中国の総合家電メーカーXiaomiは4月2日、同社製スマートフォン用に特別に作られた音声アシスタントであるXiao AIを紹介する英語字幕付きの動画をYouTubeにアップロードしました。
動画を一目見てみるとわかるように、Xiao AIはSiriやGoogleアシスタントと非常によく似たデザインとなっていますが、WeChatとの連携など、中国市場に合わせた作りとなっています。
Xiaomiの広報担当者によると、Xiao AIは同社が3月27日に発表した最新フラグシップスマートフォンMi Mix 2Sに標準搭載されています。また、MIUI中国語最新版にアップデートすることで、他のXiaomiスマートフォンでも使用できるようになるとのことです。
今のところXiao AIは中国限定で、Xiaomiが強く意識しているインドなど海外での展開はありません。
Xiaomiは最近、Microsoftとのパートナーシップを発表しましたが、Cortanaの音声アシスタントノウハウはXiao AIには活かされていないようです。両社の協力はMi AI SpeakerにCortanaを搭載する計画に主導されていて、スマートフォンは含まれていないとのことです。
現在、Googleアシスタントは中国国内において未対応で、今回のXiao AIはその代替案として採用されたものと見られています。しかし、これを機にXiaomiが独自音声アシスタントを各言語で展開していく可能性も否定できません。
Meet Xiao Ai! | Xiaomi's Very Own Digital Assistant | 120
https://www.youtube.com/watch?v=6iiiYI08dX4