スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.30
【引っ越しプロジェクト vol.1】引越し先をIoTホームにするためにIKEAに行ってきた
こんにちは、iedgeでホームIoT関連の記事を書いている塚岡です。
これまで、このメディアでは自分の家をネタにした記事をたくさん書いてきたのですが、この度、引っ越しをすることになりました。
間取りは今の家とほとんど変わりませんが、ありがたいことに新築です。(ただし賃貸)
ちなみに、間取り図はこちら(特定防止のため、若干のフェイクが入ってます)
そこで、何もないサラの家にホームIoTを導入するべく、この記事からプロジェクトを初めたいと思います。
ではさっそく参りましょう。
とりあえず、IKEA
というわけで、まずはIKEAにやってきました。
ホームIoTを構築するのにIKEAって意外に思われる方もいるかもしれませんが、実はそうでもないんです。
これまでもTRÅDFRI(トロードフリ)というシリーズ名でスマート照明は出していましたし、特に今年に入ってからはスマートホーム製品を専門とする部門も開設されて、かなり本気です。
実際、エントランス入ってすぐのゾーンはこんな事になってます。
ハロウィンとからめて、IKEAのスマート照明やBluetoothスピーカーを大々的にアピールしてました。
これまでIKEAのスマート電球は寒色(昼白色)から暖色(電球色)まで調整できるものだけでしたが、今年からの新製品でフルカラーのものが出たんですね。
個人的には家の中で青や赤の灯りを使うイメージが沸かないのでスルーですが、見ている映画の内容やパーティーの趣旨によって色を変えてみたいという人も多いのかな?
まずは購入すべき商品を確認
では、購入する商品を確認していきましょう。
ちなみに、実際に新居を確認して必要なスマート電球や人感センサーなどのガジェット類の配置はなんとなく考えてあります。
ホームIoTを組む上ではこれがとっても大事!!
ポイントは、住む人の動線を考えることです。たとえば、玄関に人感センサーが設置されているのは帰ってきてすぐに玄関周りの照明が点くようにするためだったり、脱衣所にスマートプラグがあるのは風呂上がりにサーキュレーターを回し、一定時間で自動OFFするためだったりします。
また、電球の金口サイズと電源の位置もよく確認しておきましょう。
新居の天井付け照明は、シーリングライト以外はすべてE26の金口でしたので、今回はE26金口のスマート電球を購入します。
また、Nature Remoは電源が必要なのでコンセントの位置は重要。壁付けのコンセントのうち、部屋全体を見渡せる場所を選ぶのがコツです。
というのも、Nature Remoは赤外線でエアコンやテレビを操作するため、その間に障害物があると機能しないから。
なので、部屋の中心付近か角に設置しておくと失敗が少ないはずです。
今日いちばんのお目当ては、コレ
というわけで、E26金口のTRÅDFRI(トロードフリ)を8個、人感センサーを1つ(2つは今の家から持っていきます)をカゴに放り込んで、今日いちばんのお目当てを探していたら、
ありました!
これが、IKEAのスマートホーム製品の最新ラインナップ、自動開閉ロールスクリーンのFYRTUR(フィルトゥール)です。
IKEAのスマートホームに組み込むことができ、もちろんAlexaやGoogle Homeからも操作ができます。
たとえば、朝、Google Homeのアラームを止めて「OK Google、おはよう」と声をかけたあとに動き出す一連のルーチン(天気予報、予定の読み上げ、間接照明オン、テレビオン)に続いて、ロールスクリーンを開けることができるんです。
スクリーンの素材は透過性のあるものと遮光性のあるものの2種類、カラーはどちらもグレーのみです。
また、値段がちょっと高くて… 僕の買った120cm × 195cmのもので29,990円になります。
設置場所は、寝室の窓になります。
余談ですが、コレの白があったらプロジェクターと一緒にリビングに設置してミニシアターみたいにしたかったですね〜。
次回予告:現地での設置・位置調整
さて、いかがだったでしょうか。
まずはホームIoT導入のとき確認すべきポイントと、IKEAでの買い物について解説しました。
次回は実際に新居へ行き、今日買ったものを設置してみようと思います。
こうしてきちんと計画を立てていても、実際に設置してみると違和感があったりするもんなんですよね。
では、引き続きお楽しみに!

フリーのライター・編集者・プランナー。
ウェブメディアのプランニングと編集を軸に、記事執筆などの仕事もしています。趣味を仕事にしてしまいました。
得意分野はガジェット、AI、IoT関連。過去に、SNSマーケティングの専門メディア「kakeru」と、おでかけ情報メディア「Pathee Epic」の編集長をやってました。
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