「Mozilla」は、IoTギフトのセキュリティを評価する”Privacy Not Included”ガイドの2018年版をリリースしました。
このガイドは、特に子供のためにデザインされた贈り物に関して、各デバイスが安全で信頼できるかどうかを解説しています。
「Mozilla」は、暗号化が不足しており、デフォルトのパスワード「123」の使用をし、プライバシーポリシーの用意のないような”Fredi Baby Monitor”は避けるよう警告しています。
ガイドでは、おもちゃ&ゲーム分野の18の製品のうち、5つのガジェットだけが、「Mozilla」の「最低基準」を満たし、承認のシールを取得しています。
その5つの製品は、任天堂Switch、Microsoft Xbox One、Sony PS4、Amazon FireのKids Edition、Harry Potter Kano Coding Kitです。
14のウェアラブルのうち6つ、Fitbit Charge 3、Versa、Ionic、Athena Safety、Apple Watch 4、Samsung Gear Sportがシールを獲得しました。興味深いことに、Apple AirPodは最低基準を満たしていませんでした。
「スマートホーム」セクションでは、20の製品のうち11製品が「Mozilla」の基準を満たしています。最も興味深いのは、Google Homeであり、多くの人々が、企業の主要収入が個人データに依存していることに起因する、固有の不信を表明しています。「Google」の子会社Nestの製品はテストに合格していません。
Nestの明らかな欠点は、パスワードベースの認証に依存していないことです。 しかし、この製品は、「Google」の” バグ・バウンティ”の一部であり、暗号化を使用し、第三者とデータを共有せず、自動セキュリティアップデートを提供するなど、比較的安全ではあります。
「Mozilla」は、ユーザーを脅かす可能性があるか、暗号化の使用をしているか、データ共有はするか、プライバシーポリシーのサポートは万全かなど、様々な項目に関して各製品をテストしました。
サイト訪問者は、「まったく脅威ではない」から「非常に脅威と感じる」という幅で、製品を評価することができます。
(画像引用:https://www.iottechnews.com/news/2018/nov/15/mozilla-assesses-security-seasons-iot-gifts/)