Googleが台湾のコンピューターメーカーQuantaと協力してARヘッドセットの開発を進めているようです。WinFutureによると、計画はまだ初期段階とされています。
噂のARヘッドセットはMicrosoftが2016年にリリースしたHoloLensと似た外見をしており、内部にはQualcomm製のチップを内蔵しているとのことです。
開発中のGoogle ARヘッドセットは、スタンドアロン方式で、独立して動作します。カメラとマイクも搭載しており、これらで収集した環境情報をAR投影に利用します。
ヘッドセットは現在「Google A65」というコードネームで呼ばれていて、まだプロトタイプの段階で、発売時期も未定です。
ヘッドセットはHoloLensのように動作するだけでなく、同じチップを使用することになるかもしれません。HoloLensでは2018年中に、電源と視野をアップグレードした新型が発売されると噂されています。
新HoloLensとGoogle A65の両方で使用される見込みのQualcomm製のチップは、低消費電力を特徴としたモバイル用電源ARMアーキテクチャを採用しています。
Googleは2017年にARヘッドセットGoogle Glassを発売しましたが、基本的にカメラでとらえた映像を元に情報を付加するというものでした。Google A65はまた違った趣向で、現実世界にホログラムを重ねて、まるで現実の一部であるかのように表示する方向性となっています。