2019年5月14日提供開始!アレクサを活用した防犯システムAlexa Guardとは
Alexa Guardとは2019年5月14日からアメリカで提供開始されている防犯システムです。無料で使えるAlexa Guardに追加される形で、有料プランの「Alexa Guard Plus」も提供されています。
米国では日本よりもスマートスピーカーを使う家庭が多いです。広く普及しているEchoシリーズを通じて防犯サービスを提供することで、手軽に防犯ができる体制を家庭内で構築できるようになっているのがメリットになっています。
またEchoシリーズとスマート家電を連携させていれば、スマート家電をEchoが自動で操作しながら防犯につながる行動を取ってくれるのもメリットです。Alexa Guardは我が家の門番として365日24時間働いてくれます。
緊急時に犬の鳴き声を鳴らす機能も!アレクサを防犯に活かしたAlexa Guardの特徴
画像引用元:https://www.amazon.com/b?ie=UTF8&node=18021383011
Alexa Guardは次のような特徴で、アレクサを上手く防犯に活かしています。
行ってきますと伝えるだけでシステムが起動する
Alexa Guardの使い方は簡単で、Echoに対して「Alexa、I’m leaving(行ってきます)」としゃべりかけるだけです。外出の準備をしながら手軽に命令ができるようになっています。
異常を感知するとスマホに通知してくれる
Alexa Guard起動中は、
・ガラスの割れる音
・煙警報機の警告音
・一酸化炭素警報機の警報音
などにEchoが反応するようになっています。
マイクで異常を感知した際は、利用者のスマホに自動で通知が発信されるようになっているのがメリットです。いち早く異変に気付いて対処ができるようになっています。
スマートライトと連動して人がいるように見せかける
Alexa GuardはEcho対応のスマートライトと連動が可能です。不定期に明かりのONやOFFを行い、侵入しようとしている人間に対して人がいるように見せかけることができるようになっています。
カーテンなどで侵入者の視線をごまかせれば、自動でライトがON、OFFになっている状況を感知されにくそうです。
セキュリティシステムと連携して事業者へ通報してくれる
Alexa Guardでは異常が発生した場合、RingやADTといったセキュリティシステムが自宅へ導入されていればサービスへ異常を通報して来てくれるように促すことも可能になっています。トラブルに対する初動が遅れずに済むので被害を最小限に防げます。
警察・消防などに素早く手配を頼める(Guard Plusのみ)
Alexa Guard Plusに加入していると、「Alexa, call for help (助けを呼んで)」と言うだけで係員にいつでも連絡できます。状況によっては警察・消防などをすぐ手配できる緊急ヘルプ機能を利用可能です。
犬の吠え声やサイレン音で侵入者を脅す(Guard Plusのみ)
Alexa Guard Plusでは侵入者に対する防御も強くなります。
たとえば屋外カメラに不審者が映った場合、犬の吠え声をEchoから再生して脅す機能が追加されます。また室内へ侵入者が入ったと感知したときに、サイレン音を鳴らす機能も搭載されているのもポイントです。
万が一侵入が成功しても、大きな被害に遭ってしまう危険性を減らせます。
Alexa Guardは日本で未提供!アレクサを使って防犯する際はスキルなどを活用しよう
Alexa Guardは現在日本で提供される予定はありません。将来的には提供されるかもしれませんが、他にもアレクサを防犯に使う方法は存在します。
たとえば現在、Echoに追加できる機能(スキル)として「防犯サポーター」が提供されています。
・赤ちゃんの泣き声
・いびき
・キッチン
・番犬
といった音をアレクサから出して、侵入者を驚かすことができるようになっているのが特徴です。
犯罪抑止効果に使えるスキルであり、警報ブザーといったより本格的な防犯設備と併用することで効果が上がります。
また防犯サポーターを使わなくても、環境音などを再生できるスキルを追加すれば犯罪抑止効果が期待できるでしょう。
他にもスマートカーテンを導入して、自動で開け閉めを行うことで人がいるように見せかけるといった方法も考えられます。
自分なりのEchoなどを使った防犯対策を行い、被害に遭わないようにしておきましょう。