米Amazonは4月2日、AI音声アシスタントAlexaを通して寄付が可能になる新機能Alexa Donationsを発表しました。
この機能により、たとえば「Alexa、ユニセフに10ドル寄付して」と指示すると、ユニセフに10ドルが寄付されます。
また、ただ単に「Alexa、寄付をして」と指示すると、Alexaが寄付団体と金額を確認します。その後、Amazonアカウントの支払い情報を使用して寄付が行われます。
現在、ユーザーは48のチャリティ団体と非営利団体を選択可能です。これにはアメリカ赤十字社やアメリカ癌協会、Torプロジェクト、ウィキメディア財団、ProPublicaなど、一般的に広く知られている団体が含まれています。
Amazonはプレスリリースで「これはほんの始まりに過ぎない。このリストには今後も多くの団体が追加されるだろう」と言及しています。同社によると、Alexa Donationsの立ち上げ以前に、100万人以上のユーザーがAmazon Pay経由で寄付を行ってきたとのことです。また、Amazonは以前、チャリティ団体Give Back Boxとコラボレーションし、Amazonの段ボール箱を再利用して寄付を行うサービスを行っていました。