「マーシャルアンプ」でおなじみ、世界的ギターアンプメーカーMarshallは8月30日、マルチルームオーディオ対応のギターアンプ型Bluetoothスピーカー「Acton」と「Stanmore」にAmazonのAI音声アシスタントAlexaを搭載した、新作スマートスピーカーを発表しました。
新モデルはコンパクトな「Acton II Voice」、比較的大型の「Stanmore II Voice」の2種類で、デザインに多少のアップデートが入った以外は、基本的に前作と同様です。ただしAlexa搭載に伴い、Alexaを無効にするミュートボタン、LEDインジケーター、音声認識のための遠方対応マイクが追加されています。
さらに、Marshallは、Action II VoiceとStanmore II Voiceの別バージョン、すなわちGoogleアシスタント搭載モデルも発売する模様です。このモデルは2018年後半から2019年前半にかけて発表予定ですが、Alexa搭載モデルとは別のモデルとなるため、購入前にどちらのアシスタント搭載モデルにするか選択する必要があります。
Marshallはスマートスピーカー2モデルと並んで、ポータブルスピーカーの新作「Kilburn II」も併せて発表しました。こちらは残念ながら音声アシスタント未搭載で、純粋なBluetoothスピーカーとなっています。
Stanmore II Voiceは8月30日に399ドルで先行予約受付開始、10月2日に出荷予定です。一方Acton II Voiceは10月2日に299ドルで先行受付開始、11月9日に出荷予定です。
両モデルともまずは米国から発売され、日本国内での発売は残念ながら現状アナウンスされていません。しかしStanmoreやActonが既に国内展開されていることから、今後Stanmore II VoiceやActon II Voiceの発売は大いに考えられます。期待して待ちましょう。
(画像引用:Marshall Headphones)