CNBCの報道によると、Microsoftの時価総額が3年ぶりにGoogleの持ち株会社Alphabetを上回ったようです。Microsoftの時価総額は現在7530億ドルで、対するAlphabetは7390億ドルとされています。
これにより、Microsoftは、ApplとAmazonに次いで時価総額3位の企業に返り咲きました。Microsoftの株価はこの4年間で倍増しています。同社はWindows Phoneの失敗以来、Windowsをすべての事業の中心に置くという方針から離れ、クロスプラットフォームテクノロジー、クラウド、人工知能など、必ずしもWindowsと密接な関連性を持つわけではない領域にも積極的に参画しています。
Microsoftは、Appleの時価総額9230億ドルとAmazonの7820億ドルの時価総額を下回っていますが、収益を生む多様な事業領域を持っています。直近の四半期では、Windows、Surface、ゲーム部門が売上の約35%を占め、クラウドが約30%となっています。
一方、Googleの売り上げは90%が広告収入で、Appleの売り上げは60%がiPhoneによるものとなっています。
一部のアナリストは、同社のクラウド事業が今後数年間で倍増し、時価総額1兆ドルを伺うことになると予想しています。