米Amazonは4月5日、スマートロックを使用して配送物を玄関ドア内に届けるサービス、Amazon Keyを拡大し、新たに5種類のスマートロックで使用できるなったことを発表しました。
この拡大によって、Amazon Key対応機種は3モデルから、8モデルまで拡張されました。すべてKwiksetとYaleのモデルです。今回、Kwiksetは3モデル、Yaleは2モデルが追加されました。
Kwiksetの3モデルは、キーレスモデルObsidian と、鍵穴を備えたタイプのSmartCode 916およびSmartCode 916 Contemporaryとなります。Yaleの2モデルは、鍵穴付きのAssure 216と、キーレスモデルのAssure256です。
全体的に、新しいモデルの追加は機能的にあまり効果がありません。ただし、より多くの選択肢が得られるのは喜ばしいことです。
Amazon Keyは2017年10月に発表され、2018年4月現在、米国内の約40都市で利用可能です。サービス利用には、Amazonに承認されたスマートロックやAmazon Cloud Camの購入が必要です。
そのため、家に入る配達人が窃盗行為等をしないか確認することができます。サービス発表時にはプライバシーに関する批判が大きく伴いましたが、これらの対策のためか、今のところ大きな問題は発生していません。
今後、より多くの人々がスマートロックを入手し、Amazonが対応プラットフォームを増やすにつれ、よりサービスが洗練されていくことでしょう。
さらに、同社は近頃BlinkやRingといった玄関を中心に扱うスマートホーム企業を買収しており、Amazonによる自社製スマートロックが登場することも期待されています。