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【2020年版】スマートウォッチの選び方とおすすめ機種は?

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スマートウォッチとは?

スマートウォッチとは、コンピューターとタッチスクリーンを搭載した腕時計型のウェアラブルデバイスです。時刻表示やアラーム機能、スマートフォンと接続して電話やメール、音楽の再生ができるだけでなく、機種によって多彩な機能を搭載しています。

2014年にGoogleがアンドロイドと連動するスマートウォッチ向けOSをリリースしてから、本格的に普及しはじめました。現在ではスマートフォンメーカーだけでなく、時計メーカーやファッションブランドからも多く販売されています。

 

スマートウォッチでできること

健康管理

多くのスマートウォッチは、心拍センサーや歩数計など、健康管理に役立つ機能を備えています。トレーニング中の心拍数の管理や、消費カロリーの計算などにとても役立ちます。

また、睡眠時間や睡眠の質を計測し、記録する機能も便利です。眠りが浅い、入眠に時間がかかっているなど、これまで気付かなかった問題に気付くきっかけになるかもしれません。

目覚まし音ではなく、バイブレーションで起こしてくれる機種もあり、電車や飛行機の中などでも活躍しそうです。

GPS

GPSを搭載している機種なら、スマートウォッチの画面で地図アプリを見ることができます。両手が空くので、スマートフォンを片手に持ちながら歩くより便利で安全です。

その他、GPSロガーとしても使うことができます。ランニングやウォーキング、旅行で移動したルートを記録しておくと、後で見返すのが楽しくなることでしょう。

電子決済

Apple PayやGoogle Payなどの電子決済をスマートウォッチで利用できます。お財布ケータイの普及で、財布を取り出さずに”ピッ”と片手で決済できるようになりましたが、スマートウォッチなら更に簡単です。

タスク管理

スマートウォッチと連携できるスマートフォンアプリはたくさんあります。カレンダー、To Doリスト、リマインダー、買い物リストなどのアプリを活用して、スマートウォッチでタスク管理をしましょう。スマートフォンを開かなくてもスケジュールやタスクを確認できるので効率が良いです。

電話やメール

LINEやSMSで受信したメッセージを表示したり、機種によっては定型文で返信することができたりします。

スマートフォンをマナーモードにしていて着信に気づかない時も、スマートウォッチをつけていればバイブレーションで気付くことができます。ワイヤレスイヤフォンを使用すれば、スマートフォンに触れずして、そのまま電話に出ることができるので便利です。

 

スマートウォッチの選び方

OSで選ぶ

「watchOS」

Apple Watchのために開発されたスマートウォッチ用OSです。iPhoneユーザーにとっては第一の選択肢となるでしょう。iOS端末と連携すると、Apple独自のアプリを含む様々なサービスを使用することができます。他のOSに比べて利用できるアプリが多いのが魅力です。

2019年6月にAppleが開催した開発者向けカンファレンス「WWDC19」で、 watchOSの最新バージョン「watchOS6」が発表されています。最新のOSでは、iPhoneを使わなくてもApple Watchだけでアプリをダウンロードできるようになりました。

これまでのApple Watch、他社のスマートウォッチは、アプリをダウンロードするのにスマートフォンを使用する必要があったので、これは画期的な進化です。なお、アンドロイド端末とは連携することができません。

※2020年11月追記

2020年11月6日、「watchOS 7.1」の配信が開始されました。watchOS 7では、複数のApple Watchを1台のiPhoneとペアリングできるファミリー共有設定や、手洗いタイマー、耳の健康を守る機能など、新たに便利な機能がたくさん追加されています。

「Wear OS by Google」

Googleが開発しているスマートウォッチ用OSで、アンドロイド、iPhoneどちらとも連携することができます。Googleカレンダー、Googleアシスタント、Gmailなど、Googleのサービスと親和性が高いのが特徴です。

Apple Watch専用のWatchOSと違い、様々な企業がWear OS搭載のスマートウォッチを作っているので、豊富なデザインから選びたい人にはオススメです。デンマークの腕時計メーカー「SKAGEN」や、アメリカのファッションブランド「FOSSIL」などから発売されています。

「Tizen」

サムスンが開発しているOSで、Galaxy Watchなどに搭載されています。アンドロイド、iPhone両方と連携して使用できます。しかし、iPhoneの場合「メール」「ヘルスケア」「iPhoneを探す」など、連携して利用できない機能が多いので、iPhoneユーザーはがっかりしてしまうかもしれません。

アプリはサムスンが提供するGalaxy Storeからダウンロードすることができます。AppleやGoogleが提供するものに比べてアプリの数は少ないものの、スマートウォッチで利用したい基本的なものは揃っています。

Suicaを使うならApple Watch

現在、モバイルSuicaを使えるスマートウォッチはApple Watchしかありません。なお、Apple Watchの中でもモバイルSuicaを使えるのは以下の機種に限り、初代Apple Watchでは利用できないので注意が必要です。

・Apple Watch シリーズ2(日本国内で購入したもの)

・Apple Watch シリーズ3

・Apple Watch シリーズ4

上記のほか、下記が追加されています(2020年11月追記)。

・Apple Watch シリーズ5

・Apple Watch シリーズ6

・Apple Watch SE

一方、Google PayによるSuica支払い機能を搭載したスマートウォッチは現時点では存在しません。しかし、今後Suica支払い機能を実装する予定だと発表している企業がいくつかあるので、アンドロイドユーザーはスマートウォッチの購入を少し待つのも良いでしょう。

※2020年11月追記

Apple Watch以外にもSuciaを利用できるスマートウォッチが登場しました。

Garmin

Garminのfēnix 6シリーズ、vívoactive 4、Approach S62など、既存製品がアップデートによってSuicaに対応しました。また、2020年10月に発売された「Descent Mk2」など、最新モデルも一部がSuica対応となります。対応機種は以下です。

FĒNIX 6 70,000 円~(税別)
FĒNIX 6S 65,000 円~(税別)
FĒNIX 6X 110,000 円~(税別)
FĒNIX 6 PRO DUAL POWER 120,000 円~(税別)
FĒNIX 6S PRO DUAL POWER 110,000 円~(税別)
FĒNIX 6X PRO DUAL POWER 130,000 円~(税別)
QUATIX 6X DUAL POWER 130,000円 (税别)
FOREATHLETE 745 44,800円 (税抜)
VÍVOACTIVE 4/4S 39,800 円(税別)
VENU 49,800 円(税別)
LEGACY HERO 49,800 円(税別)
LEGACY SAGA 49,800 円(税別
VÍVOMOVE STYLE 36,000 円~(税別)
VÍVOMOVE LUXE 50,000 円~(税別)
VÍVOMOVE 3/3S 28,000 円~(税別)
APPROACH S62 62,000 円(税別)
DESCENT MK2 148,000 円(税別)
DESCENT MK2I 178,000 円(税別)

SONY wena 3

ソニーから2020年11月27日に発売された「wena 3」もSuicaに対応しています。ハイブリッド型スマートウォッチ「wena wrist」シリーズの第3世代で、この機種からシリーズ名が「wena」に変更されました。 「wena 3」の価格は2万4000円〜です。

 

おすすめのスマートウォッチ

Apple Watch シリーズ6

iPhoneを愛用している人やモバイルSuicaを使いたい人に一番おすすめしたいのがApple Watchです。値段は高いですが、充実したアプリのラインナップや、iPhoneなしで単体利用できる機能が多いのも便利です。取替可能なバンドも種類が豊富で、エルメスなどラグジュアリーなブランドからも販売されています。

itDEAL スマートウォッチ

Wear OS by Googleを搭載した格安スマートウォッチです。iPhone、アンドロイド両方と連携して使用できます。5,000円以下と非常に手頃ですが、基本的な機能はもちろん、血圧測定や、座り続けていると注意をうながす機能など、健康管理の機能が充実しています。

ケイト・スペード ニューヨークの スマートウォッチ

スマートウォッチも可愛く身に着けたい、ガーリー派におすすめです。他のスマートウォッチとは一線を画す、ファッションウォッチのようなデザインで、コーディネートに自然に馴染みます。

また、その日着ている洋服や小物の色をセットすると、それに合わせたオリジナルのフェイスを表示してくれるユニークな機能があります。もちろん、Wear OS by Googleを搭載しているので、スマートウォッチとしての機能も申し分ありません。

 Sony wena 3

今使っているお気に入りの時計をスマートウォッチにしたいなら、ソニーから11月27日に発売された「wena 3」がおすすめです。wena 3は、ヘッドではなくバックルにスマートウォッチの機能が内蔵されていて、手持ちのアナログ時計のヘッドに取り付けることができるのです。上記でも紹介したようにSuicaにも対応しています。

バンド(バックル)単体での購入に加えて、オリジナルデザインのヘッドとバンドのセットも発売されます。バンドは「メタル」2色、「レザー」2色、「ラバー」の計5種類です。

Garmin  VÍVOMOVE 3/3S

GarminのSuica対応スマートウォッチの中で、最も安価なのが VÍVOMOVE 3/3Sです。カラー展開が豊富で、ブラックやシルバーのクールなもの、ローズゴールドやピンクを使った可愛らしいものなど幅広く用意されています。

本物の時計針がついていて、必要なときだけタッチスクリーンディスプレイが表示されます。アナログ時計とスマートウォッチのいいとこ取りができる商品です。

 

どのスマートウォッチをゲットする?

ここまで、スマートウォッチの選び方とおすすめの機種を紹介してきました。コスパが高いもの、多機能なもの、デザイン性が優れているものなど、さまざまなスマートウォッチが販売されています。自分に合うスマートウォッチをぜひ見つけてください!

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