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Oculus史上最強!新発売のVRヘッドセット「Oculus Rift S」

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Oculus Rift Sとは?

「Oculus Rift S」とは、Oculus社から発売されているPC接続型VRヘッドセットです。2016年に発売された「Oculus Rift」の後継機種として登場しました。

Oculus Rift Sと付属のTouchコントローラーを使えば、VRゲームやコンテンツをより直感的に、正確に、臨場感を持って楽しむことができます。VRゲームはOculusストアから購入、ダウンロードが可能で、すでに数百ものタイトルがリリースされています。

発売日:2019年5月21日
価格:49,800円
セット内容:本体(Oculus Rift Sヘッドセット)、Touchコントローラー2機、ヘッドセットケーブル(5メートル)、単三電池、ビデオ出力アダプター

さっそく、Oculus Rift Sの特徴をチェックしていきましょう。

 

進化した光学系

Oculus Rift Sには、次世代レンズや改良されたディスプレイといった最先端のハードウェアが使用されています。それにより、従来よりも明るく鮮やかな色彩を楽しむことができるだけでなく、「スクリーンドア効果」「ゴッドレイ」が軽減されているといいます。

ゴッドレイとは、黒背景に白いものを表示したときに見えてしまう光の筋で、レンズに光が反射することで発生します。スクリーンドア効果は、ディスプレイに網目模様が見えてしまう問題のことです。ゴッドレイは新しいレンズを使用することで解決し、また、スクリーンドア効果はディスプレイをOLEDからLCDに変更したことによって軽減を実現しました。

 

快適なつけ心地

Oculus Rift Sは人間工学に基づいて設計されています。ダイヤルを回すことでフィット感を調節できるので、装着時の快適さ、安定感は抜群です。すばやく動いてもズレたり落ちたりすることなく、ゲームに没頭することができます。

さらに、メガネをかけたままでも安心して装着できるようになりました。以前のOculus Riftは顔に触れる部分が狭く、メガネをかけたままの使用は難しいという声がありました。

しかし、新しいOculus Rift Sは、顔に触れる部分が広くなり、さらにヘッドセットの前後を調節できるようになったので、メガネをかけていても安心して使用できます。固定方法が改善したことによって、鼻の隙間から光が入ってしまう問題も解消されました。

 

外部センサーが不要に

旧モデルのOculus Riftと比較して、Oculus Rift Sの最大の特徴は「Oculusインサイト」と名付けられたトラッキング方式です。

旧モデルOculus Riftは、付属する2つの外部センサーを室内に設置する必要がありました。さらに、2つのセンサーでは、前方180度のルームスケール(ユーザーがVR体験をしながら動き回ることができる、現実世界でのエリア)でのVR体験しかできず、基本的には椅子に座った状態でのVR体験が想定されていました。360度のルームスケールを可能にするには、3つめのセンサーを別途購入し設置する必要があったのです。

2〜3基のセンサーを室内に設置するとなると、手間がかかるばかりか、部屋内のスペースを物理的に圧迫するのも問題です。

一方、新しいOculus Rift Sは、外部センサーを1基も必要としません。新技術「Oculus インサイト」は、ヘッドセット内部に搭載した5つのカメラセンサーによって、プレイヤーの位置を特定し、体の動きをトラッキングすることができるのです。

最小2平方メートル、360度のルームスケールをサポートするOculus Rift Sなら、プレイヤーはプレイエリアの中を歩き回ることができる上、背中に手を回したり、後ろに飛び退いたりといった動作にも対応します。

 

Oculus Touch コントローラー

Oculus Rift Sには、2つの「Oculus Touchコントローラー」が付属します。Oculus Touchコントロールを手に持つと、VRゲームの世界に自分の手が現れ、手の動きをゲーム内に再現することができるのです。投げる、つかむ、なぎ払うといった動きが思いのままになります。

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Oculus Rift Sの遊び方

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