど深い部分を回答させようとすると無理が出てくるようです。

アレクサに質問する際は、聞いただけですぐ内容が処理できる内容を選びましょう。

 

アレクサを使う際注意したいこと

アレクサを使うときは、次の点に注意しましょう。

誤動作が起きないよう気を付ける

アレクサには、音声だけで商品を注文できる「ショッピング機能」が搭載されています。しかしショッピング機能では簡単に注文ができてしまうため、子どもやペットの誤注文が起きる可能性も否定できません。

誤動作が起きる心配がないよう、ショッピング機能など余計な機能は専用アプリからOFFにしておくと安心です。

また海外では人気番組でアレクサを操作する場面があり、その命令にアレクサが反応して誤動作が起きてしまった事例などが報告されています。アレクサを設置するのは、テレビなど命令と誤って判断してしまう音声を発する機器がない場所にしましょう。

音声内容が外部に漏洩する危険性も

アレクサはインターネットに接続しているので、外部攻撃者からハッキングを受けたりするとすべての音声がつつ抜けになってしまう危険性もあります。ビジネス上の重要な情報などはアレクサの近くで話さないようにするか、アレクサをOFFにしてから話しましょう。

またアレクサの音声データはAmazonの従業員など、他の方に聞かれています。もし他の方に聞かれて少しでも恥ずかしいと思うならば、恥ずかしい話自体をアレクサの近くでしないほうがよいかもしれません。

アレクサは便利ですが、苦手な操作やできない操作があります。ぜひ弱点も知って、楽しくアレクサを使ってみてください。

アレクサを上手に使ってより快適な暮らしを!

こちらの記事では、アレクサでできることや、面白いスキルなど様々な情報を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!

こちらの記事では、アレクサ対応のスマート家電についても紹介しています。

関連記事

未来の住まいがここに!スマホや声で家電を操作できる 大阪の最新スマートホームショールームに行ってきた

  大阪に新たなスマートホームの体験拠点が誕生した。 株式会社アクセルラボ(本社:東京都新宿区)は、ハウスメーカーやディベロッパー、管理会社などの不動産事業者向けスマートホームサービス「Sp ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2024.05.14

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.