中国のスマートフォンメーカーVivoは、2018年2月のMobile World Congress(MWC)で世界を驚かせた「真の全画面スマートフォン」APEXの発表会と思われる2018年6月12日のイベントの招待状を発信しています。
APEXはフロントカメラを収納式とすることで、iPhoneXなどで見られる「ノッチ」を排除し、画面比率を極限まで高めたスマートフォンで、ディスプレイの下半分どこでも反応する指紋センサーの搭載でも話題になりました。
VivoはサッカーロシアW杯の広告動画内でAPEXを紹介しており、そこでもフロントカメラの収納機構を垣間見ることができます。
しかし広告では、ベゼルのない大画面とフロントカメラが確認できたのみで、画面内指紋認証には触れられていません。ただVivoからは、すでに画面内指紋認証を搭載した機種がすでに発売されているため、その点は心配しなくてもいいかもしれません。
これまでのところ、画面比率が高いスマートフォンとしてはXiaomiのMi Mix 2などが挙げられますが、フロントカメラの関係でいずれもAPEXよりも低い画面比率となっています。
また、Doogeeはフロントカメラをスライド式に、形式は不明ですがLenovoも完全にベゼルレスのスマートフォンを計画しています。これからはさらにベゼルレス化の流れが進行していくのでしょうか。