2019年は、「安い家具屋」としか思っていなかったIKEAのイメージが大きく変わった年でした。
TRÅDFRI(トロードフリ)シリーズを皮切りに怒涛の勢いで増え続けるスマートホーム製品、さらにはスマートホームの専門部署の設立、そしてスマートスピーカー市場で大きな存在感を示すSONOSとの協業。
少なくとも、僕の中でIKEAはすでに「安い家具屋」ではなく「スマートガジェットメーカー」になりつつあります。
そんなIKEAの最新製品が2020年2月1日に発売されたので、さっそく買いに行ってまいりました。
さっそくIKEAへ
おなじみの立川IKEAです。
駅から徒歩で行ける(と言っても15分ほど歩きますが)数少ないIKEA店舗。冬晴れの昼に訪れました。
ちなみに、昨年からIKEAのショールーム入り口はこうなってます。スマートホーム製品が一挙集まってるんです。
力の入れようがわかりますね。
こちらは、IKEAが初めて発売したスマートホーム製品のひとつ。Bluetoothスピーカーの「ENEBY」です。
今回のお目当てではありませんが、なかなか音が良いのでおすすめですよ。
こちらが、今回のお目当てだった「SYMFONISK(シンフォニスク)」。
ランプと一体型になったものと、本棚に挿して使えるブック型の2種類が発売されました。
僕が購入予定なのはこちらのランプ一体型のタイプ。カラーはブラックとホワイトが用意されています。
価格は約25,000円。IKEAのランプとしては高額ですが、SONOSのスピーカーだと思えば安価な部類です。
というわけで早速買って帰りました。
SYMFONISK、開封!
はい、どーん。
けっこう箱でかいです。IKEAの商品って、持って帰ると店で見たサイズの1.2倍に膨らみますよね。
大きく書かれた商品名と、付属品の表示。
Excl=Excludingの表示の通り、電球は入っていません。ご注意を!
では、ぱかっといきましょう。
がっちりと緩衝材に守られた本体がお目見え。
ランプ部分がガラスなので、かなり慎重に梱包されています。
取り出すと、こう。
IKEAらしいペラペラのドキュメントが2通と、本体(スピーカー部分とガラスのランプシェード)、LANケーブル、電源ケーブル。
電源の差し込み口が底面にあるのは気が利いてます。
そして背面にはLANジャック。Wi-Fi接続にも対応しています。
ここに金口サイズE17の電球を取り付ける仕様です。
スピーカー部分はファブリックに包まれていて、インテリアに馴染みやすいよう工夫されています。
基本的にはスマートフォンから操作する前提の機器ですが、再生・停止ボタンと音量ボタンが台座部分にも。
セットアップと設置編へつづく
この製品を買うか、買わないか。その分かれ目は価格への評価だと思います。
記事の途中でも書きましたが、約25,000円という価格はIKEAのランプとしては高い。インテリアのハイミドルブランドで洒落たランプが買える価格です。
が、SONOSのスピーカーだと思えば安い。SONOSの一番安いスピーカーは23,800円なので、ランプ部分は1000円ちょっとと考えることもできます。となれば、IKEAのランプとSONOSのスピーカーの組み合わせで25,000円はものすごく妥当。単純な足し算価格です。
で、この価格への評価は、サブスク音楽サービスを自由自在に使え、スマートスピーカーからも操作できるSONOSの利便性を受け入れるかどうかというところでしょう。
というわけで、続いてはセットアップと設置編に移ります!