スマート家電とは?
スマートホーム(スマートハウス)向けにIoT化された家電はスマートホーム(スマートハウス)ガジェットなどと呼ばれることもありますが、一般的には「スマート家電」と呼ばれています。
スマートホーム(スマートハウス)ではスマート家電が個々にネットワークに繋がり、ハブなどの基幹製品を通してスマホやタブレットと連携させることで一括操作や管理が可能になり、普段の暮らしがより便利で快適になるだけでなく、大きな安心をももたらしてくれます。
*電化製品と家電製品の違い
電化製品(電気製品)は「電気が動力となって作動する機械」を指し、その電化製品の中でも特に家庭向けに製造された製品を家電製品と言います。
細かくはエアコン、冷蔵庫、洗濯機などの「白物家電」、テレビやDVDプレイヤー、オーディオなどの「黒物家電」、ドライヤーやアイロンなどの「小型家電」のように分類されますが、ここでは一括りで家電としてご紹介します。
スマート家電の種類や製品、その特徴などをご紹介!
IoT化によってネットワークに繋がり、アプリなどを通して制御できるスマートホーム(スマートハウス)のスマート家電は、カメラ、エアコン、炊飯器、照明器具、プラグ、開閉センサー、人感センサーからHEMSなどに至るまで実に様々な製品が販売されています。
一部ではありますが、人気のスマートホーム(スマートハウス)のスマート家電製品をいくつかご紹介します。
・目覚ましカーテン「mornin’」参考価格3,985円
カーテンに装着してスマホなどに専用アプリをインストールすれば、遠隔操作でカーテンを開閉してくれる製品です。タイマー機能もついていますので、起床時間にカーテンを開けてもらうこともできます。
・Qrio「Smart Lock」参考価格19,440円
ドアの鍵に取り付けるだけで、専用アプリをインストールしたスマホなどから施錠と解錠ができる製品です。LINEやFacebookのメッセージを通して鍵のURLを共有でき、任意の人にだけ教えることも可能です。
・Logbar「Ring ZERO」参考価格69,732円
指輪型になっていて、指にはめてタッチセンサーを押しながらジェスチャーを描くだけでテレビ、エアコン、オーディオ、照明などが制御できます。専用アプリを使ってジェスチャーを思いのままにカスタマイズすることもできます。
・PLANEX「スマカメ」参考価格8,354円
ネットワークカメラの中でも特に人気なのがこのスマカメです。外出先からでもスマホのアプリを使って屋内外の様子をチェックできるほか、マイクやスピーカーが内蔵されているものでは音を聞いたり声を届けたりすることができます。
・Panasonic「人感センサー」参考価格4,320円
人や動物などの動きを赤外線の温度変化で検知してスマホなどに通知したり、屋内外カメラと連動させることで録画も可能なほか、センサーが反応しない時間帯も定期的に通知されますので、離れている家族を見守ったりすることにも一役買ってくれます。
・URANT「Smart Socket」参考価格2,549円
Smart Socketを通して接続した家電などの電源のオン・オフ等の操作を、外出先からでもスマホで行える製品です。エアコン、冷蔵庫、照明、電子レンジなど最大で10台の家電製品を同時に制御することができます。
このように、これまでIoT化されて来なかったジャンルの製品がどんどんIoT化され、「こんなモノまで!?」というような製品もスマート家電として販売されています。
IoTの進化に伴って、スマートホーム(スマートハウス)の家電は今後どんどんラインナップが増えていくことでしょう。
なお、各製品とも使用方法や対応しているデバイス等が異なりますので、詳しくはメーカーのサイトにてご確認ください。
今ある家電製品をスマート化できる製品も