ビジネス分析ソフトウェア企業である「Sisense」は、センサー、携帯電話、ウェアラブル機器をスーパーコンピュータに変えうるとして、特許出願中の「Sisense Hunch Data Cognition Engine」を発表しました。
「Sisense Hunch」は、膨大な量のデータセットを学習し、99%もの正確なクエリに対するマイクロ秒単位の分析応答を生成することができ、大量のデータ分析ができます。
「Sisense」の最高経営責任者であるAmir Orad氏は、次のように述べています。
「「Sisense Hunch」は、エッジIoTデバイスで消化することは不可能なほどのレベルの膨大な量の計算能力と、ストレージを必要とする膨大なデータセットを持っています。「Sisense Hunch」ニューラルネットワークがデータを学習すると、データプライバシーに継続的にアクセスする必要がなくなり、データのプライバシーを完全に維持しながら、コストを最小限に抑えつつ、高速で分析することができます。これは、IoTデバイスをデータコレクタからスマートデータアナライザに変え、「スーパーコンピューティング」が「エッジ」に変わる可能性を作り出しています。」
現在のところ、このソリューションは複数の企業のクライアントでテストされている状況です。
しかし、IoTの分野において、このソリューションが唯一の革新ではありません。
英国に本拠を置く「Crypto Quantique」が発表した製品は、量子エッジを備えたIoTデバイスのためのもので、世界で最も先進的なセキュリティ製品として取り上げられています。
このソリューションの背後にあるテクノロジーには、世界で初めての量子駆動型セキュアチップ(QDSC)が含まれており、これは、暗号化されたAPIと組み合わされると、接続されたデバイスに簡単に実装でき、エンドツーエンドのシームレスなセキュリティが提供されるものです。
今日、市場にあるあらゆる種類のセキュリティデバイスをサポートしています。
(画像引用:https://www.iottechnews.com/news/2018/oct/25/turning-iot-devices-supercomputers-sisense-has-hunch-more-effective-bi/)