開発したのは株式会社シャイン
今回この商品を開発したのは東京都中央区に本社を構える株式会社シャインです。同社は常に新しい玩具やガジェットの企画・開発などを手がけています。
例えばニューヨーク近代美術館MoMAストアでの取扱商品にも選ばれた“ダンボールで遊ぶネコ”からヒントを得たという「いたずらBANK」、土鍋に入り込んで涼をとる姿を商品化した「にゃんこ鍋パズル」など、ネコにちなんだ商品もいくつか開発しています。
そんなシャインが次に目をつけたのが「お掃除ロボット+ネコ」でした。
動画共有サイトや各SNSなどで毎日のように“お掃除ロボットに乗るネコ”を目にするようになり、近年のネコブームも相まって、どの投稿もネコ好きはもちろん、今までは動物に興味を持っていなかった人からも非常に高い人気を得ています。
一方、ペット不可の物件に住んでいてネコを飼えない方や、ネコアレルギーをお持ちの方などからは、常に羨望の眼差しが向けられていました。
シャインはこの「お掃除ロボット+ネコ」ブームを見逃さず、第3弾としてこの「ルンルンクリーニャーD」を開発したのです。
ルンルンクリーニャーDは小型のデスクトップクリーナー
ルンルンクリーニャーDはロボット掃除機型の自走式デスクトップクリーナーで、幅96mm、高さ113mm、奥行き100mmと非常にコンパクトなボディと円形の電動掃除機の上に乗った三毛猫がなんとも愛らしい商品です。
*ちなみにルンルンクリーニャーDの「D」はデスクトップ(Desktop)に由来します。
卓上に置いてスイッチを押すと「にゃーん」と一声鳴いてから動き始め、消しゴムのカスや折れたシャープペンシルの芯といった細かいゴミを、底面についた回転ブラシで取り除いてくれます(掃除機のようなバキューム性能はありません)。
販売価格は税込2,678円と非常にお手頃で、別売りのアルカリ単4電池3本で駆動しますので、一家に一台、あるいはオフィスに一台置いておこうという方もきっと少なくないことでしょう。
なお、ルンルンクリーニャーDの発売予定日は2017年11月3日とのことです。現在はAmazonなどで予約注文を受け付けています。
ルンルンクリーニャーDのかわいい機能をご紹介
鳴き始めてから動き出すというだけでも十分かわいいと思えてしまうのですが、ルンルンクリーニャーDには、ほかにもこんな機能が搭載されています。
*ミステリー走行機能
まるでAIを搭載して自分でゴミを見つけているかのように不規則な動きを見せてくれます(手動に切り替えて掃除したい場所を掃除することもできます)。
*障害回避機能
本体の前面バンパーが壁などの障害物に当たると自動で方向転換してくれます。
*ノンフォール機能
デスクの縁を感知する機能が搭載されていますので、落下しないように自動で方向転換してくれます。
*タッチセンサー機能
動いている最中におでこに触れると「にゃーん」と鳴いて向きを変えてくれるほか、おでこを1秒以上長押しするとその場でくるくる数回転して止まり、まるで目を回したかのように「にゃ~~ん」という長い鳴き声を聞かせてくれます。
また、特におでこに触れなくてもランダムに「にゃ~ん」と鳴いてくれますので、放置したままでも楽しめます。
このように、視覚的、聴覚的なかわいさに加えて、ネコをかまってあげる楽しさも味わえ、さらに実用性も兼ね備えているという「ありそうでなかったスグレモノ」が、このルンルンクリーニャーDなのです。
オブジェとしても十分癒し効果があるかも?
ルンルンクリーニャーD、いかがでしたか?
本体やネコのサイズが大きすぎたり、妙にリアルすぎたりするとまた少し方向性が変わって来てしまいますが、ルンルンクリーニャーDはサイズ感といいキュートさといい、絶妙なバランスで開発されていますので、子供も大人も楽しめますし、観賞用のオブジェとしても十分に癒し効果が得られるのではないでしょうか。
ここ日本におけるペットといえば良く「イヌ派」「ネコ派」などと分けられますが、まだまだイヌ派の方が多いとはいえ、ネコブームもあってネコ派もここ数年で急増しています。
割合としては「イヌ派6:ネコ派4」と言われていますから、もしかすると近い将来、逆転があり得るかもしれません。
とはいえ、現実的にはペット不可の物件だったり、アレルギー持ちだったりして、ネコを飼いたくても飼えないという方は意外と多く、それが冒頭でご紹介した動画共有サイトや各SNSでの盛り上がりにも影響しているものと思われます。
ルンルンクリーニャーDはそうした「飼いたくても飼えない」方々から特に高い支持を得るでしょう。
なお、株式会社シャインの公式サイトには紹介動画も掲載されていますので、実際に動いているところが見たい方は、ぜひアクセスしてみてはいかがでしょうか?