iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2017.10.02
2017.10.11

LED電球?スピーカー?SONYの「LSPX-103E26」がすごい

2015年5月、SONYが「LSPX-100E26J」というLED電球スピーカーを発売して話題になりました。今回はその発売から1年後に発表されたモデルチェンジバージョン「LSPX-103E26」について、機能や価格などをご紹介します。

記事ライター:iedge編集部

LED電球?それともスピーカー?いえ、その両方です

約2年前には、まさかLED電球とBluetoothスピーカーが融合したデバイスが開発・発売されるなんて、誰もが夢にも思っていなかったでしょう。

しかも、今使っている照明器具の電球と交換するだけで、あっという間にBluetoothでワイヤレス再生できるLED電球スピーカーに早変わりしてしまうというのです。

基本的にはE26口金のソケットに限りますが、このサイズはデスクライトやペンダントライトなどに用いられる一般的なものですので、キッチン、玄関、洗面所などの多くの照明器具に適合します。

*なお、E17口金からE26口金に変換できるコネクター(市販品)を使用すればE17口金のソケットにも適合します。

当初は「需要はあるのか?」「音質は?」などの疑問が浮かびましたが、そんな心配をよそに売れ行きは好調だったようで、1年後の2016年5月には照明やスピーカー性能がブラッシュアップされた「LSPX-103E26」が発売になりました。

一時は品切れ状態になったほど大人気の「LSPX-103E26」とはいったいどんなデバイスなのでしょうか?さっそく、性能や気になる価格などをご紹介していきましょう。

 

LSPX-103E26の性能について

その性能もさることながら、最初にお伝えしたいことは、LSPX-103E26は取り付ける場所によって音の聴こえ方がガラッと変わるということです。

一般的なスピーカーと言えばデスク上、テレビやオーディオ横などが主な設置箇所ですが、LSPX-103E26の設置は照明がある箇所になりますので、例えば天井や壁の上部など自分の背丈よりも高い位置に設置することが可能なのです。

自分の頭の上から聴こえる音楽、体験したことがありますか?

スピーカーは、発されている音を聴くユーザーの角度がほんの少し変わるだけでも全く別のサウンドを届けてくれることがあります。

そのため、天井などに設置すれば、聴き慣れたサウンドもかなり新鮮に楽しむことができます。

「LEDの光とともに、音のシャワーが降り注ぐ」そんな表現がピッタリなのがLSPX-103E26なのです。

LSPX-103E26に付属しているのはリモコン、リモコン用リチウム電池、そして説明書です。リモコンにスマホやタブレットをペアリングさせて、専用アプリをインストールすれば準備はOKです。

*「Music Center」と「LED電球スピーカーアプリケーション」(いずれもSONYが提供するアプリ)の2つをインストールしましょう。

再生すればスマホやタブレットの音楽をLSPX-103E26で聴くことができるのですが、もちろんそのまま普通に聴くこともできますし、照明をオフにした状態で聴くこともできます。

ですが、最もお試しいただきたいのが前モデルからブラッシュアップされた際に追加された「調色機能」です。全192色の中から気分によって、あるいは音楽によって色を変えることができます。

付属のコントローラーまたはスマホなどにインストールしたアプリから簡単に色を変えることができますので、手が届かない天井などに設置していても難なく制御できます。

さらに、音楽連動モードに設定しておけばリズムやボリュームなどに合わせてリズミカルに、そしてカラフルに音が変化して、さながらライブ会場のような空間を演出してくれます。

音楽連動モードには「Warm」「Cold」「Vivid」「Pastel」がプリセットされているほか、自分で自由に設定できる「カスタム」も搭載されていますので、より自分好みの空間を創り出すことができるでしょう。

もちろん、音楽をオフにしている時でもかなり明るい高性能なLED照明として問題なく利用できますし、DVDや映画を観る時にはジャンルやシーンに合わせて色を選ぶこともできます。

 

LSPX-103E26が2台揃えばこんな使い方も

LSPX-103E26自体はモノラルスピーカーですが、「Speaker Add」という機能が搭載されていて、2台揃えるとなんとステレオスピーカーになってしまうというのです。

左右のチャンネルに分けて再生する「ステレオモード」ではより立体感や迫力あるサウンドを体感でき、2台同時に同じサウンドを再生する「ダブルモード」であれば1階と2階など離れた場所でも同時に音楽を聴くことができます。

特にステレオモードにおいては、「より強くステレオを感じられるポジション」が見つかった時の新鮮さや嬉しさ、サウンドへの驚きなどを体感でき、LSPX-103E26を存分に楽しめるでしょう。

 

非日常が日常にやってくる。エンタメ重視ならぜひ導入しよう

LSPX-103E26の気になるお値段ですが、ソニーストアでは「23,880円(税別)」、価格.comでの最安は「22,330円(税込)」、Amazon.co.jpでは「22,790円(税込)」となっていました(2017年9月執筆時点)。

せっかくなら、ステレオモードなども楽しめる2台購入がオススメですが、まずはどんなものか体感したい、という方は1台でも十分にその性能を体験することができます。

非日常が日常になってしまうLSPX-103E26、ぜひオススメです。

関連記事

未来の住まいがここに!スマホや声で家電を操作できる 大阪の最新スマートホームショールームに行ってきた

  大阪に新たなスマートホームの体験拠点が誕生した。 株式会社アクセルラボ(本社:東京都新宿区)は、ハウスメーカーやディベロッパー、管理会社などの不動産事業者向けスマートホームサービス「Sp ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2024.05.14

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.