Amazonは2018年初頭よりシアトルの本社近くにおいて、完全キャッシュレスの実店舗「Amazon Go」を運営していますが、秋にも第2号店がオープンするようです。2号店は1号店と同じくシアトルにオープンする予定で、1号店から20分ほど歩いた「Madison Centre」内になる模様です。
また、Amazon Goの新店舗は、シカゴとサンフランシスコにも出展される予定です。具体的な開店スケジュールはまだ明らかになっていませんが、シアトルの2号店に続き、合計4店舗になるようです。
Amazon Goの2号店は、敷地面積278平米で、167平米だった1号店よりもかなり広くなっています。
Amazon Goでは入店時にスマートフォンによる認証が行われ、客は店内の商品を自由に選ぶことができます。購入する商品が決まったら、レジに行く必要はなく、そのまま持って帰ることが可能です。
このシステムは店内に張り巡らされたセンサーやカメラによって実現します。入店時から、AIが客一人一人の行動をトラッキングし、どの商品を手に取ったかなどの行動が記録され、最終的に退店時に持っている商品が購入商品として認識、後日Amazonアカウントを通して請求されます。
このシステムは商品納入管理にも応用されていて、購入されなかった商品でも、関心度が高い商品は設置場所を工夫したりといった使い方もされています。
システムがシステムだけに店舗拡大にも時間がかかりそうなAmazon Goですが、将来の日本進出にも期待せざるを得ません。