Muiの特徴とは?
開発元であるMui Labの開発者によると、開発のポイントは今日のスマートホームデバイスツールの無機質な見た目を取っ払い、普段の生活になじむデバイスを開発することだったと述べています。
“Mui”は、電子的な無機質さではなく、人々が暮らす上質なインテリアと同じ素材を使用し、リラックスして過ごすことができるように、あらゆる機能調整ができるホームデバイスツールとして開発されました。
日本語の無為という言葉が表す「自然のままで、作為的ではないこと」の意味が、この木目調のディスプレイ”Mui”には込められています。
“Mui”の電源がオフの間は、”Mui”の存在が温かみのあるインテリアとして見え、家になじみ、”Mui”の電源がオンの間でさえ、カジュアルでリラックスした見た目のため、無機質な印象は受けません。そのうえで、ディスプレイにはデジタル表示がされており、スマートホームデバイスツールとして十分に機能します
木目調の見た目もさることながら、サイズも約横67.4センチメートル、縦8.5センチメートルで、重さは約1.2キログラムと、なじみやすくなっています。
Muiの便利な機能をご紹介!
“Mui”の魅力は、温かみのあるインテリアとしての見た目だけではなく、スマートホームデバイスツールとして、作為的でない自然な状態で過ごせる生活を実現するための便利な機能を兼ねそなえています。
Wi-Fi経由のインターネット接続に対応しているため、スマート家電との連携やメールの送受信、温度調整、ライト調整、天気予報の確認や音楽の再生等が可能です。
搭載されているWi-fiとBluetooth機能により、AndroidとRaspberry Pi3のエコシステムを使用しての”Mui”との接続が可能になります。必要に応じて、開発者は “Mui”とさまざまなIoTガジェットやサービスとの連携が可能です。
また、IFTTTに対応しており、Google Home、Amazon Echo、Facebook、Twitter、Uber等、日本でもなじみのある様々なツールおよびサービスと連携可能です。
今後の展開に期待!
“Mui”の販売はクラウドファンディングを活用し、既にアメリカのクラウドファンディングのひとつであるKickstarterで、正式に開始しています。“Mui”のプロジェクトの出資者は499ドルのお得な割引価格にて“Mui”を予約することができます。(イギリスポンドで約385£、オーストラリアドルで約705AU$)
このプロジェクトの開始により、“Mui”は世界中のどこにでも出荷され、早ければ2019年1月に出荷を開始する予定です。
なお、IT、テクノロジー関連のニュースサイトで知られるCNETによるクラウドファンディングのキャンペーンのレポート上では、一般消費者やクリエイターからは、出資に対するリターンの満足度に関しては、必ずしも支持を受けているわけではないとのことです。
そのため、プロジェクトに出資する前に、Kickstarterのクラウドファンディングのポリシーを確認し、出資に伴う出資者への権利を十分に理解したほうが良いと注意書きが記載されています。