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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.08.26
2020.08.18

【最新版】【画像解説付】Google Home(グーグルホーム)でできること!超便利なアプリや設定も紹介

ボリュームや音楽再生だけでなく、家電製品の操作なども音声だけで行なえる「スマートスピーカー」が普及しています。

スマートスピーカーのなかでも、Amazon Echoと並んで人気なのが、Google Homeです。Google Homeの購入を検討している人や、すでに購入したけれど、使い方をイマイチ理解していない人がいるかもしれません。

そこで今回は、Google Homeの基本情報、機能や使い方の数々、あなたにオススメのラインナップまで、詳細に解説していきます!このコラムを読み終わった頃には、あなたもGoogle Homeマスターになっていることでしょう。

記事ライター:iedge編集部

Google Home(グーグルホーム)とは

Google HomeはGoogleが販売するスマートスピーカーで、Amazonが販売するスマートスピーカー「Echo」に対抗して開発されました。

2016年4月6日にアメリカで初めてGoogle Homeが販売されたのを皮切りに、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツなど、5カ国で同年に発売が開始されています。Google Homeが日本に初お目見えしたのは、2016年10月6日です。

その後、Google Homeの別バージョンであるGoogle Home Mini、Google Home Max、Google Home Hubが続々と登場しています。なお、Google Homeの種類と違いについては後述します。

スピーカー本来の機能は、プレイヤーで再生した音楽を、部屋などの広い場所で聴くのがメインですが、スマートスピーカーはさらに、スピーカーに向かって命令するだけで音楽を聴いたり、別の家電製品を操作したりできます。

まさにスマート(賢い)な操作が可能なスピーカーなのです。

Googleアシスタントとは

Google Homeなどのスマートスピーカー本体に話しかけることで、スマートスピーカーがその会話の内容を“理解”し、さまざまな操作を自動的に実行します。このような音声操作を支援する機能がGoogleアシスタントです。

Googleアシスタントは、AIアシスタントと言われ、音声を理解する機能となります。Google HomeにGoogleアシスタントが搭載されているように、Amazon EchoにはアレクサというAIアシスタントが搭載されています。

このAIが音声を聴き取って理解し、適切な回答や会話が続けられます。たとえば「オッケーGoogle、スピーカーの音量を上げて」とスピーカーに向かって呼びかけると、Googleアシスタントが呼びかけを理解し、スピーカーの音量を上げてくれます。

Google Home(グーグルホーム)の種類とそれぞれの違いとは

Googleが2016年に最初のスマートスピーカーであるGoogle Homeをリリースして以降、さまざまなラインナップが登場しています。

Google Home(グーグルホーム)

引用元:https://product.rakuten.co.jp/product/-/5bc3af781689edfb19581bac71f1715d/?scid=s_kwa_pla_cam&gclid=EAIaIQobChMIzrCB0rmG5AIVSmoqCh12HAiTEAkYASABEgJf7vD_BwE&gclsrc=aw.ds

Google Homeは、Googleが販売するスマートスピーカーの中でもフラッグシップモデルとして位置づけられるモデルです。

高さが142.8ミリメートル、直径が96.4ミリメートル、重さが480グラムと、本体はコンパクトで持ち運びに不自由しません。

円柱型のボディで、上部に搭載された4個のLEDで動作が分かる仕組みになっています。上部に位置するタッチパネルをタップして、音楽の停止や再生、ボリュームの調節が可能です。Google Homeの色は、本体は白のみ、ベースはストレートファブリックとなっています。

なお、ベース部分は取り替えが可能となっており、部屋の雰囲気に合わせて付け替えることができます。付け替えカバーのカラーは、コーラル、メタル/カーボン、カッパーの3種類が用意されています。

Google Home本体の参考価格は、7,840円(税込)です。
※2019年8月22日現在。2019年8月26日までプロモーション期間中。

付け替えカバーの価格は、3,000円~(税込)です。

Google Home Mini(グーグルホームミニ)

引用元:https://encrypted-tbn2.gstatic.com/shopping?q=tbn:ANd9GcRodosj2Fnglip9TxIMaja-SW_EgOFEgfPj8jkycCNDp8IH3wsaPGQqqz0PFkPm22A2xAkKPVrRbhjkxBL2jji8ss--VlY4&usqp=CAY

2017年10月に販売を開始したGoogle Home Miniは、Google Homeのミニバージョンです。直径は98ミリメートル、高さは42ミリメートルと、Google Homeよりも一回り小さいのが特徴です。

Google Home Miniの機能はGoogle Homeとほぼ同じですが、スピーカーには40ミリメートルドライバー採用360サウンドが使用されています。

Google Home Miniの色は、チャコール、チョーク、コーラル、アクアの4種類用意されています。

参考価格は、6,480円(税込)です。
※2019年8月22日現在

Google Home Max(グーグルホームマックス)

引用元:https://www.expansys.jp/google-home-max-charcoal-313302/?mkwid=svHjLhmZB&kword=adwords_productfeed&gclid=EAIaIQobChMI1KS7y7qG5AIVDz5gCh0N-Q0WEAkYASABEgI1HvD_BwE

Google Home Maxは2017年12月に販売を開始した高級モデルです。4.5インチ(114ミリメートル)のウーファー2個と、0.7インチ(18ミリメートル)のツイーター2個を搭載し、Google Homeよりも音質にこだわっています。

また、環境や時間帯によって音の出力を自動的に調節可能な「スマートサウンド」がGoogle Home Maxに搭載されています。Google Home Maxの色は、チャコールとチョークの2種類用意されています。

アメリカで販売されているGoogle Home Maxですが、日本での発売は未定です。ちなみにGoogle Home Maxの現地での価格は399ドル(約42,000円)と、Google Homeの約2倍の価格で販売されています。

※Google Home Maxは日本の技適を通過していないため、日本での使用はできません。

Google Home(グーグルホーム)でできること30選

Google Homeでできることは数多くあります。ここでは、音楽の再生等の基本操作から、あまり知られていない応用操作まで、30選に絞って紹介します。

1.音楽を再生する

<例>
・「音楽を再生して」
・「音量を30パーセントにして」
・「12時に音楽を止めて」

スピーカーだけあって、Google Homeの機能で真っ先に浮かぶのが、音楽の再生機能です。

Google Homeに対応したGoogle Play MusicやSpotifyなどのサービスを利用して、音楽の再生や音量調節、お気に入り登録やスリープ機能などが、声で命令するだけで実行できます。

また、Spotifyなどに登録されていない曲も、5万曲までをGoogle Play Musicにアップロードして聴くことも可能です。

2.ニュースを再生する

<例>
・「スポーツニュースをかけて」
・「次のニュースをかけて」

Spotifyなどの音楽配信サービスだけでなく、ニュースやラジオ、Podcastといった音声サービスもGoogle Homeで聴取できます。

Google Homeで利用できる主な音声サービスとして、RadikoやTune-in、日経電子版NEWS、朝日新聞アルキキ、NHKラジオニュースなどが挙げられます。

ただし、Radikoの場合、住む地域の配信局のラジオのみの聴取となります。

3.天気予報を確認する

<例>
・「明日の天気は?」
・「ニューヨークの天気は?」
・「明日傘が必要?」

現在地の天気や、日にちを指定しての天気だけでなく、場所を変更して天気予報を確認することも可能です。ただし、1週間後までの天気しか尋ねられないので注意が必要となります。

4.翻訳する

<例>
・「“初めまして”を英語で」
・「“いただきます”をフランス語で」

Google Homeは、日本語から英語などの別の言語に翻訳することが可能です。また、他の言語から日本語への翻訳も可能となります。Google Homeが対応する言語は英語、日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語の6種類で、26カ国語に通訳可能です。

5.株価を確認する

<例>
・「NTTドコモの株価は?」
・「今日の日経平均株価は?」
・「ユーロドルは?」

株式や為替レートの情報を知ることも可能です。日本の株式情報だけでなく、ダウ平均株価など、海外のインデックスや外国の通貨レートまで確認できます。

6.スポーツの結果を確認する

<例>
・「巨人の試合結果は?」
・「プレミアリーグの試合はいつ?」
・「ワールドシリーズの結果は?」
・「メジャーリーグの結果を教えて」

試合結果や試合予定の確認、シーズンの結果や競技ごとの結果が確認できます。ただし、野球とサッカーのみ対応です。

7.ことばの意味を調べる

<例>
・「人工知能の意味は?」
・「東京都の人口は?」
・「ショートケーキのカロリーは?」

ことばの意味を忘れたり、知らなかったりした場合に、意味を容易に確認することが可能です。国語辞典としてだけでなく、Wikipediaなどの百科事典からも用語に関する情報をチェックすることができます。

8.アラームやタイマーを設定する

<例>
・「アラームの時間は?」
・「6時にアラームをセットして」
・「お風呂のタイマーをセットして」
・「タイマーをリセットして」

時計やスマートフォンを使わなくても、Google Homeが目覚ましやアラームの代わりになります。なお、アラームは名前をつけることで、複数の時刻での目覚ましを登録することができます。名前をつけない場合には1つだけ使用できます。

9.カレンダーの登録や確認を行なう

<例>
・「新幹線の出発時刻は?」
・「明日の21時にレストランをカレンダーに追加」
・「昨日は何の日か教えて」
・「東京駅までの渋滞情報は?」

Googleカレンダーと連携して、スケジュール管理も容易に行なえます。スケジュールは、初期設定でGoogle Homeとひも付けしたGoogleアカウントのGoogleカレンダーに登録されます。ただし予定の変更やキャンセルは音声で操作できません。

※iPhoneの場合には、Googleアシスタントアプリをインストールする必要があります。

10.鉄道・道路・フライトの経路情報を確認する

<例>
・「8月6日の羽田空港から新千歳空港までの飛行機を教えて」
・「東京ディズニーリゾートまでのルートは?」
・「六本木までの乗換案内を教えて」
・「成田空港まで何分で到着できる?」

Google Homeは、GoogleマップやGoogleフライトとの連携も可能で、フライト情報や経路の情報、運賃まで確認できます。別途、Google Homeアプリで「自宅」「職場」といったキーワードを設定すれば、自宅や職場までの経路情報を確認することも可能です。

11.計算する

<例>
・「3+7は?」
・「100の20パーセントは?」
・「ルート3は?」

ちょっとした計算なら、Google Homeが行なってくれます。電卓やスマートフォンを使用しないで済むので便利です。

12.単位換算する

<例>
・「1マイルは何キロメートル?」
・「1ポンドは何円?」
・「華氏0度は摂氏何度?」

外国で使用されている単位と、わたしたちが日常的に使用する単位との換算が可能です。外国のニュースを読んだり、海外旅行したりする際に便利な機能です。

13.お店の場所や情報を探す

<例>
・「近くのドラッグストアを教えて」
・「ユニバーサルスタジオジャパンはどこ?」

Google Mapと連携して、自分の場所からもっとも近い場所のお店を教えてくれます。建物の名称を指定すると、その場所を確認できます。

14.買い物リストの作成やメモを取る

<例>
・「買い物リストに洗剤を追加して」
・「ショッピングリストを確認して」
・「スマートフォンはベッドの横と覚えておいて」
・「忘れて」
・「何を覚えている?」

Google Homeには、ショッピングリスト機能が搭載されています。本体に向かって買いたい商品を呼びかけると、3個まで記憶してくれます。ただし、買いたい商品を上書きすると、順番に削除されるので注意が必要です。

※ショッピングリストから項目を削除するためには、スマートフォンにインストールされたアプリから操作を行う必要があります。

15.面白い事をする

<例>
・「回文を教えて」
・「雷の音」
・「数字を1ついって」

Google Homeには、遊び心をくすぐる面白い機能があります。ことわざや豆知識だけでなく、コイントスやサイコロの代わりにもなりますので、ゲームをプレイする際に役に立つでしょう。

16.ゲームや占いで遊ぶ

<例>
・「あっちむいてホイ」
・「なぞなぞ」
・「星占い」
・「水瓶座の運勢は?」
・「水晶占い」
・「金運は?」

簡単なゲームや占いがGoogle Homeでも行なえます。暇なときの時間潰しに遊んでみてはいかがでしょうか。

17.Google Assistantの事を聞く

<例>
・「Siriのことをどう思う?」
・「好きな色は?」
・「誕生日は?」

Google Homeに搭載されているGoogleアシスタントと、簡単な会話を楽しむこともできます。

18.Chromecastと連携する

<例>
・「Huluで○○を再生して」
・「1分戻して」
・「YouTubeで面白い動画を再生して」
・「去年の写真を見せて」
・「テレビを消して」

Chromecastは、HDMI端子に挿したテレビにYouTubeなどの動画を表示させるデバイスです。Google HomeはChromecastと連携して、ボリューム調節やオンオフ、スケジュール表示などが操作でき、Google Photoの写真を大画面表示させることも可能です。

なお、Chromecast自体はNetflix、Hulu、Youtube、AUビデオパス、Amazonビデオ、dTVに対応していますが、Google Homeを使用すると、AmazonビデオとdTVは操作できませんのでご注意ください。

19.スマートホーム対応家電を操作する

<例>
・「電気をつけて」

昨今、スマートホームに対応する家電製品が続々と登場しています。これらの家電製品をGoogle Homeと連携させることで、音声での操作が可能になります。

たとえば、「エアコンを20時につけて」とGoogle Homeに話しかけると、スマートリモコンを通じてエアコン操作が可能になります。

Google Homeと連携できる家電には、リモコンのほかにも、照明、掃除機、プラグ、キーロックなど、さまざまな製品があります。

また、Google HomeはKDDIによるIoT対応サービス「au Home」、東急グループのイッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)のIoTスマートホームサービス「インテリジェントホーム」とも提携しています。

たとえば、au Homeが提供するネットワークカメラやスマートプラグ、スマートロック等を別途購入すれば、Google Homeでこれらの製品を音声だけで操作できます。

20.IFTTTと連携する

<例>
・「ツイッターに○○と投稿して」

IFTTTはさまざまなWebサービス同士の連携動作を自動化するサービスです。タスクを開始するきっかけとなる「トリガー」と、トリガーからの情報によって自動的に開始させる「アクション」を設定すると、さまざまなWebサービスの自動化が可能になります。IFTTTはGoogle Homeはもちろん、ツイッターやLINEなど多くのWebサービスと連携できます。

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