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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2017.10.02

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

ここ数年メディアなどで「AI」という言葉を見たり聞いたりする機会が増えて来ましたが、まだ「何となくは知っているけど、詳しい事情は知らない」という方も多いようです。今回はスマートホーム(スマートハウス)を語る上で欠かせない、AIのお話です。

記事ライター:iedge編集部

そもそもAIって何?

AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよびシステムのことを指します。

例えば、私たちが話す言葉の意味を理解し、それに応じて会話や作業などを適切に行ったり、コマンドによって正しく活動したり、学習することによってより高度なコミュニケーションを可能にしたり…といったようなイメージです。

つまりAIとは、人工的に作った「人間に似た知能」であると覚えておきましょう。

そのため、たとえばAIが搭載されたスマートホーム(スマートハウス)のロボットに「会社に行くから玄関の鍵を開けておいて」と毎朝伝えて解錠をしてもらううちに、そのスマートホームのロボットAIが学習し「会社に行くよ」と言っただけで解錠されるといったことも実現できてしまう訳です。

 

スマートホーム(スマートハウス)におけるAIの役割とは?

AIを搭載したスマートホーム(スマートハウス)関連製品が次々と開発され販売されています。

IoT化された電化製品などをネットワークに繋いでそれぞれの機器を連携させ、一元的に制御することで今まで想像もつかなかったような、快適で便利な、そして安心できる暮らしを送ることが可能な時代になりました。

例えばAI搭載のスマートスピーカーをハブとしてIoT製品と連携させることで「カーテンを開けて」と言えばカーテンが開き、「お風呂を沸かして」と言えばお風呂が沸く、ということも容易にできるようになりました。

ただ、これらは人間の言葉を理解してそれに沿った適切な行動をとっているだけですので、現時点ではまだまだ本当の意味でのAIとは言えない部分もあります。

AIが自ら人間のように考え、作業や活動をするまでには至っていないのです。

もし本当のAIが完成したら、例えばあなたが、仕事が終わって帰宅すると、

「おかえりなさい、今日のプレゼンはうまく行った?」
「明日は土曜日だけど、どこかに出かけるの?」

などとロボットの方から話しかけてくれることもあるでしょう。

また、「ただいま~」と言えばカーテンが閉まってリビングの照明や床暖房がオンになって、好きな音楽がいつも聴いている音量で流れるということもできるようになるかもしれません。

さらに、日々のストレス状態や呼吸のリズム、睡眠の深さや食事の栄養バランスなどのデータを集め、それを元に「体調が悪い・風邪を引きそう」と予想して栄養バランスの良い食事を勧めてくれたり、早く寝るように促してくれたりといったことも可能になるでしょう。

もちろんAI技術は世界中の専門家や研究者、開発者の方々によって日々進化を遂げていますので、私たちが心配するまでもなく、上記のようなことが徐々に実現され始めています。

今年2月には、AIをフルに使って家全体をIoT化する「AIスマートホーム」も販売が開始されています。スマートホーム(スマートハウス)のAI化は今後、さらに加速していくでしょう。

 

家が丸ごとIoT化!AIスマートホームってどんなもの?

2017年2月、株式会社エコライフエンジニアリングはアメリカのBrain of Things Inc.,と「AIスマートホームシステム:キャスパー.AI」の販売代理店契約を締結し、AIスマートホームCASPARの販売を開始しました。

AIによってほぼ全ての家電や家具、セキュリティシステムなどを制御したり、自動で稼働させたりすることができるシステムで、その家に暮らす人の生活習慣をAIが学習・理解することでより快適な生活空間を創ることが可能になりました。

温度、湿度、照度、振動、モーション、ビジュアル、オーディオ、ボイスコントロールなど100以上のセンサーで感知・検出したデータをAIが0.005秒ごとに収集して居住者の行動を覚え、予測して自動的にIoT機器に指示を出すのです。

つまり、居住者自らがコマンドを送らなくても、動きや会話などの膨大なデータの中で学んだ生活習慣から最も適切と思われるものをAIが考え、自発的に他のIoT製品を稼働させることができるというものです。

音声認識には「深層心理」が用いられ、AIと人間どちらが最適な動作を行うかは「ゲームの理論」が用いられているとのことです。

スマートホーム(スマートハウス)のAIで、家が丸ごとIoT化することにより、「ただ普通に暮らしている」だけで、今までの生活から一変した便利で快適な、そして安心がある暮らしを送ることが可能になっていくのです。

さらに、例えば居住者が部屋の中で転倒したことをAIが感知すると、事前に登録していた家族などに自動的に連絡できるといった技術も現在開発中とのことです。

スマートホーム(スマートハウス)のAIの進化によって、高齢者の一人暮らし、離れて暮らす家族、留守番中の子供やペット…その全てをいつでもどこからでも「見守る」ことができる世の中になっていくことが予想されます。

 

私たちは今、大きな時代の曲がり角にいるのかもしれない

海外でも中国のBaidu(百度)とアメリカのNVIDIA(エヌビディア)がスマートホームなどの分野でAI技術を提携するなど、IoT技術を始めとしたスマートホーム(スマートハウス)のAIにまつわる様々な技術が日々開発され、実証実験が行われています。

全てがオートメーション化されることで「人間という生き物が劣化しないか?」といった心配も頭の片隅にはありますが、それよりも「どんな未来が待っているのだろう」という期待の方が大きいことは確かです。

私たちは今、本当に大きな時代の曲がり角に立っているのかもしれませんね。

 

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