「Oculus Go」とは?
「Oculus Go」とは、Facebookの傘下企業であるOculus社が開発・販売を行っている、一体型VRヘッドセットです。低価格かつ高品質で、家庭内でVRを手軽に楽しめるデバイスとして、全世界から注目を集めており、対応しているコンテンツは1,000種類以上あります。
「Oculus Go」の紹介動画:Open Your Eyes | Oculus Go
VRデバイスはこれまで高額な価格帯がネックだった
まるで現実世界で過ごしているかのように、コンピュータ内の仮想現実空間に没入できるVR(バーチャル・リアリティ)は、動画視聴やゲームプレイに革命を起こす話題の技術です。
しかしながら、これまでのVRヘッドセットといえば、10万円前後〜という高額な価格帯であったため、一般家庭で手軽に楽しめるようなものではありませんでした。
実際、VR機器を自宅に所有していて、かつハードユーザーになっている人って、周りにあまりいませんよね?
世界的に注目を集めてはいるものの、製品の価格的にハードルが高く、一般の消費者の手が届きにくかったというのが、これまでのVRデバイスのネックだったわけです。
低価格な「Oculus Go」の登場によってVRデバイスの普及に期待がかかる
「Oculus Go」が2018年5月1日(日本時間5月2日)に登場したことによって、VRはより身近なものに一変しました。
なんと、お値段が32GBストレージで23,800円(税込・送料込)、64GBストレージでも29,800円という低価格!さらに、送料・消費税も込みです。
360度映像のYouTube動画を視聴したり、映画を鑑賞したり、VRゲームを楽しんだり、これまで体験したことのないリアリティ溢れるスケールでVR世界を体験できる「Oculus Go」は、まさに入門機器としてぴったりのデバイスだといえるでしょう!
「Oculus Go」の基本的なスペックとは?
ここで、「Oculus Go」の基本的なスペックを簡単にご紹介しておきましょう。
「Oculus Go」は独立型ヘッドセットだから1台でVRコンテンツが楽しめる
現在、発売されているVRヘッドセットは、以下の3種類に大別できます。
1.PCやゲーム機と接続して楽しむタイプ
VRコンテンツに対応したスペックを持っているPC・ゲーム機を別途用意して、セッティングを行う必要があります。PCやゲーム機のスペックがVRヘッドセットと同期できるかどうかを心配しなければならない場合もあり、初心者向けではありませんでした。
2.スマートフォン本体を装着して画面代わりに楽しむタイプ
スマートフォン本体をヘッドセットに装着して画面代わりにするため、手軽に使用できる一方で、映像のクオリティはスマートフォンの画質にそのまま依存してしまうので、没入感などはそれほど高くありませんでした。
3.ヘッドセット単独でVRを楽しむことができる独立型タイプ
その点、「Oculus Go」はこれ1台でVRコンテンツを楽しむことができる独立型(スタンドアロン)のヘッドセットタイプです。そのため、他の接続デバイスのスペックに依存して使用できなかったり、映像の品質が落ちたりする心配がありません。
「Oculus Go」は、初期設定用にBluetoothで同期するスマートフォンまたはタブレットさえ用意しておけば、ハイクオリティなVRコンテンツを購入後すぐに楽しむことができます!
「Oculus Go」の基本スペック
本体 | 一体型VRヘッドセット |
価格 | 23,800円(32GB)
29,800円(64GB) いずれも送料・消費税込み |
ディスプレイ解像度 | 2560×1440
5.5インチWQHD液晶パネル |
リフレッシュレート | 60Hz 、72Hz(※コンテンツにより変化) |
プロセッサ | Snapdragon 821 |
ストレージ | 32GBまたは64GBの2種類 |
ヘッドホン | 内蔵 |
マイク | 内蔵 |
イヤホンジャック | あり |
サイズ | 190mm×105mm×115mm |
バッテリー持続時間 | 1時間半〜2時間(ゲームプレイ)
2時間〜2時間半(動画視聴) |
重量 | 468g |
端子 | Micro-USB |
対応プラットフォーム | Oculus Store |
初期設定は超簡単!