世界中のオンライン消費者の半数がデジタル音声アシスタントを使用しており、新興市場が採用を主導しています。
21カ国の22,500人の世界的な消費者を対象としたAccentureの新しい調査レポートによると、スタンドアロンの音声アシスタント(スマートスピーカー)は米国史上最も早く採用された技術の1つです。
レポートの共同執筆者であり、アクセンチュアの世界的なソフトウェアおよびプラットフォーム業界の代表取締役であるRobin Murdoch氏は、次のように述べています。
「スマートスピーカー技術の採用とその満足度は急成長しています。利便性と入手しやすい価格設定をすると、利用の拡大は促進できますが、利用を継続してもらうためには、信頼を築き、常に更新しながら、消費者のニーズに適切に対応することが必要です。」
「関連性の再構築」レポートは、スマートスピーカーが消費者向け技術とサービスエコシステムを混乱させていると述べています。 世界中の消費者の93%が、スマートテレビやコンピュータなどのホームデバイスの購入は、スタンドアロンのスマートスピーカーとどれくらい簡単につなぐことができるかによると考えています。
スマートスピーカーの関連性は、音声通話、音楽や電子書籍の再生、ニュースへのアクセスなどの日常業務を超えたより高度なタスクにこれらのデバイスを使用するという消費者の期待に反映されています。
彼らは、ホームセキュリティを管理する(回答者の61%)、コネクテッドホームオートメーションを提供する(59%)、請求書を支払う、および支払い警告を提供する(55%)という点で、音声アシスタントは価値があると見ています
しかし、信頼性がスマートスピーカーの採用拡大の妨げとなる可能性があり、41%の消費者がプライバシーの懸念を、40%のユーザーがこの技術のセキュリティの懸念を挙げています。
消費者の46%が音声アシスタントで自分のデータを管理できないと考えており、58%が継続的に自分の情報がどのように使われているかをチェックしてこのサービスに対する信頼を再評価します。
レポートの共同執筆者であり、「Accenture」の北米ハイテク業界慣行の代表取締役であるGreg Roberts氏は、次のように述べています。
「高度な人工知能機能を提供するブランドは、成功につながる良いポジションにいます。しかし、より多くの顧客を引き付けるためには、データの保管方法、使用方法、共有方法について透明性を保つ必要があります。 消費者と合意した信頼基準を確立することは不可欠です。」
(画像引用:https://www.cnet.com/pictures/the-growing-crowd-of-smart-speakers-is-ready-for-your-command/)