「Cerevo」は、スポーツ用品ブランド「XON」と組み、ロードバイクORBITREC(オービトレック)の新機種を3Dプリンター出力で製作し、1,500万円(約14万ドル)で販売すると発表しました。
新しいORBITRECは、世界で10台限定で、完全オーダーメイドであり、採寸・納車時の渡航滞在費も価格内に含まれます。
「XON」は、チタン焼結型3Dプリント技術とカーボンファイバーチューブを組み合わせた構造を開発し、採寸したオーナーの数値に合ったフレームを高精度に製作することに成功しました。このフレームは、本格的なレースでも使える軽量となっています。
そして、ORBITRECのフレームダウンチューブに内蔵したセンサーでは、加速度・角速度・地磁気)と、温度、気圧、照度、GPSなどに加え、走行中の場所や速度など基本的な情報、傾きや衝撃などフレームの状態などの走行中の精密なデータを取得できます。
ORBITREC には、Bluetooth 4.1とANT+を搭載しており、既存のANT+対応センサーのデータを記録しながら、スマホ用アプリ経由で専用サーバと通信することで、データを解析後フィードバックし、より安全で楽しいライディングを実現します。
ORBITRECの駆動時間は15時間で、充電はmicroUSB経由で行なえます。
「Cerevo」は、2019年内の受注開始を予定しており、米国ラスベガスで2019年1月18日から開幕する「CES 2019」に展示します。
(画像引用:https://info-en-blog.cerevo.com/2019/01/07/2284/)