電子機器やインターネットへの接続技術は、日々進歩しています。
そのため、パソコンやスマホだけでなく、家電をインターネットに接続して使う人が増えてきました。
この記事では、生活の質を底上げするハイテクなものから、賃貸住宅でも使える手軽なものまで幅広い家電をご紹介します。
最後まで読んで、自分の生活に合った家電を探してみましょう。
IoT家電とは
IoTとは、Internet of things(モノのインターネット)の略。
なかでもIoT家電とは、インターネットに接続した家電です。
外出先からの遠隔操作や、アラーム機能を使えば、生活が便利になります。
他にもさまざまなメリットがあるため、この記ことで詳しく解説します。
IoT家電を接続する仕組み
IoT家電の大きな特徴は、無線通信で情報をやり取りできることです。
無線でスマホやスマートスピーカーと通信し、動作の指令を受け取ります。
そして、無線でルーターと通信し、インターネットに接続します。
そのため、IoT家電には動作にWiFi環境の必要なものが多く存在します。
購入する時、自宅にある設備で動かせるか、よく調べて検討してから購入しましょう。
スマートスピーカーの種類
Google Nest
・価格帯 6,000~30,000円
・搭載AI Googleスピーカー
・呼びかけ「OK Google」
・音楽サービス YouTube Music, LINE MUSIC, AppleMusic, Spotify
・特徴
検索に強く、声の識別に長けているため、家族での利用に最適です。
GoogleカレンダーやGoogleマップとスムーズに連携します。Googleアカウントを持っていて上記のサービスをよく利用する人や、アンドロイドのスマホを普段から使っている人におすすめです。
Home Pod
・価格帯 10,000~50,000円
・運用 Apple社
・搭載AI Siri
・呼びかけ 「Hey Siri」
・音楽サービス Apple Music
・特徴
iPhoneやiPad、Apple Watchと連携・遠隔操作が可能で、スマートスピーカーに呼びかければ、なくしたスマホを見つけることもできます。
洗練されたデザインと高い音質を持ち、直観的に操作できるため、機械が苦手な人でも使いやすいスピーカーです。
Appleの製品をよく使う、iPhoneユーザーにおすすめです。
Amazon Echo
・価格帯 6,000~30,000円
・搭載AI Alexa
・呼びかけ 「アレクサ」
・音楽サービス Amazon Music, Apple Music, Spotify
・特徴
アマゾンが提供するため、ショッピングに高い親和性があります。例えば、購入した商品の配送状況を教えてくれます。他にも、Amazon Prime VideoやKindleのコンテンツが利用できます。
AmazonPrimeを契約していて、Amazonのサービスをよく利用する人におすすめです。
LINE CROVA Desk
・価格帯 2,000円~
・搭載AI Clova
・呼びかけ 「Clova」
・音楽サービス LINE MUSIC
・特徴
LINEが提供するため、メッセージの送受信や通話での利用に長けています。
これらは音声のみで操作できるため、家事や育児で手が離せなくてもストレスなく使うことができます。
スピーカーが小型で可愛く、価格もお手頃。
童話や昔話の読み聞かせもあり、小さいお子様のいる家庭におすすめです。
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生活の質が上がる!おすすめIoT家電
IoT家電を使うメリットは、ちょっとした不便が解消されることにあります。
特に大きなメリットは、自宅にいなくても外出先から家電を操作できることでしょう。
例えば、IoT機能を搭載した洗濯機が挙げられます。帰宅と同時に洗濯が終わるようにセットすれば、帰宅後の時間を効率よく使うことができるでしょう。
本項目では、様々な家電の特徴を踏まえ、どのような場面で便利なのかを解説します。
洗濯機
価格帯 100,000~300,000円
高い洗浄力と乾燥機能を持つドラム式が最も人気です。
前述のとおり、外出先から洗濯機を操作することや、生活リズムに合わせてタイマーをセットできる機能があります。そのため、洗濯終わりを待つ無駄な時間もなくなります。
疲れていてすぐにでも寝たいのに、洗濯が終わらなくて寝られない……という事態も減らせるのではないでしょうか。
他には
・洗剤や柔軟剤の残量をスマホで確認できる。
・天気予報や花粉情報を通知し、乾燥や部屋干しをサポート。
・好みの洗い方を学習する。
・衣類ごとに洗い方を提案。
といった特徴を持つ機種もあります。
人気の機種は200,000円前後が相場です。洗濯機にしては手が届きにくい印象を受けるかもしれません。
しかし、乾燥機能がないものであれば100,000円前後でも販売されています。
マイホームを購入した方や、洗濯機の買い替えを考えている方は、検討してみてはいかがでしょうか。
冷蔵庫
価格帯 80,000~300,000円
IoT化された冷蔵庫の特徴は、冷蔵庫内の在庫をわかりやすく管理できることです。
買い出しの最中でも、スマホで冷蔵庫の中身が確認できるサービスを各社提供しています。
特に、シャープ製品は情報の豊富なクラウドサービスと接続し、非常に人気です。
レシピも豊富な上、近所の特売情報と連動して買い出しもアシストしてくれます。
ロボット掃除機
価格帯 16,000円~
「ペットのようで可愛い」「目を離したら脱走した」でおなじみのロボット掃除機。
自動で部屋を掃除してくれるため、掃除機がけ・雑巾がけの手間を減らすことができます。
アイロボットのルンバが有名ですが、今では国内外問わず様々なメーカーがロボット掃除機を販売しており、内容も多岐にわたります。
価格の幅が広い分、性能にもかなり幅があります。自宅の環境と照らし合わせて、必要最低限の機能を持つものを選ぶようにしましょう。
エアコン
価格帯 40,000円~
IoTエアコンの魅力は、外出先からでも部屋の温度を確認し、スイッチをONにできることです。
例えば夏場。夕方に汗をかきながら帰宅し、すぐにも涼みたいのに、部屋の中がサウナのように熱をもっていて中々涼しくならない……という経験はないでしょうか。
IoTエアコンを設置すれば、職場を出ると同時に室温を確認し、あらかじめスイッチを入れておくことができます。
40,000円前後のものが最安値でかつ最も人気があります。買い替えの際に、IoT機能のあるエアコンを選んでみてはいかがでしょうか。
照明
価格帯 2,000円~
電球にIoT機能が搭載されたものはお求めやすい価格です。従来の電球と交換してソケットにはめるだけで簡単に設置することができます。
電源のON・OFFをタイマーでセットすれば、電気を消し忘れる心配がありません。
また、読書や勉強に向いた青めの光から、リラックスに向いた赤みがかった光まで、柔軟に調光できることが魅力です。
さらに、照明の設置口であるひっかけシーリングは、電気の供給口でありながら、他の機能を搭載できるほどの十分な耐荷重があります。ゆえに、スピーカー機能や、プロジェクター機能を持つ照明も販売されています。
新しい家電の選択肢として、IoT照明を検討してはいかがでしょうか。
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テレビ
価格帯 20,000円~
最もIoTと親和性の高い家電が、テレビでしょう。
現在販売されているテレビの多くはYouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoが視聴できます。
地上波だけでなく、動画配信サービスを大きなテレビ画面で楽しみましょう。
また、ネットワーク再生機能を使い、リビングで録画した番組を寝室のテレビで楽しむなどの使い方もあります。
導入の簡単なお手頃IoT家電
ここまでは、比較的高額かつ大型なIoT家電をご紹介してきました。
どれも生活がガラッと変わるような便利なものばかりでしたが、いざ購入となれば、少々勇気が要るでしょう。
ここからは、今ある自宅の環境を上手く使い、手軽に購入できるものをご紹介します。
スマートロック
価格帯 20,000円~
スマホなどで開錠・施錠ができる鍵をスマートロックと言います。
スマホを持ったまま自宅を離れると、自動で鍵を閉める機能があります。鍵穴に鍵を入れる必要はありません。
外出先からでも施錠されているかが確認できるため「ちゃんと鍵かけたかな」という不安もなくなります。
賃貸でも取り付けられるものが販売されているため、かなり生活に取り入れやすいIoT家電です。
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スマートカーテン
価格帯 8,000円前後
タイマーを設定し、カーテンを時間にあわせて自動で開閉してくれるアイテムです。
起床時にタイマーを設定すれば、自然の光で快適に起きることができます。
カーテンレールに取り付けるため、設置場所を考える手間がありませんし、壁などを傷つけることもありません。
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スマートリモコン
価格帯 4,000円前後~
IoTに非対応の家電を、スマホで操作するための装置です。
家電に付帯するリモコンの通信内容を記憶し、赤外線で家電を操作します。
テレビやエアコン、ルームライトなど、リモコンで操作するものであれば何でもスマホから操作できます。
既存の家電を買い替えずにスマホから操作ができるようになるため、自宅全体をIoT化したい方におすすめです。
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まとめ
生活を取り巻くインターネット環境は、日々大きく進化しています。
人によって生活環境は様々ですが「これがあると助かるかも」と思うものもきっとあったはずです。
「ここにこれがあったら便利なのになあ」と思うポイントは、家の形や家族構成、生活リズムによって様々です。
自分の生活に合った、コストパフォーマンスの高い家電を取り入れてみてはいかがでしょうか。