2018年は、ついにGoogleブランドのスマートウォッチが発売される年になるかもしれません。
米国のテクノロジー系記者エヴァン・ブラス氏によると、GoogleはスマートフォンのPixel 3、翻訳イヤホンPixel Budの第二世代、そしてPixelブランドの新しいスマートウォッチなど、新製品の開発にに取り組んでいます。
Pixelブランドのスマートウォッチ開発はGoogleにとって大きな変化です。 これまでGoogleは、LGやFossil Groupなどのサードパーティ企業や、Movadoのような伝統的時計メーカーが開発したWear OSスマートウォッチをリリースしてきましたが、自社ブランドのものはリリースしてきませんでした。
2018年5月、ドイツのテック系サイトWinFuture.deは、Ling、Triton、Sardineという3つのコードネームでPixelブランドのスマートウォッチの開発が行われていると報じました。
3つのコードネームが存在するということは、必ずしも3種類の異なるスマートウォッチがリリースされるということではありません。CNETは、3つのコードネームがそれぞれサイズ違いのスマートウォッチを指しているのではないかと指摘しています。または、Apple Watch Series 3のように、単体での通信機能の有無でコードネームが分けられている可能性も否定できません。
モバイルプロセッサー最大手のQualcommは、2016年以来初めてWear OS用の新しいチップをリリースする予定です。
Qualcommのシニアディレクター、パンカジ・ケディア氏によると、Qualcommは2018秋に新しいプロセッサーを発表する予定で、同プロセッサーは「新作スマートウォッチ」と一緒に発表されるとのことです。この「新作スマートウォッチ」がおそらくGoogleが開発中のPixelブランドのスマートウォッチだろうと予測されています。
新しいプロセッサーはWear OSのバッテリー寿命を大幅に改善する「重要な」アップグレードになる模様です。
Google PixelとGoogle Pixel 2は、2016年と2017年のどちらも10月にそれぞれ発表されました。これは確定的な事項でありませんが、上述のQualcommの件も併せて、この時期にPixelブランドのスマートウォッチが発表される可能性は高そうです。
(画像引用:wearos.google.com)