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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.09.11

血圧測定が測定できるスマートウォッチの仕組み、精度とは?

睡眠の時間や質、運動量、消費カロリーなど、健康に関連する様々なデータをトラッキングできるスマートウォッチ。中には血圧を測定することができる機種もあります。その仕組みや精度はどんなものなのでしょうか?おすすめの機種と併せてご紹介します。

記事ライター:iedge編集部

スマートウォッチで血圧測定する仕組みとは?

一般的な血圧計の仕組み

腕に空気で膨らむカフを巻き付けるタイプの一般的な医療用・家庭用血圧計は、「オシロメトリック法」という測定方法を使っています。

空気で膨らんだカフで腕を圧迫し、血流を一旦ストップさせます。その後、カフの圧迫をゆるめ、血液が流れ始めると、心臓の拍動に合わせて血管壁が振動します。カフ自体がセンサとなって、その振動(脈派と呼ぶ)を計測するのが「オシロメトリック法」です。

スマートウォッチでの血圧測定の仕組み

血圧測定の機能がついたスマートウォッチはいくつかありますが、カフがついたものは現在オムロンの1機種のみで、他のスマートウォッチにはついていません。では、どうやって血圧を測定しているのでしょうか?

多くのスマートウォッチでは、電気信号による心拍数の測定結果と、光学センサを使った血流の測定結果を組み合わせて、血圧を算出しています。

光学センサを使った血流測定は、緑色発光ダイオードを用い、血液が緑色の光を反射する仕組みを利用します。血管に緑色の光を当てると、血流が多い時(心臓が脈打った時)と、少ないときでは光の反射の仕方が異なります。その反射の違いをとらえて、血流を測定するのです。

 

スマートウォッチの血圧測定の精度は?

上記で紹介したスマートウォッチでの血圧測定方法は、医療機器として認められたものではありません。一般的な血圧計と比べて、決して少なくない誤差が生じると言われています。

そのため、正確に血圧を測定する必要がある方の使用には向きません。健康な方が参考にする程度の使用にとどめましょう。

なお、スマートウォッチで血圧を測定する際も、一般的な血圧計を使うときと同じ注意点を守ることで、測定の精度を高めることができます。

・落ち着いた静かな場所で測定する

・リラックスし、座って測定する

・手首と心臓を同じ高さに保つ

また、血圧計で計測した結果と比較して、どのぐらいの誤差が出るかを把握しておくのも良いでしょう。

 

血圧測定ができるスマートウォッチ

オムロン/HeartGuide

まだ日本では入手することができませんが、アメリカで発売されているオムロンの「HeartGuide」は、現状で最も正確に血圧測定ができるスマートウォッチです。FDA(アメリカ食品医薬品局)から認可を得ていて、血圧計と同じレベルの精度で血圧測定ができるとされています。

他のスマートウォッチと違って、「HeartGuide」はオシロメトリック法で血圧を測定します。本体に、医療用血圧計と同じような空気で膨らむカフがついているのです。

毎日同じ時間に血圧を測定するためのリマインダーを始め、アクティビティの記録、着信、メッセージへの応答など、スマートフォンとしての基本的な機能も、もちろん備えています。

直径48mm、幅25mm、厚さ1.3cm、重さ116g、さらに内側にカフがついているので、スマートウォッチとしてはかさばる印象ですが、血圧測定の正確さのためには仕方ありません。

スマートウォッチというより、スマートウォッチの機能がついた血圧計とも言えますね。時期は未定ですが、日本での発売も検討されています。

JACAGG/スマートウォッチ

丸いフェイスが特徴のスマートウォッチです。一般的なスマートウォッチの機能を網羅した上で血圧測定もでき、4,000円以下と安価なので、スマートウォッチデビューにもおすすめの商品です。IP67の防水防塵性能も備えています。

この商品の血圧測定は医療目的では利用できないので、健康管理の上で参考程度にしましょう。

Ganriver/スマートウォッチ

Amazonの活動量計ランキングでベストセラーに輝いている商品です。バンドと同じ幅の細いフェイスがスタイリッシュでかさばらないので、スポーツをするときにもおすすめです。

心拍数は自動モードなら5分起きに、血圧は手動で好きなときに測定します。こちらも血圧測定はあくまで補助的なものとして考えましょう。

口コミには、血圧計と比較して誤差が少ない、バッテリーの持ちが良い、軽くて付けやすいといった高評価が並んでいます。

 

まとめ

血圧測定ができるスマートウォッチの仕組みや、おすすめの商品を紹介しました。多くの機種はまだ正確な血圧測定ができるわけではありませんが、健康管理にうまく役立てたいものです。

スマートウォッチに関する情報は、こちらの記事でもご紹介しています。

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