Johnson Controlsは8月16日、Microsoftの音声アシスタントCortanaを搭載した初のサーモスタット「GLAS」について、GoogleアシスタントおよびAlexa経由の操作が可能になると発表しました。
(Video:YouTube/Microsoft)
GLASは2018年1月のCESで発表され話題となった、半透明のディスプレイが特徴的なスマートサーモスタットです。内蔵マイクとスピーカーが搭載されているため、ユーザーはCortanaを通してGLAS自身の操作や、スマートデバイスの音声操作を行うことができます。
ただし、GLASと直接音声のやり取りができるのはCortanaを通してのみで、AlexaやGoogleアシスタントを使用するには、Amazon EchoやGoogle Homeからスキルを使用して操作する必要があります。
GLASはNestサーモスタットと同様にスマートサーモスタットで、自宅の温度を遠隔制御し、スケジュールや生活パターンを自動的に学習することができます。また、Ecobee 4のように、音声アシスタントを搭載し、スマートスピーカーとして使うことも可能です。
中でも特筆すべきは、室内と屋外両方の空気の質を測定し、それに合わせて室内の環境を微調整する機能でしょう。これは、これまでのサーモスタットには搭載されなかった機能です。
米国のユーザーはGLASを、AmazonおよびJohnson ControlsのWebサイトから319ドルで注文可能で、まずは先行予約分が8月24日より出荷される予定となっています。
(画像:Johnson Controls)