オランダのテック系サイトLETSGODIGITALによると、Huaweiは6月28日、Bluetoothイヤフォンを標準搭載したスマートウォッチの特許を取得したようです。 この特許がHuawei Watch 3に関するものなのか、リリース日を含めて多くの詳細はわかりませんが、同社がスマートウォッチの中にワイヤレスイヤフォンを装着するためにさまざまな方法を検討していることは確かです。
この特許には、イヤホンをスマートウォッチ本体に収納できるいくつかの方法が記載されています。スナップで開閉するバネ機構、またはウォッチバンドそのものに磁気で取り付けて保管する方法がその例です。また、特許で触れられている耐水性ワイヤレスイヤフォンは、ノイズキャンセリング機能も備えています。また、スマートウォッチを経由せずにイヤフォン自体から音量を調整する機能も搭載されています。
この特許は6月28日に世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization)によって承認されたもので、発表が噂されるHuawei Watch 3への何らかのヒントとなり得るかもしれません。Huawei Watch 2は2017年に発売されましたが、ソフトウェアの暴走やバッテリー寿命の短さなど、あまり評判は良くありませんでした。
ガジェットに関する特許では往々にしてあることですが、すべての特許が製品に採用され、現実のものとなるわけではありません。現実に採用されたものもあれば、その陰で採用されずにお蔵入りとなった特許も無数に存在します。
Huaweiは5月にゲーミングスマートウォッチの特許も取得しているため、同社はさまざまな可能性を検討しているようです。
(画像引用:https://nl.letsgodigital.org/)