POCKETALK (ポケトーク)とは
タレントの明石家さんまさんがCM出演していることでも有名なポケトークは、2019年7月現在、音声翻訳機市場において96.6%という驚異のシェア率を誇る「AI通訳機」です。
日本は2020年、東京オリンピック・パラリンピックを迎え、世界各国からたくさんのお客さんが来日することになります。
英語や中国語を始め、聞き慣れない言語もたくさん飛び交うことでしょう。道を聞かれたとき、困っている外国人を見かけたとき、「教えてあげたいけど言葉がわからない…」という事態は、なるべく避けたいですよね。
そこで大活躍してくれるのが、今回ご紹介するポケトークなのです!
高性能マイクとスピーカーが搭載されているため、日本語で話すだけで相手の母国語に自動変換されて伝わる、まさに夢のようなデバイスです。
携帯型の翻訳機や、翻訳アプリなどはたくさんあるにも関わらず、なぜ、ポケトークだけがほぼ市場を独り占め状態なのか、その魅力をこれからご紹介していきます。
POCKETALK (ポケトーク)の種類とそれぞれの違い
引用元:https://pocketalk.jp/img_sc/pocketalk/product/renewal/img04.png
ポケトークにはいくつかの種類があります。まずはラインナップとそれぞれの特徴を見ていきましょう。
POCKETALK (ポケトーク)Wi-Fi
引用元:sourcenext.com/product/pocketalk/top/?i=pwlup
63言語(2018年1月23日時点)に対応している初代ポケトークで、最もスタンダードなモデルです。Wi-Fiが使える環境下なら、これ一台あればポケトークの機能をフル活用できます。カラーはブラックとホワイトの2種類が用意されています。
POCKETALK (ポケトーク)専用グローバルSIM付き
引用元:sourcenext.com/product/pocketalk/top/?i=pwlup
63言語(2018年1月23日時点)に対応し、Wi-Fiがない環境でも使える2年間使い放題の専用グローバルSIMが付いた製品です。3G通信で2年間、月額利用料や通信料はかかりません。1日100MBを超えると当日中は速度制限がかかりますが、15時間翻訳した場合に相当する通信量ですので、そこまで心配する必要はないでしょう。カラーは、同じくブラックとホワイトが用意されています。
新型POCKETALK W(ポケトークW)
引用元:https://pocketalk.jp/
話題沸騰中の最新ポケトークがこちらです。対応言語数は74言語に増えています(2019年1月時点)。eSIM内蔵で届いたらすぐに使える「グローバル通信あり」と、Wi-Fi環境下でのみ使用できる「グローバル通信なし」が選べます。カラーバリエーションも豊富で、写真のゴールドのほか、ブラック、ホワイト、レッド、ピンクゴールドが用意されています。
法人用POCKETALK(ポケトーク)
引用元:https://pocketalk.jp/
法人用はすべてポケトークWシリーズで、2年間のグローバル通信「あり」と、Wi-Fi専用の「なし」、そして「国内専用SIM(2年)」が付いたモデルがあります。カラーバリエーションは「あり」がホワイト、ブラック、ゴールドで「なし」「国内専用SIM」は、さらにシルバーが加わります。
個人と法人の違い
法人の場合、「商用・業務利用ライセンス版」がレンタルまたは販売にて提供されます。
個人は1台までですが、2台以上購入またはレンタルすれば、ポケトークを個人にレンタルして利益を得ることも可能になります。希望すれば、企業ロゴなども印字してもらえます。
また、個人の標準的な保証期間は1年ですが、法人は2年に延長されます(ただし、個人でもワイド延長保証サービスに加入することで最大3年に延長できます)。
初代POCKETALK (ポケトーク)と新型POCKETALK (ポケトーク)、何が変わった?
初代ポケトークと新型ポケトークで特に大きく変わった点をまとめています。
|
初代ポケトーク |
新型ポケトーク |
対応言語数 |
63言語 |
74言語 |
ディスプレイ |
1.3インチ |
2.4インチ |
タッチパネル |
なし |
あり |
通信方式 |
3G |
4G / LTE |
SIM |
nano SIM |
eSIM(内臓) |
端子 |
micro USB |
USB Type-C |
大きく変わった点は上記の比較表のとおりです。特にディスプレイが拡大されて見やすくなった点と、タッチパネルになった点は便利ですね!
このほか、カラーバリエーションが増えたり、スピーカーが1基から2基に増えたり、音声言語の切り替えができるようになったりと、ほぼすべてのスペックが向上しています。
また、通信方式の変更によって、翻訳スピードも従来の7.4倍(Wi-Fi接続時の平均値)と格段にアップしています。翻訳エンジンのチューニングによって精度も向上されていますので、初めての海外旅行でもストレスなく、スムーズに使うことができるでしょう。
POCKETALK (ポケトーク)の価格は?どこで買えるのか
ここまで見てきたとおり、ポケトークは「一人一台は持ち歩きたい!」と思うほどの便利なデバイスです。次は、ポケトークがいくらで購入できるのか見ていきます(2019年8月調査時点の一般的な価格です)。
購入方法(購入先について)と価格
※上記は税込価格です。公式サイトは税別表示のため上記価格とは異なる場合があります。
この価格表のとおり、Amazon.co.jpや楽天でも、価格はほぼ公式サイトと変わりません。極端に「安く買える」という購入先は、今のところなさそうです。
その他、ビックカメラやヤマダ電機、ヨドバシカメラなどのネットショップでも簡単に購入できます。
公式サイト以外で購入する場合、セールで若干安くなるタイミングや、アクセサリー・カバーなどセットで販売されているタイミングもあります。
保証のことを考えると、公式サイトからの購入がおすすめですが、ショッピングサイトをリサーチしてみる価値はあるでしょう。
POCKETALK (ポケトーク)を中古で購入する際の注意点
メルカリ、ジモティーなどのアプリでは、ポケトークの中古品も販売されています。新品より価格が安いので、購入したいと思う方もいるかもしれません。
トラブルを未然に防ぐためにも、ソースネクストが承認した出品者以外からの購入は避けることをおすすめします。
保証が付いているかどうか、不具合や欠陥がないかどうか、正規ルートで購入されたものかどうかなど、リスクもゼロではありません。多少の値段は張ってしまいますが、できれば新品を購入しましょう。
POCKETALK (ポケトーク)の通信料について
ポケトークは、本体とグローバルSIMを購入すれば、最大2年間、月額使用料や通信料といった追加費用がかからないのが魅力です。Wi-Fiモデルなら、2年と言わずWi-Fi環境下で半永久的に使うことができます。
なお、グローバル通信モデルは2年後からWi-Fi接続すれば無料で使えます。また、5,000円を追加すれば、1年単位で引き続きグローバル通信が使えます。
ただし、グローバル通信モデルの場合、通信量が1日100MBを超えてしまうと、当日中の速度制限がかかりますので気をつけましょう。
とはいえ、「100MB=約15時間の翻訳」に相当しますので、よほどのことがない限り、通信速度制限がかかることはありません。
POCKETALK (ポケトーク)はレンタルできる?
ポケトークには商用・業務利用可能な法人用があるため、当然、個人でレンタルもできます。
「いきなり購入するのは気が引ける」「まずはどんなものか試してみたい」という方は、レンタルから始めてみるのもおすすめです。
レンタル料金は各レンタル会社によって変わりますので、よく比較検討しましょう。ここでは、代表的なレンタル会社をピックアップしてご紹介します。
なお、いずれもWi-Fiモデルとなるため、特に海外旅行などでは別途、Wi-Fiルーターを携帯することをおすすめします。
Wi-Fiルーターをお持ちでない方は、下記のレンタル会社でまとめて借りられますので、セットがおすすめです。
JAL ABC
成田空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港にサービスカウンターを設置しています。JALグループなので、安心感があります。
受渡手数料は無料、宅配による受取・返却もOKです。レンタル料金は1日800円、任意の補償サービスに加入すると、さらに1日210円追加となります。
イモトのWiFi
世界200カ国以上で使えるWi-Fiルーターをレンタルしているのが、イモトのWi-Fiです。空港か自宅でレンタルセットを受け取り、帰国後は空港または宅配にて返却できます。
新千歳空港、福岡空港にもカウンターを備えています。レンタル費用は1日500円と業界最安クラスなのも魅力です。
グローバルモバイル
往復の宅配送料が完全無料でリーズナブルに利用できるのが、グローバルモバイルです。
渡航先に合わせてWi-Fiルーターと一緒にレンタルする形になりますので、トータルの費用は差が出てきますが、ポケトークのみのレンタル費用は1日580円、1ヶ月9,000円となっています。
TripFever
基本レンタル料金は2日1,980円、以降5日目までは1日700円が加算され、6〜7日目までは600円ずつ、8〜15日目までは500円ずつ加算されていきます。延滞料金は1日700円です。
羽田空港、成田空港、関西国際空港、大阪国際空港、宮崎空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港で受取・返却できるほか、国内の宅配にも対応しています。
ププル
各種通信機器のレンタルサービスを展開しているのがププルです。こちらではSIM付きモデルをレンタルしてくれますので、別途、Wi-Fiルーターを用意しなくてもそのまま使えます。
国内利用・海外利用いずれも1日700円、30日で8,000円となり、配送料が1台につき1,500円です。成田空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港で受取・返却もOKです。
POCKETALK (ポケトーク)はオフライン(インターネット接続なし)で使える?
ポケトークはIoTデバイスですので、オフラインでは使用できません。入力した音声を認識して、クラウド上の膨大なデータの中から精度の高い翻訳結果を提供しているため、これは仕方ないことです。
Wi-FiモデルならWi-Fi接続、グローバルSIMモデルなら内蔵のeSIMでネット接続するなど、なんらかの方法でインターネット接続する必要があります。
海外に行く方で、ポケトークをレンタルまたは購入する場合は、ポケットWi-FiなどのモバイルWi-Fiルーターをレンタルして持参すると便利です。
あるいは、スマホなどを利用してテザリングすることでネット接続する方法もあります。
旅先の公共のWi-Fiや、ホテルに飛んでいるWi-Fiなどを利用するのも良いですが、セキュリティ面で不安があるケースも少なくないため、できればモバイルWi-Fiルーターを使用するのが良いでしょう。
POCKETALK (ポケトーク)の翻訳精度はどれくらい?
前述したように、新型のポケトークWは翻訳エンジンが一新されたことによって、翻訳の精度が大幅に向上しています。
長文の翻訳にも対応してくれるので、一文単位で翻訳して相手に伝えなければならない煩わしさもありません。
以下は公式サイトに掲載されている翻訳例です。
例文
こちらの美術館のチケットは大人が1,500円で、3歳以上の子供が500円です。2歳までのお子様は、無料でご入場できます。
翻訳結果
Tickets for this museum are 1500 yen for adults and children over 3 years old are 500 yen. Children up to 2years old can enter for free.
出典:https://pocketalk.jp/
このように、「〜が、〜だから、〜だ」など2つ以上の句で文章が構成されている複雑な構文であっても、正確に翻訳してくれる精度が確保されています。
同時に、初代ポケトークが3G通信だったのに対し、ポケトークWは4G対応になったこともあり、初代と比べて最大7.4倍という速さで翻訳してくれます。
正確な精度とスピード、ともに向上しているのがポケトークWです。
羽田空港ではすでにポケトークが導入されていたり、ANAの機内でも販売されていたりと、一流企業がポケトークを認めていることからも、その精度は間違いなさそうですね。
POCKETALK (ポケトーク)の使い方
「箱から出して、すぐ使える」ことが魅力のポケトーク。旅行、接客、ビジネスなど、さまざまなシーンで手放せない一台になりそうですね。続いては、ポケトークWの基本的な使い方と機能をご紹介します。
充電
ポケトークは工場出荷時点で充電された状態です。文字通り「箱から出して、すぐ使える」設計になっていますが、100%ではない可能性があります。また、当然ながら電池残量が減ったら充電しなければなりません。そのため、まずは届いたら、すぐに充電をしましょう。
USBケーブルは付属しているので、パソコンやUSBハブなどに接続して充電できます。ただし、アダプターは付属していないため、コンセントに差し込む場合は別途、準備しておきましょう。
電源
本体横の電源ボタンを4秒程度長押しすると電源が入り、システム設定画面が表示されます。一度長押しして電源を入れれば、それ以降は普通に押すだけでオン/オフ操作ができます。なお、長時間使わないときなどは、再び長押しして電源を切ると節約できます。
充電時間と連続待受・翻訳時間
通常(5V1.8A)の電源で充電した場合、2時間15分でフル充電できます。連続待受時間は、4G・LTEエリアで約240時間、連続翻訳時間は約7時間です。
初期設定
初期設定画面で言語を選択します。日本語の表示をタップして、右上の「OK」をタップすればOKです。
続いて、ディスプレイに表示される「使用許諾」「成人かどうかの確認」をチェックすると、内蔵されているeSIMが自動で通信設定をおこなってくれます(Wi-Fiモデルの場合は手動でネットワーク選択→パスワード入力をおこないます)。
「接続されました」が表示されれば初期設定は完了で、すぐに翻訳を試すことができます。
翻訳方法
入力ボタン(左側のボタン)を押しながら話すだけで、音声を認識して元の言語(話した言語)を表示してくれます。誤認識を防ぐため、元の言語がすべて表示されるまでボタンを押したままにしておきましょう。
なお、翻訳する言語は、言語名をタップすれば簡単に選べます。あるいは、マイクアイコンをタップすれば音声で選択することも可能です。
スリープモード
一度、電源を入れてから再度電源ボタンを押すか、1分(初期設定時)何もしない時間があるとスリープ状態になります。解除するには電源ボタンを1回押します(スリープまでの時間は15秒〜10分まで選べます)。
音量・明るさ・文字サイズなどの微調整
初期設定では、音量がマックスになっていますので、驚かないようにしましょう。音量やディスプレイの明るさは、左上のメニューアイコン(三本線)をタップすれば選べます。いずれもスライダーなので、操作も簡単です。
ほかにも、文字サイズの調整や、スリープ時間までの設定、ソフトウェアのアップデートなどもすべて、メニューからおこなえます。
翻訳履歴の再生
一度翻訳した結果は、元の言語と翻訳した言語の両方がセットで、吹き出し形式で保存されます。本体には1万件まで保存することができます。吹き出しをタップすれば、簡単に再生できます。
翻訳結果のお気に入り登録
特によく使う会話は、お気に入りへ登録しておくと便利です。登録したい履歴を長押しするとメニューが表示されますので、「★お気に入りに追加」をタップするだけでOKです。
ディスプレイ右上の「★」アイコンをタップすれば、お気に入り登録した表現だけが表示されるようになります。
翻訳履歴の削除
不要になった会話は、吹き出しを長押しして表示されるメニューのゴミ箱マークで削除できます。一気に削除したいときは、三本線の設定メニューを開いて「リセット」で全削除が可能です。
POCKETALK (ポケトーク)と連携できる無料学習アプリ「POCKETALK Link」
「POCKETALK Link」ってなに?
ポケトーク本体には1万件の履歴しか保存できませんが、クラウド上にある「POCKETALKセンター」には、無制限で保存できます。そこに蓄積されている翻訳結果を教材として、パソコンやスマホで発音練習できるのが「POCKETALK Link」です。
語学ソフトとして世界中で使われている「ロゼッタストーン」の発音判定機能が判定してくれるため、クオリティの高い発音学習が可能です。
対応言語
2019年8月現在、対応している言語は次の通りです。
・英語(アメリカ/イギリス)
・スペイン語(スペイン/アルゼンチン/コロンビア)
・フランス語
・イタリア語
・ドイツ語
・オランダ語
・トルコ語
・ロシア語
・ヘブライ語
・ポーランド語
・ベトナム語
※スペイン語(アルゼンチン/コロンビア)は「POCKETALK Link」に限り、スペイン語(ラテンアメリカ)を選ぶ必要があります。
使い方
「ロゼッタストーン・ライブラリー」アプリをインストール(パソコンはサイトへアクセス)し、「ストア」内にある「POCKETALK Link」をタップします。
「学習」に「POCKETALK Link」が追加されますので、そちらをタップして「POCKETALKセンター」にログインします。
その後、翻訳履歴を表示したいデバイス(ポケトークW)を選ぶだけで準備は完了です。履歴から練習したい会話を選択して「リスニング→発音→判定」を繰り返しましょう。
発音判定以外の機能
発音判定以外にも「再生」と英和の「辞書」機能があります。「再生」は単純に履歴が再生されるだけなので、電車の中など声が出せない場面でのリスニング練習に役立ちます。
「辞書」を選ぶと単語ごとにリンクが表示され、選んだ単語の意味や用例をチェックできます。どの日本語がどの英語に訳されたのかなど、確認するときに便利です。
「POCKETALK Link」は勉強に役立つ?
発音判定は、先進の音声認識技術による判定が可能です。発音するたびに瞬時に判定してくれますので、反復練習に最適です。任意のテキストを入力して翻訳してもらい、それを発音練習に活用することもできます。
リアルな人と人との「生きた会話」ではありませんが、さまざまなフレーズを翻訳履歴に残しておくことで、英語の勉強に大いに役立ちます。日本人が特に苦手な「L」と「R」の違いなど、発音の基礎知識も身につけておきましょう。
OCKETALK (ポケトーク)のアクセサリー
ポケトークにはさまざまなアクセサリーがラインナップされています。ここでは、代表的なアイテムをご紹介します(価格はすべて税別です)。
※画像は公式サイト掲載のイメージ画像となるため、変更される可能性があります。
ケース
引用元:https://pocketalk.jp/img_sc/pocketalk/product/lineups/accessory/case_white.png
1,880円で購入できるポケトークWシリーズ専用のケースです。スマホケースと同様に、落下の衝撃などから守るための必須アイテムですね。カラーはブラックとホワイト、そしてクリアが販売されています。
なお、サードパーティー製でレザーケースなども販売されており、今後も続々と登場する可能性が高いです。
保護フィルム
引用元:https://pocketalk.jp/img_sc/pocketalk/product/lineups/accessory/seal.png
ディスプレイを守る保護フィルムです。こちらもスマホと同様、必須アイテムですね。880円なので、ぜひ一緒に購入しておきましょう。サードパーティー製で強化ガラス同等の硬度のモデルも販売されています。
ストラップ(ネックストラップ)
引用元:https://pocketalk.jp/img_sc/pocketalk/product/lineups/accessory/strap.png
ロゴ入りの専用ネックストラップは1,500円で販売されています(ロゴなしも同じ値段です)。ポケットやバッグから取り出す際に落下させて、画面が割れて使えなくなってしまう前に、ぜひ手に入れておきたいアイテムです。
充電スタンド
引用元:https://pocketalk.jp/img_sc/pocketalk/product/lineups/accessory/cradle.png
クレードルと呼ばれる充電スタンドは2,880円で購入できます。セット中、本体をしっかりホールドし、落下などの危険から守ってくれます。平置き充電が不安な方は、ぜひチェックしてみましょう。
ポーチ
引用元:https://pocketalk.jp/img_sc/pocketalk/product/lineups/accessory/poach.png
旅行や出張などで頻繁に、かつ長期間、持ち出すことが多い方はぜひ、ポーチを購入しておきましょう。ケーブルも入るほか、取説や保証書なども折りたたんで収納できます。1,880円で購入可能です。なお、公式サイトではワイド版や防水仕様のケースも販売されています。
イヤホン
引用元:https://pocketalk.jp/img_sc/pocketalk/product/lineups/accessory/earphone.png
本体に接続できるUSB Type-Cの専用イヤホンも販売されています。リスニング学習をするとき、電車で音声を出せないときなどに重宝しそうです。価格は1,980円です。
POCKETALK (ポケトーク)の評判や口コミは?
ポケトークユーザーの評判はどうでしょうか?ネット上の口コミをいくつかピックアップしてみました。いい口コミ、悪い口コミに分けてご紹介します。
POCKETALK (ポケトーク)の良い口コミ
「語学を覚えることが苦手な私は、海外に行きたくても怖いというか、苦手意識が強くてなかなか行けませんでした。でもポケトークを買ってからは、英語の上達を気にせず行けると分かって、人生が変わったような気がしました!」
「スマホアプリでは変な訳され方をされることが多いのか、画面を見せても全然伝わらないこともこれまでは多かったのですが、ポケトークにしてからはビックリするくらいスムーズに会話できました。特に長文をかなりのクオリティで翻訳してくれるみたいで、とにかく重宝しています。」
「勤務先が観光地の飲食店なので、インバウンドがめっちゃ来ます(笑)!ついにお店でもポケトーク導入したんですけど、超使えますねー!お客さんも自分たちもストレスなくメニューのやり取りできるのが嬉しいです。」
「単純に好奇心だけでポケトーク購入しました。よくある翻訳アプリレベルか、それより少し良いくらいだと思っていましたが、抽象的な表現をしてもかなりの高精度でこちらが言いたいことを翻訳してくれました。コレ、ただ持っているだけでも面白いですよ!おすすめです!」
「海外にはよく行くのに、英語が苦手で、ホントはもっと伝えたいことがあるのに、簡単な英語で済ませて妥協していました。でもポケトーク使うようにしてからは正確に伝わるようになったから、日本にいるみたいに海外に行けます。勉強しようという意欲も湧いてきました。」
「同僚が持っていたので遊ばせてもらいました!試しに複雑な文章や複文混ざりまくりの文章でも、ほぼ間違いなくこっちの意図通りに翻訳してくれてホントにびっくりしました!すごいわコレ。旅行の前に買います(笑)。」
「スマホの翻訳アプリはザワザワしている場所では音声認識してくれないので、思い切ってポケトーク買いました。賑やかな店内でも、誤訳することなく相手と会話ができました。すごいですね。」
「会社で導入して何回か使わせてもらいましたが、ビジネスでも十分通じますね。半信半疑でしたが、その疑いが晴れました。外国語が苦手な人がポケトークを使って海外に行けば、相手と「意思疎通」できるようになるわけですから、大発明ですね。きっと売れるでしょう。」
「英語の先生がポケトークのCM観て、かなり高精度だって言ってた。で、買った。来日した取引先のアメリカ人に試してもらった。正確すぎて笑ってた。スマホみたいに手放せなくなった。ありがとう!」
「すごいよ、ポケトーク!現地で友達できたよ(笑)!!偶然知り合った人とポケトーク使ってバーで飲んで、翌日その人が連れてきた友達と3人で飲んで、さらにその翌日はホームパーティーに呼ばれて。会話はポケトークを使えば、何の問題もなかった(笑)!世界を救うデバイスだね!」
POCKETALK (ポケトーク)の悪い口コミ
「英語やフランス語などメジャーな言語はかなり高い精度で通訳してくれます。でもなぜか、タイ語になると下ネタになってしまいます。自分の発音のせいでしょうか?現地で誤訳されたらとんでもないことになりそうです。」
「せっかくポケトークを購入してロシアまで行ったのに、現地で電波が入らず、結局、自力で話さなければなりませんでした…!稀なことかもしれませんが、電波状況に左右されるのはキビシイ!」
「確かにポケトークは便利だし、すごい発明品だわ。旅先でも重宝した。でも、みんな語学を勉強しなくなるんじゃね?と不安になった。」
「英語圏ならGoogle翻訳で十分です。クオリティはほぼ変わりません。あと、内蔵のスピーカーの性能がイマイチで、ボリュームをマックスにすると割れます。個体差?とりあえず英語圏にいく人で、基本的な英語が分かるなら不要かな。」
「目の前にいる相手と機械を通して会話をするため、言葉の温かさが失われた気がしました。」
POCKETALK (ポケトーク)のメリットとデメリット
POCKETALK (ポケトーク)のメリット
・外国語が話せなくてもコミュニケーションが取れる
・翻訳の精度が高く誤訳の不安がない
・74言語(ポケトークW)対応で世界中を旅行できる
・高性能マイクが賑やかな場所でもしっかり拾ってくれる
・使用する通信量は多くない
・最大3年保証がつく
・月額使用料や通信料がかからない
・語学の勉強もできてしまう
ポケトーク最大のメリットは、なんと言っても「外国語が話せなくてもコミュニケーションが取れる」ことです。
翻訳の精度も高いので、海外に行く機会が多い方、外国人と話す機会が多い方はもちろん、海外旅行に不安がある方、海外に移住したい方などにもおすすめです。
それに、端末を一度買ってしまえば、月額使用料や通信料がかからないのも魅力です(グローバルSIMを追加購入する場合は費用がかかります)。
POCKETALK (ポケトーク)のデメリット
・オフラインでは使えない
・端末料金の値引きがほとんどない
インターネット環境下でなければ使用できないのが、ポケトークのデメリットです。ただ、観光地や公共施設、街中ならWi-Fiなどの何かしらの通信手段がある時代ですから、心配する必要はないでしょう。
また、端末の値引きはほとんどおこなわれていませんが、一度購入すれば月々の料金が不要で半永久的に使えることを考えれば、3万円は決して高くないのではないでしょうか?
音声翻訳機の選び方・ポイントについて
ここまでは、ポケトークについて解説してきましたが、ここからは音声翻訳機の選び方と、他の音声翻訳機・翻訳アプリについて解説していきます。
まずは、音声翻訳機を選ぶ際に着目したいポイントから見ていきましょう。
連続使用時間
どんなに優秀な音声翻訳機でも、バッテリーがなくなれば意味がありません。海外では充電ポイントが思ったほど見つからない可能性もあります。フル充電からの連続待受時間や、連続使用時間は事前にチェックしておきましょう。
サイズ/重さ
重さを感じながら持ち運ぶのはしんどいですよね。ポケトークWの本体重量はわずか100g程度(iPhone Xは174g)なので、ポケットに入れたり、首から下げて歩いたりしても邪魔にならないでしょう。
一方向翻訳・双方向翻訳
「日本語→英語」「日本語→フランス語」など、設定した言語にのみ翻訳してくれるのが一方向翻訳です。自分の意思を伝えるだけのコミュニケーションとなります。
一方、双方向翻訳は「日本語⇔英語」「日本語⇔フランス語」など、双方向に翻訳してくれるため、「会話」形式で、しっかりとコミュニケーションが取れるのが魅力です。
対応言語数と種類
対応している言語は多い方がいいですよね。メジャーな言語はどの音声翻訳機でもカバーしていますが、少しマイナーになるとカバーしていない、あるいはカバーしていても精度が低い可能性があります。
自分が訪問する国や地方の言語に対応しているか、事前に確認しておきましょう。
翻訳スピード
双方向翻訳が可能でも、一回一回の翻訳に時間がかかっていたら、忙しい店員さんなどは付き合ってくれないかもしれません。翻訳を待つ間の沈黙も気まずいですよね。
高速処理してくれる性能を持った音声翻訳機を選びましょう。
インターネット接続要/不要
インターネット接続不要、オフラインで使える音声翻訳機もあります。渡航先が、電波が届かない地域なら、オフラインで使える場合は役立つかもしれません。
一方、インターネット接続するタイプはクラウドにアクセスできる分、精度の高い翻訳が可能です。日本はもちろん、海外も観光地などはほとんどインターネット接続できますので、不自由なく使えるでしょう。
音声翻訳機7機種とPOCKETALK (ポケトーク)を比較
続いて、他社製の音声翻訳機とポケトークを比較してみましょう。
※掲載情報はすべて2019年8月の調査時点のものです。変更になる可能性がありますので、最新情報は公式サイトでチェックしてください。
Easytalk(イージートーク)
引用元:https://amazon.co.jp
参考価格 |
23,800円 |
対応言語 |
38言語(42言語にバージョンアップ予定) |
翻訳の方向性 |
双方向翻訳 |
翻訳スピード |
通常1秒(最速0.5秒) |
インターネット接続 |
必要 |
連続使用時間 |
8時間 |
サイズ |
129mm×59.2mm×12.6mm |
重さ |
102g |
最速0.5秒で翻訳可能な瞬間双方向翻訳機です。オフラインでは使用できませんので、グローバルSIMを購入するか、Wi-Fiあるいはテザリングといった方法で接続して使用します。
画面が見やすく、操作もシンプル、価格も2万円台前半なので、初心者には入門機器として使いやすいかもしれません。ただ、対応言語が少ないため、訪れる国に対応しているかは要チェックです。
arrows hello AT01 (アローズ ハロー)
引用元:https://www.fmworld.net/product/phone/arrows/
参考価格 |
32,170円 |
対応言語 |
オンライン28言語/オフライン3言語 |
翻訳の方向性 |
双方向翻訳 |
翻訳スピード |
通常1〜2秒 |
インターネット接続 |
どちらでも使用可 |
連続使用時間 |
約9.7時間(オフライン時約6.3時間) |
サイズ |
118mm×50mm×13mm |
重さ |
101g |
富士通の音声翻訳機です。オンライン、オフラインどちらでも翻訳可能なのが大きな特徴ですが、オフラインで翻訳できる言語は限られています。ここが増えると重宝するかもしれませんね。
また、5Mカメラが搭載されており、文字を読み取ってディスプレイに翻訳結果を表示してくれる機能も備えています。今後に期待のデバイスです。
ili(イリー) オフライン音声翻訳機
引用元:https://iamili.com/ja/
参考価格 |
19,800円 |
対応言語 |
3言語(入力は日本語のみ/翻訳は英・中・韓) |
翻訳の方向性 |
一方向翻訳 |
翻訳スピード |
最短0.2秒(長文になるほど遅くなる) |
インターネット接続 |
不要 |
連続使用時間 |
3日間 |
サイズ |
121.8mm×33mm×13mm |
重さ |
42g |
オフライン専用の音声翻訳機です。インターネット接続を気にせず使えるため、現地の電波状況に左右されず、大変便利です。
ただ、入力できるのは日本語のみ、翻訳可能な言語は3カ国語のみと、ごく限られた地域に赴く方、かつ自分の意思だけを一方的に伝えたい方には向いています。また、会話が必要な旅行や医療関係、ビジネス、長文の翻訳などは苦手です。
Mayumi3(マユミ)
引用元:https://jp-shop.co.jp/lp/mayumi3/
参考価格 |
29,800円 |
対応言語 |
オンライン86言語/オフライン8言語 |
翻訳の方向性 |
双方向翻訳 |
翻訳スピード |
−(不明) |
インターネット接続 |
どちらでも使用可 |
連続使用時間 |
約7時間 |
サイズ |
126.8mm×53.8mm×13.5mm |
重さ |
125g |
86言語に対応している双方向翻訳機です。オンライン・オフラインいずれも使用可能で、富士通のarrows hello AT01よりも対応言語数が多いのが特徴です。カメラが内蔵されているので、テキストなども翻訳可能です。
ただ、ボタンが多く、他の製品と比べると操作が複雑なため、使いこなせるようになるまでに多少、時間がかかるかもしれません。本体も若干、重めになっています。
ez:commu(イージーコミュ)
引用元:https://www.amazon.co.jp/【公式】ez-(イージーコミュ)-世界32ヶ国及び地域の言語対応-WiFIテザリング対応-オンライン翻訳】/dp/B07DL7RT9G
参考価格 |
26,780円 |
対応言語 |
48言語 |
翻訳の方向性 |
双方向翻訳 |
翻訳スピード |
約3秒 |
インターネット接続 |
必要 |
連続使用時間 |
約8時間 |
サイズ |
112mm×43mm×12.3mm |
重さ |
約72g |
軽量かつコンパクトでデザイン製に優れているのがez:commuです。4つの翻訳エンジンにアクセスして、その中から最適な翻訳をAIが選んで表示してくれます。
例えば、3カ国の人たちがそれぞれez:commuを持ち寄れば、自分が母国語で話しても相手には翻訳されて表示されるグループ翻訳にも対応しています。特にビジネスシーンにおいて活躍してくれそうなデバイスです。
VORMOR MINITALK T2S(ボルモル ミニトーク T2S)
引用元:https://www.amazon.co.jp/VORMOR-MINITALK-T2S(ボルモル-186ヵ国対応-双方向瞬時音声翻訳機/dp/B07PPGKPG1
参考価格 |
18,032円 |
対応言語 |
70言語 |
翻訳の方向性 |
双方向翻訳 |
翻訳スピード |
最速0.3秒 |
インターネット接続 |
必要 |
連続使用時間 |
8時間 |
サイズ |
145mm×58mm×15mm |
重さ |
95.6g |
英語と中国語の「方言」を含めて、70言語に対応しているデバイスです。テザリングまたはモバイルWi-Fiルーターで接続して使用します。最速0.3秒という瞬間翻訳が魅力です。
翻訳履歴から発音が正しくできているか確認できるので、外国語の勉強にも役立ちそうです。ただ、日本のメーカーではないため、サポートなどを必要とした場合、若干不自由を感じるかもしれません。
Langie(ランジー)
引用元:https://langie.net/
参考価格 |
32,184円〜 |
対応言語 |
オンライン53言語/オフライン12言語 |
翻訳の方向性 |
双方向翻訳 |
翻訳スピード |
−(不明) |
インターネット接続 |
どちらでも使用可 |
連続使用時間 |
約5時間 |
サイズ |
148mm×48mm×17mm |
重さ |
125g |
オフライン翻訳が可能なほか、単語学習や電子辞書機能、FMラジオや音楽再生、拡声器、アラームなど、さまざまな機能が搭載されている珍しいデバイスです。Langieユーザー同士なら、Langieを使ってコミュニケーションを取ることもできます。
タッチパネルタイプで直感的な操作がしやすいのも特徴ですが、ディスプレイが小さいため、指が太い人などは操作に若干難があるかもしれません。
POCKETALK W(ポケトークW)との比較
引用元:https://pocketalk.jp/
参考価格 |
24,880円〜 |
対応言語 |
74言語 |
翻訳の方向性 |
双方向翻訳 |
翻訳スピード |
1〜2秒 |
インターネット接続 |
必要 |
連続使用時間 |
約7時間 |
サイズ |
110mm×59.8mm×15.8mm |
重さ |
100g |
そして、最後に再びポケトークWをご紹介します。世界128カ国それぞれの国や地域の規格で通信できるため、余計な設定変更の手間がないのも嬉しいポイントですよね。
他社製品の場合、オフラインで使える&カメラも搭載されているものの、対応言語数が少ない、本体が重たいなど、トータルバランスに欠けますが、ポケトークにおいては言語数、重量、サイズ感、翻訳スピード、そして価格など、すべてにおいてバランスがいいのが最大の特徴です。
また、高性能のマイクのおかげでBGMが流れる店内や人混みなどでもストレスなく使える点、操作性に優れている点、POCKETALKセンターに無制限に保存できる点など、ポケトーク独自のスペックや機能が充実しているのも、人気の秘密のようです。
無料翻訳アプリとPOCKETALK (ポケトーク)を比較
ここでは、無料で使える翻訳アプリとポケトークを比較していきます。
Google翻訳
ご存知、Googleが提供している無料の翻訳アプリです。テキストはもちろん、カメラ機能やオフライン機能、会話機能も備わっているので、旅先でお世話になったという方は多いのではないでしょうか?
103言語に対応しているなど基本的な機能は充実しているのですが、やはり翻訳の精度となると限界があるようです。ただ、スマホに入れておけば、ポケトークがバッテリー切れなどいざというときに役立ちそうです。
Google翻訳については、以下のような口コミがありました。
英語から日本語はおかしな訳が多い
引用:https://play.google.com/store/apps/
翻訳機能では良い方だと思いますが、やはり翻訳されたのを反対翻訳すると変な表現になる事が多々ある。なるべくシンプルな言葉で長文にならないように気をつけて利用しているけど、精度が上がると良いなぁ
引用:https://play.google.com/store/apps/
Naver Papago翻訳
マイク機能、カメラ機能、手書き機能、会話機能など、Google翻訳と同等の多機能性を誇るのがNaver Papago翻訳です。
オフラインでも使えるので、インターネット環境を気にせず使えるのが嬉しいですね。ただ、13カ国語にしか対応していないことと、以下のとおり、精度に関して「抜群」と「間違いが多い」など極端な口コミが多いことなど、改善の余地はありそうです。
韓国語↔️日本語の翻訳に使っていますが、私の表現したい内容に一番近く翻訳してくれるので助かっています。精度は抜群だと思います
引用:https://play.google.com/store/apps/
中国語は間違いが多いですね。 翻訳して貰ったのを、コピペで逆にやってみると全く意味不明になったりします。単語でも。
引用:https://play.google.com/store/apps/
Microsoft 翻訳
基本的な機能は上の2つとさほど変わりません。対応しているのが60言語以上なので、Papagoよりも若干、優秀です。コンテキストメニュー翻訳からは、他のアプリに表示されているテキストを翻訳できるのも特徴です。
そのほか、最大100人までと、複数言語で直接会話が可能な会話翻訳機能などもあります。精度に関しても、以下のとおり、口コミはそこそこの高評価です。
練習では正確に翻訳できています。近く外国船のクルーズに参加する予定なので、実戦で使ってみようと思っています。
引用:https://play.google.com/store/apps/
想像していたより的確な訳で驚いています。聞き取りのミドルウェアも高性能だと思います。
引用:https://play.google.com/store/apps/
音声&翻訳 - 翻訳機
テキストは117カ国、音声は54カ国に対応しています。翻訳履歴はAppleデバイスとの間で同期されるので、iPhoneとiPad、MacBookなどAppleデバイスをお持ちの方は重宝しそうですね。
基本的な機能は高評価のようですが、口コミをみると、翻訳の精度があまり良い評価でないようです。また、プレミアム・サブスクリプションの無料トライアル期間が終わると、自分で解除しない限り、自動的に有料サブスクリプションに変更されるため、注意が必要です。
え、3日間しか無料じゃないの!?
と、インストールして最初にアプリ開いた人は皆さん思うことでしょう。でも、画面の右上をよ〜く見てください。かなり影の薄い×ボタンがあるので、そこをタップすると利用回数の制限と広告は有りますが、無料版がちゃんと使えます。その薄〜い×ボタンよりも明らかに無料トライアルからの月額課金への誘導が露骨だから、知らずにトライアルした方から詐欺だと文句が出るのです。私も最近、無料なのはトライアル期間だけかと知って、ガッカリしてしまいました。
詐欺ではないにしろ、これだけ文句が出ているのにも関わらず、最初の無料版利用のやり方が分かりにくい画面や、トライアルからプレミアムに自動移行するシステムがいまだに改善がなされていないところを見ると、間違えて登録したユーザーから料金を徴収しようとする意図が伝わってくるので、残念ながら星は1つです。
肝心の性能自体はまだまだ完璧じゃないし、よく間違えて変換されるので、日本語の言葉選びを慎重に行わないとダメですね。
例)
×「私の猫は〇〇といいます」→「My cat says 〇〇」…猫が喋った。
〇「私の猫の名前は〇〇です」→ちゃんと訳してくれた。
引用:https://apps.apple.com/jp/app/
無料トライアルを使おうと思ってダウンロードしたのに、ダウンロードした時点で課金されていた。750円はアプリとしても高額なのに、翻訳の精度はスペイン語、英語、日本語で使ったけれど低い。内容以前の問題として、わざとわかりにくくしているように感じる。
引用:https://play.google.com/store/apps/
VoiceTra
31言語に対応しているアプリです。情報通信研究機構の音声認識や翻訳、音声合成技術などが用いられており、口コミでも高い精度で翻訳できると評判です。
特に旅行における会話に強いとされ、交通や買い物、ホテル、観光地などで役に立ちそうです。ただ、オフラインでは使えないため、インターネット環境が必要になります。
かなり使えます。 ベトナム各地で利用させてもらいました。 音声で吹き込み、アプリが認識した文が表示され、修正もテキストで可能。とても便利です。
引用:https://play.google.com/store/apps/
もっとも実用的な翻訳アプリですね、重宝させてもらっています。研究も兼ねているとはいえ、これほどのものを無料で利用できるとは…感謝です。
引用:https://play.google.com/store/apps/
POCKETALK W(ポケトークW)との比較
ここまで、その他の無料翻訳アプリの特徴や、ユーザーの口コミをご紹介してきました。ポケトークWとの大きな違いですが、まずは無料で使えるという点です。
また、オフラインで使用できるアプリも多いので、インターネット環境を気にせず使える点もポケトークWとは違いますね。
ただ、何より大切なのが「精度」です。「正しく聞き取ってくれるか」「正しく翻訳してくれるか」は、意思疎通には欠かせない要素でしょう。
「音声翻訳のためだけ」に作られたポケトークWと違い、翻訳アプリは無料というだけあって、精度という点ではポケトークWに劣ります。
また、アプリを使用している間、スマホが使えないというのも難点です。
例えば、道を尋ねるとき、翻訳アプリを使っていたら、一度閉じて地図アプリを開いて、また翻訳アプリを開いて、再度、地図アプリで確認して…という状況も予想できます。
ポケトークWで会話をしている間は、スマホの地図アプリを開きっぱなしにしたり、ネット検索したりもできますので、よりスムーズにコミュニケーションが取れます。
スマホとは別に持ち歩きたい、ポケトークWはそんなデバイスですよね!
まとめ
言語をゼロから身につけるのは大変なことです。
でも、ポケトークひとつあれば、海外旅行での外国人との異文化交流を楽しんだり、世界中の絶景や美味しい食べ物の感動を、言語力を気にせずに伝えたりすることができます!
さらに、使い方次第では、ポケトークを利用して海外での長期間の生活を経験したり、ビジネス展開したりできる可能性もあるのです。
インターネット環境は確かに必要ですが、そのおかげで精度の高い翻訳が可能となり、ストレスのない正確なコミュニケーションにつながっていくと考えれば、大きな問題にはならないでしょう。また、いざというときはオフラインで使える無料翻訳アプリと併用する手段もあります。
文字通り「夢のAI通訳機」として人気を集めているポケトーク、皆さんもこれを機会にぜひ一台手に入れてみて、世界観を広げてみませんか?