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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.12.25
2020.01.06

自宅をスマートハウス化!スマートリモコンの選び方とおすすめ製品を解説

現在話題になっている「スマートハウス(スマートホーム)」。わざわざシステムが搭載されている住宅を購入しなくても、今住んでいる住宅を簡単にスマートハウス化できるのも魅力です。

住宅をスマートハウス化するにあたって重要なのが「スマートリモコン」です。スマートリモコンを導入すれば、IoT非搭載の家電もまとめてスマートハウスに組み込めます。

今回はスマートリモコンとは何か、そして選び方やおすすめ製品もご紹介していきます。「スマートリモコンとは何か知りたい」、「スマートリモコンを導入したいが、選び方やおすすめを知って参考にしたい」という方はぜひ最後までお読みください。

記事ライター:iedge編集部

スマートリモコンとは

スマートリモコンとは、ITが駆使されたリモコン機器のことです。

スマートリモコンはまず、WI-FiやBluetoothといったデジタル無線技術で接続したスマホや人の声などから命令を受信します。そしてその命令を、各家電に伝えます。

スマート家電とは違い、スマートハウスに対応していない機器にはデジタル電波を受信する機能がありません。しかし従来使われていた赤外線無線技術は利用可能です。

スマートリモコンはデジタル電波などのデータを受信した後赤外線に変換し、スマートハウス非対応の機器にも命令を伝えられます。ですからスマートリモコンを導入するだけで、どんな住宅も簡単にスマートハウスを実現可能です。

 

スマートハウス化を実現するスマートリモコンの選び方

スマートリモコンの仕組みを理解した後は、スマートリモコンの選び方を知って比較できるようになりましょう。

用途に応じた機能が搭載されているモノを選ぶ

スマートリモコンには多種多様な製品があり、余りに安いモデルを選ぶと自分の用途に合わず使い物にならない可能性があります。スマートリモコンを選ぶときは、自分がどんなスマートハウスを実現したいかに合わせてモデルを選ぶ必要があります。

例えば「日常生活に合わせて自動で家電を操作したい」という場合は、人感センサー搭載モデルを選べば人がいないときに勝手に電気を消してくれたりと、リモコンが自動で家電を操作してくれます。

また「外からも家電を操作したい」という場合は、クラウド経由でスマホアプリから命令を出せるスマートリモコンを導入すると希望通りの操作ができます。このように、自分の用途に合ったスマートリモコンを選んでスマートハウス化を目指しましょう。

赤外線の対応範囲で選ぶ

スマートリモコンによってどのくらいまで赤外線が届くか、またどの方向に赤外線を発射するかなどが決まっています。赤外線の届く範囲が限定的なモデルを選んでしまうと、スペースが広い部屋では家電に命令が出せない場面も多く発生します。

将来的にどんどん家電をスマートハウスシステムに取り入れたい場合は、全方向に広い範囲で赤外線の届くリモコンを選ぶと便利です。

デザインで選ぶ

スマートリモコンは性質上、人の目に映る可能性が高くなります。「生活感丸出しの武骨すぎる見た目のリモコンは気が引ける」という方もいらっしゃるでしょう。

現在は、美しいデザインのスマートリモコンもたくさん登場しています。見栄えも重視するならば、インテリアとしても遜色ないようなリモコンを選びましょう。

 

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スマートリモコンのおすすめ3選

 

スマートリモコンのおすすめ3選

ここからは実際に、おすすめのスマートリモコンを3つ厳選してご紹介していきます。

LS Mini

「LiveSmart社」が開発した「LS Mini」は、安い割に多機能で利便性の高い製品として人気があります。

「Amazon Echo」の「アレクサ(Alexa)」、「Google Home」の「Googleアシスタント」などから音声で命令を出し、各家電へ伝達可能です。また「AI(Adaptive Intelligence)」により、常に最適な環境で過ごせるようになっています

さらに外出先からの家電操作機能、位置情報に応じた自動命令送信機能など、さまざまな機能が利用可能で汎用性が高いです。安い価格でスマートハウスを実現したい方におすすめです。

eRemote mini

「LinkJapan社」が開発した「eRemote mini」は、初心者でも扱いやすいスマートリモコンです。

購入時点で主要家電メーカーの機器用リモコンが登録されており、対象製品を持っている場合はすぐに登録してスマートハウス化可能です。また専用アプリも、ITに詳しくない人でも簡単に操作できるようにシンプルな作りになっています。

アレクサなどのスマートスピーカーシステムに対応している他、学習によりかなり旧式の家電も操作可能など便利な機能が多数搭載されています。

エッグ

「キングジム社」は、卵型のスマートリモコン「エッグ」を発売しています。

スマホとBluetooth接続が可能で、面倒なネットワーク設定を行わなくてもすぐに使い始められます。また家電の品番検索により該当家電のリモコン操作を登録したり、手動でリモコンを操作しながらエッグに操作を覚えさせたりといったことも可能です。

こちらもアレクサなどに対応しています。

今回はスマートハウス化を実現する“スマートリモコン”に注目して紹介してきました。

こちらの記事では、さまざまなスマートハウス(スマートホーム)デバイスを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

他にも、さまざまなスマートリモコンが販売されています。本記事を参考にしながらぜひ各機器を比較して、自分に合ったリモコンで家をスマートハウス化してください。

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