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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2020.01.09
2020.06.25

2020年をスマートホーム元年に!(後編)目的別・スマートスピーカーの選び方

記事ライター:Yuta Tsukaoka

大掃除を終え、年末を超え、さらに新年を迎えた今だからこそ、家をより便利に楽しくするときです。

この記事の前編では、スマート家電をいくつかご紹介しました。それらをより楽しく便利に使うために必須なのがスマートスピーカーです。

ただ、いざ買おうと思ってもいろいろ種類があって何を買えばいいのかわかりにくいでしょう。通算で10台以上のスマートスピーカーを使ってきた私が、目的別におすすめ商品をご紹介します。

ちなみに、この記事で紹介するものの中にはGoogleとAmazonの製品が混在しています。それぞれに得意分野・苦手分野がありますが「スマート家電を操作する」という点では大きな違いがないため、細かい違いには言及しません。

とにかく小さいのがいい!なら「Google Nest mini」

スマートスピーカーを置くために場所をあまり取られたくない場合には、Google Nest miniがおすすめです。

直径約10センチ、高さ4センチの円形。ちょうどアンパンくらいのサイズ感です。サイズの割に音もいいので、まず何かスマートスピーカーを試してみたいという方も楽しめると思います。

また、こんなふうに壁掛けにもできますよ。

とにかく安いのがいい!なら「Echo Dot」

サイズは「Google Nest mini」とほぼ同じですが、Amazonのセールでは必ず半額になるので3000円程度で入手できるという点ではこちらもおすすめです。

バージョンを重ねるごとに音も良くなっていますし、デザインも洗練されています。

キッチンで使いたい!なら「Echo Show 5」

我が家でもキッチンに配置しているのが「Echo Show 5」です。小型のディスプレイが付いたスマートスピーカー(スマートディスプレイと呼ばれることもあります)で、キッチンタイマーや時計の代わりにもなります。

しかし、なによりおすすめなのは、レシピ機能。AmazonのEchoシリーズで最大の特徴である「スキル」と呼ばれる専用アプリの中にクックパッドが入っているため「豚肉とキャベツのレシピを教えて」のように聞けばいくつものレシピを表示してくれるんです。これはちょっとした革命ですよ。

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リビングに置きたい!なら「Nest Hub」

こちらも「Echo Show 5」と同様にディスプレイを備えた機種です。ただ、画面が少し大きいのと、Googleの製品である点が違います。

その違いが大きく活きてくるのがフォトフレーム機能。何も操作していない通常時にフォトフレームを表示させることができるので、大きな画面がリビングのような広い空間でも映えます。

また、Google製なのでフォトフレームに表示する写真はGoogleフォトから選択可能。「最近のベストショット」や「特定の人物が写っている写真」を自動でスライドショーにしてくれる機能もありますよ。

さらに画面が大きな「Nest Hub Max」もおすすめです。

置き場所が確保できない!なら「Echo Flex」

小さいとか大きいとか以前の問題で、「スマートスピーカーのために置き場所を開けるのが面倒」だとか「そもそも置き場所なんてない」とか「テーブルや棚にこれ以上モノを増やしたくない」という方には「Echo Flex」がおすすめです。

これ、なんとコンセントに直挿しで使えるんです。プラグ位置も本体の上ぎりぎりに配置されているので一緒に挿したいプラグを邪魔することがありません。

部屋をすっきり保ちたい方にはもちろん、廊下や洗面所、トイレのような家具の少ない空間に設置するときにもおすすめですよ。

目的と好みに合わせて選べるスマートスピーカー

スマートスピーカーが日本で普通に買えるようになって3年ほど。今ではかなり多くのバリエーションがあるので、あなたの目的と好みに合った製品が必ず見つかるはずです。

上で紹介したモノ以外にも、音質にこだわったもの、防水のものなど細かいニーズに応えてくれる製品まであります。

2020年。この新しい年の始まりを新しいスマートスピーカーと迎えてみてください。きっといあなたにとって思い出に残る年になるはずですよ。

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